The Very Best of Jethro Tull / Jethro Tull (2001)
片足を挙げ、フルートを吹くイアン・アンダーソン(Ian Anderson)率いるジェスロ・タル(Jethro Tull)。最初に聴いたのは1968年からずっとお倉入りで、1996年に突如オフィシャル発売となった「ローリング・ストーンズ・ロックンロール・サーカス(The Rolling Stones Rock'n Roll Circus)」。それまでは全く聴いた事が無かった。ジャンルとしては「プログレ」とされている事が多かったし、「フルート」って…ねぇ? しかしそこで見たジェスロ・タルは異形ではあったが、なかなかかっこ良かった。ちなみにその時ギターはトニー・アイオミ(Tony Iommi)。一時的にメンバーだったのかな。
残念ながらその後オリジナル・アルバムまでは手が出なかったが、現在も根強い人気を誇っていて、近々来日するということもあってベスト盤を買ってみた。
上記にも収録されていた18を含む20曲。一応本人選曲らしい。音楽性からいってもベスト盤にそぐわないアーティストだとは思う。けれど自分はもともとプログレが苦手なこともあってこのベスト盤のようなつまみ食いが丁度いいのかも。個人的にはフルートの音色とブルース音楽が融合したような初期なら楽しんで聴ける。
何度もチャレンジしてはいるが「プログレ」にカテゴライズされる音楽が苦手。ピンク・フロイド(Pink Floyd)はアルバムも結構持っているし、イエス(Yes)もあるし、…あと何だ? でも心から好きになれて愛聴したアルバムは無いんだよなぁ。同じプログレに入れられる事もあるドイツのカン(Can)とかだと大丈夫なのに。
オークションにて購入(¥489)