Move On Up : A Modernist Compendium / Varous Artists (2012)
昨日から続きで、こちらはMOJO誌の2012年9月号の付録。題名からもちろんカーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)を、そしてジャケからはジャム(The Jam)を連想させるこのコンピは「Mod」をテーマにして「モダニスト概論」と副題が付いている。こういうのを編集させたらイギリス誌に勝るものはありません。レコード会社が出している企画物よりずっといい。
60'sビート・バンド、ポップ、スカ、レゲエ、ニュー・ソウル、パブ・ロック、ニュー・ウェーヴ、2トーン・スカなど「モッズ」をキーワードにまんべんなく選曲されています。曲も有名なものからそうでないものまでバラエティに富んでいて飽きない。いつも思うのだがパテント(著作権)との関係から色々と面倒くさそうなのに、毎号こういう付録CDが出せるのはなぜなんだろう。ひょっとして、広告として扱われていてそのあたりの費用が安いのだろうか?
このMOJO誌も、UNCUT誌もよくポール・ウェラー(Paul Weller)を表紙やジャケに使ったり、選曲したりします。センスの良いアーティストとして確固たる地位を確立しているという感じ。確かに彼が絡んだ企画の編集盤はセンスいいものが多い。ただ個人的にジャムや編集盤を除いてポール・ウェラーのソロってほとんど聴いてきていない。いつも評判はいいんだけれど食指が動かないのはなぜ?ちょっとキマリ過ぎているんだよなぁ。カッコ良くて、センス良くて、リスペクトされてて…。一度くらい買ってみるか…。
01 The Jam ? Just Who Is The Five O’Clock Hero
02 The Yardbirds ? You’re A Better Man Than I
03 Lee Dorsey ? Ride Your Pony
04 Laurel Aitken ? Bad Minded Woman
05 The Beat ? Twist And Crawl
06 Prince Fatty & Hollie Cook ? And The Beat Goes On (dub)
07 Andy Lewis featuring Keni Burke ? (Love Is) Alive In My Heart
08 Curtis Mayfield ? Move On Up
09 Aaron Neville ? Hercules
10 Terry Callier and Paul Weller ? Brother To Brother
11 The Moons ? Jennifer (Sits Alone)
12 Dexys ? Nowhere Is Home
13 Bruce Foxton ? Number Six
14 Wilko Johnson ? Down By The Waterside
15 The Jam ? The Great Depression (live)
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