ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Best Glam Rock Album In The World... Ever ! / Various Artists

2024年09月13日 | クラシック・ロック

The Best Glam Rock Album In The World... Ever! / Various Artists (1998)

「The Best ○○○ Album In The World...Ever!」という英EMI/Virginが出しているコンピレーションのシリーズ。コンピ盤好きな自分はこのシリーズも好きで30タイトルほど所有している。今回購入したのは1998年に発表された「The Best Glam Rock Album In The World... Ever ! 」というグラム・ロックに焦点を当てたCD2枚組。収録アーティストと曲は以下の通り。

Disc 1

1-01 Queen - Killer Queen
1-02 The Sweet - Blockbuster
1-03 Mott The Hoople - All The Young Dudes
1-04 David Bowie - John, I'm Only Dancing
1-05 Roxy Music - Virginia Plain
1-06 Iggy Pop - The Passenger
1-07 Faces - Stay With Me
1-08 T. Rex - Children Of The Revolution
1-09 Alice Cooper - Elected
1-10 Slade - Mama Weer All Crazee Now
1-11 Sparks - This Town Ain't Big Enough For The Both Of Us
1-12 Bryan Ferry - Let's Stick Together
1-13 Golden Earring - Radar Love
1-14 Lulu - The Man Who Sold The World
1-15 Steve Harley & Cockney Rebel - Judy Teen
1-16 Lou Reed - Perfect Day
1-17 Electric Light Orchestra - 10538 Overture
1-18 Roy Wood & Wizzard - Ball Park Incident
1-19 David Essex - Rock On
1-20 Steve Harley & Cockney Rebel - Sebastian

Disc 2

2-01 Roy Wood & Wizzard - See My Baby Jive
2-02 Mott The Hoople - All The Way From Memphis
2-03 T. Rex - 20th Century Boy
2-04 The Sweet - The Ballroom Blitz
2-05 Mud - Tiger Feet
2-06 Suzi Quatro - Devilgate Drive
2-07 Geordie - All Because Of You
2-08 Slade - Gudbuy T'Jane
2-09 New York Dolls - Personality Crisis
2-10 Roxy Music - Do The Strand
2-11 Ian Hunter & Mick Ronson - Once Bitten Twice Shy
2-12 Chris Spedding - Motor Bikin'
2-13 Brian Eno - Seven Deadly Finns
2-14 The Runaways - Cherry Bomb
2-15 T. Rex - Solid Gold Easy Action
2-16 Blackfoot Sue - Standing In The Road
2-17 Mud - Dyna-Mite
2-18 The Glitter Band - Angel Face
2-19 Cozy Powell - Dance With The Devil
2-20 Hello - New York Groove
2-21 Arrows - I Love Rock And Roll
2-22 Suzi Quatro - Can The Can

いきなりクイーンで始まるのが意外だが、本場ではそういう捉え方もされていたんだろう。確かに当時の派手な化粧を施して煌びやかな衣装をまとった容姿は間違いなくグラム・ロックの要件のひとつ。イギーの1-06だけは発表年代も曲も座り心地が悪い感じがするが、日本ではあまり取り上げられないロイ・ウッド&ウィザードや、スティーヴ・ハーレイ&コックニー・レヴェルなどがしっかりフィーチャーされていて聴き応えがある。グラム・ロックの”ロックンロール・リヴァイヴァル”という重要な側面もしっかり感じ取ることが出来てなかなかの好編集。楽しめた。

ネット・オークションにて購入(¥680)

  • Label ‏ : ‎ EMI Import
  • ASIN ‏ : ‎ B00000FYGO
  • Disc ‏ : ‎ 2
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ヤマキ農園 @岐阜県美濃加茂市 (3)

2024年09月13日 | 岐阜県(中濃)

ある日、妻が「もうそろそろ幸水終わっちゃうねー。」とひと言。そうか、まだ今年は梨を食べていなかったな。ハイ、買ってきます(笑)。向かったのは毎年恒例みたくなっている美濃加茂市の山之上にある「ヤマキ農園」(訪問8月半ば)。一帯が果樹園なので他に直売所は沢山あるし、何だか行列の出来ている店もあるし、同じ地域なのでどこでも美味しいのだろうが、なぜかつい毎年同じ店に向かってしまう。店に着くと既に何台も車が停まっていた。隣のカフェ目当ての客も多い様子。自分は売場の方に直行し、籠に盛られたひと山5個の「幸水」を選んで勘定してもらった。

2つは老母に渡し、家に帰って妻と一緒にいただく。妻は常温が好きなので、自分だけ冷蔵庫で少し冷やした。今年は雨が少ないのでさぞかし甘くなっているのかなと思ったが、さほどでもなく。いやどちらかと言うといつもより甘味が少なめな気がしなくもない(充分な甘さだが)。こればっかりは個体差もあるだろうし、時期もあるだろうし。シャクシャクとした食感と冷たい果汁が気持ちいい。すぐに「二十世紀」に変わるだろうが、なぜか妻も自分もあまり「二十世紀」は食べないんだよな。店のパンフによるとこれから「愛甘水」~「幸水」~「豊水」~「南水」~「二十世紀」~「新高」~「愛宕」と品種が変わっていくのだそう。そんなに色々あるんだねェ。(ちなみにこの後、進物でこちらの「豊水」をいただいた)(勘定は¥900)

以前の記事はこちら (1)(2

 

ヤマキ農園

岐阜県美濃加茂市山之上町1004-16

 

( 美濃加茂 みのかも 山の上 山ノ上 やまのうえ 農園 果樹園 ヤマキマルシェ 農園カフェ 梨 なし 看板猫 こうすい ほうすい にじゅっせいき )

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三角庵 @愛知県常滑市

2024年09月12日 | 愛知県(三河・老舗)

愛知県知多市と常滑市を散策。家まで少しかかるので帰路に就く前に少しお腹に入れていこうと立ち寄ったのは常滑市保示(ほうじ)町にある麺類食堂「三角庵」。創業は昭和2年(1927)で現在3代目だとか。元々は「朝日屋」という屋号だったのが道路が敷設された時に土地を削られて三角形になったから屋号を変えたのだとか(笑)。店内は土間のテーブル席が6つに小上がり席が2つ。通し営業で、もう3時になろうという時間なのにほぼ満席の盛況ぶり。人気あるなァ。こちらの名物は「黄金餅(おかねもち)」という餅や海老天の入った豪華なみそ煮込みうどん。でも暑い中の散策でとてもそんな気分にはなれず「愛あいざる」というちょっと注文するのに気恥ずかしい(苦笑)名前の”あいもり”をお願いした。

客席を見回すと意外と若い客が多いなァと思っていたが、配膳される品を見てびっくり。「かつ丼」なんかはどでかい丼のものが運ばれていく。そういうの目当てか。品書きをしっかり見返すと「かつ丼」(かつ12切れ)とか”メガ”なんていう危険な文字が…。ちょっと心配になってきた。

しばらくして運ばれた「愛あいざる」はその可愛らしい名前と相反して、思った通りかなりの盛り。うどんはやや少なめだが、そばの方は1.5から2人前くらいあって刻み海苔が振られている。軽くお腹に入れようと思っていたが必死になることに(苦笑)。徳利に入ったつゆを猪口に注ぎ、手繰っていく。麺はどちらも軟らかい茹で加減と口当たり。別皿の刻みネギやわさびを使ったりして啜っていく。休んではいけない(笑)。冷たくて喉越しがいいこともあって無事完食。こちら「黄金餅」以外にも「百歳鍋」「アカモクうどん」「るんるんラーメン」「雪味ラーメン」など、どんな品か分からない気になるものが沢山。是非また寄りたいナ。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ 海が近い町独特の雰囲気のある常滑街道沿いの水路。付近は古い屋敷も沢山残っている。この街道沿いをゆっくり散策してみたら色々発見があるかも。

↓ 常滑街道から少し入った路地の奥に昭和な雰囲気のある建物を見付けた(建築詳細不明)。「常滑市役所」「とこなめ中央商店街事務所」と看板がかかっていて、東から西へ通り抜けられるようになっている。以前庁舎として使われていた建物だろうか(→旧旧庁舎だとのこと)。

 

 

↓ 交通量の多い栄町の幹線道路沿いに現れたビビッドな色遣いの「瀧田醫院」(建築詳細不明)。事前に知らなかったので通り過ぎて思わず引き返した(笑)。板張りの壁に風格ある看板。現役の建物なのが素晴らしいが、ずっと昔からこの色だったのだろうか。

 

 


 

 

うどん 三角庵

愛知県常滑市保示町1-5

 

( 常滑 とこなめ さんかくあん 饂飩 蕎麦 麺類食堂 大衆食堂 デカ盛 大盛 メガかつ丼 ざるうどん ざるそば 黄金鍋 こがねなべ 近代建築 旧街道 )

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サンペイ @名古屋市北区・志賀公園

2024年09月11日 | 名古屋(東区・北区)

暑い暑い。天気予報を見るといつも沖縄より暑い東海地方(苦笑)。駐車していると車内やハンドルはすぐに”チンチン”(酷く熱いさま)だし、降りたら降りたで汗だくになって溶けそう…。どこかで涼を、と向かったのは志賀公園近くの喫茶店「サンペイ」(表記はさんぺい、SANPEI、SANPAY等様々)(訪問7月末)。時々あられを買いに立ち寄る「白木」のすぐ隣。”焼肉”なんていう看板もあったので前はやっていらっしゃったろうか。道を挟んだ向かいの駐車場に車を停めて店へ。店内は広いフロアーにテーブル席が沢山。懐かしいゲーム卓も見える。主人と給仕の女性が2人。お願いしたのは「ブレンドコーヒー」のアイスと、ドリンク注文時のみ注文出来るというサービス品の「バーグドック」。

主人が脚の付いたグラスでアイス・コーヒーを持って来てくれ、トレイの上にいくつものった菓子を選ばせてくれる。突然で迷ったがポッキーの小袋を選んだ。凄いサービスだなァ。アイス・コーヒーのシロップとクリームは別。入れずにそのまま啜った。後から運ばれて来た「バーグドック」はホットドッグで使うバンズに薄くスライスしたハンバーグを挟み、ケチャップをかけたもの。小腹を満たすにはちょうどいい大きさ。冷房の効いた店内でゆっくりと(といっても15分だけれど)涼ませてもらった。次は食事で寄って「さんぺい焼肉定食」か「手作りカレー」をいただこうっと。(勘定は¥600)

 

コーヒー サンペイ

愛知県名古屋市北区元志賀町1-62

 

( 名古屋 なごや さんぺい Sanpey Sanpei 焼肉さんぺい 喫茶 珈琲 ランチ 洋食 アイスコーヒー )

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パイチャオズ @岐阜県岐阜市

2024年09月10日 | 岐阜県(岐阜)

今年の2月にオープンしたばかりの岐阜市の餃子屋「パイチャオズ」。店は交通量の多い国道21号線を少し北に入った所。こちら「ホワイト餃子岐阜店」の元オーナーが店長をしていて、スタッフも皆そちらで長年働いていた方ばかりだそう。それじゃあちらは?というと…、ホワイト餃子から技術を認められ暖簾分けをされたのは元オーナーなので、現オーナーは”ホワイト餃子”を名乗ることが出来なくなり、チェーンを離脱して「街の餃子屋」と名前を変えて営業しているとのこと。そちらのインスタを見ると、どうも裁判沙汰にもなっているようで…。何でこの店名なのかなと思ったが、”パイ”=白、”チャオズ”=餃子、ということなのだろう(未確認)。

まだピカピカの店内はL字のカウンター席とテーブル席。券売機はあるけれど未作動。壁には”ホワイト餃子岐阜店を叔父の代から五十年守ってきた”旨の記述も…。お願いしたのは「焼き餃子ランチ」。「水餃子」も食べたかったのでランチのご飯を半分にしてもらい、単品で「水餃子」もお願いした。お顔は覚えていないが主人らしき高齢の男性が調理を始めた。餃子を並べてから湯を入れ、それからコンロに点火。蒸し上がった後は水を切り、油を大量投入して揚げ、油を切って皿へというホワギョウそのままの調理法。

「焼き餃子ランチ」が運ばれた。ランチには玉子を溶いたスープ、小鉢の切干し大根、ゴマドレのミニサラダ、たくあん、ご飯、そして杏仁豆腐が付く。飯茶碗が深くてまだ量が多いのでもっと少なくお願いしたが、女将さんは笑顔で「残して。」と。しっかり焼き色(揚げ色?)が付いた餃子はやや小振りに見える。酸味の無いタレを付けていただく。やっぱりホワイト餃子は焼いてもらうに限る。持ち帰りを家で調理したことも何度もあるが、あれやると油の後処理で大変なことになるしね。「水餃子」は別に用意されたポン酢でいただく。こちらは皮が平たく閉じてあり、いんげんと一緒に湯に浸かっている。もちもちとした皮の食感がいい感じ。中の餡は焼きと同じかも。結局ご飯も残さず平らげ(←やっぱり)お腹はいっぱいに。(勘定は¥1,350)

以前の「ホワイト餃子岐阜店」の記事はこちら (1)(2

 

高級 岐阜餃子 パイ チャオズ

岐阜県岐阜市茜部本郷3-134

 

( 岐阜 ぎふ あかなべ 餃子 ぎょうざ ギョウザ ギョーザ ホワイトぎょうざ ホワイトギョウザ ランチ 定食 焼餃子 すいぎょうざ まちのぎょうざや )

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長崎堂 小牧工場店 @愛知県小牧市

2024年09月09日 | 愛知県(尾張)

愛知県小牧市周辺をあても無くウロウロしていた時、ふと見付けた「長崎堂・小牧工場」。もちろんこの地方で「長崎堂」といえばカステラで有名な会社。小さい頃には頻繁にテレビCMもやっていて慣れ親しんだ名前。創業は大正8年(1919)で、販売店は名古屋市内やデパート等だが、本社もこちら小牧のようだ。直売所が見えたので引き返し、中に入ってみた。店内では白衣を着た女性店員が1人。箱入りの商品ももちろん売っているが、工場ならではの”切出し”という半端ものがあったのでいくつか購入することに。購入したのは「切出しカステーラ」2つと、こちらの看板商品のひとつ「十二単(じゅうにひとえ)」を3つ。

母にひとつづつ渡してから家に持ち帰り、いつものように妻と分けっこといきたいところだったが、生憎妻は訳あって甘いものを控えているとのことなので職場に持っていっておやつとしていただく。「切出しカステーラ」は4切れ。薄紙を剥がしていただく。恵那市の「松浦軒」などもそうだが、歴史ある会社のカステラは現在市販のふわふわの生地のものと比べて、押し並べてしっかりとした生地のものが多い。こちらも例に違わずしっかりとしたボディ。底のジャリッとした砂糖の塊の部分もちゃんとあって包み以外は遜色なし。旨い。「十二単」もカステラなのだが、こちらは小豆が入っていて淡い紫色。間に薄く餡も挟んである。強い味わいではないのでお茶でもコーヒーでも紅茶でも合う味。亡くなった父はカステラが好物だったが、必ず冷たい牛乳と一緒に食べていた。それを孫にも勧めるので牛乳嫌いの自分の息子は全く口を付けなかったっけ(苦笑)。(勘定は¥900程)

 

長崎堂 小牧工場店

愛知県小牧市大字西之島字丁田1915-1

 

( 小牧 こまき ながさきどう カステーラ 工場直売店 工場売店 和菓子 洋菓子 松浦軒本舗 松浦軒本店 )

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Free / Iggy Pop

2024年09月09日 | オルタナティヴ・ロック

Free / Iggy Pop (2019)

イギー・ポップ(Iggy Po@)が2019年に発表した18枚目のソロ・アルバム「Free」。”The Godfather of Punk”という称号を持つイギーも何と72歳(当時・現在は77歳!)。活動をフェード・アウトしても全然おかしくない御歳なのに老いてますます盛ん。英BBCラジオではDJを務めたりも。ネットで聴けるがこれが最高に良く、イギーの低音ヴォイスに痺れる。ジョシュ・オム(Josh Homme)と組んだ前作「Post Pop Depression」から3年経って、今度のコラボはジャズ・トランペット奏者のLeron ThomasとギタリストのNoveller。

前作は売れたそうなのでその路線を続けるかと思いきや、これが全然雰囲気の違う作風。細かい歌詞のニュアンスまでは汲み取っていないが、呟くような囁くような歌い声でロックとは一線を画す作品。以前にも果敢にジャズ・ヴォーカルを披露した「Préliminaires」(2009)という作品があったが、年齢を重ねて益々深みが増している感じ。ディラン・トーマス(Dylan Thomas)の詩の朗読があったり、未発表のルー・リード(Lou Reed)の作詞曲「We Are The People」があったり(これも詩の朗読だ)。イギーの陰鬱な囁きにミュート・トランペットのクールな音色が重なり独自の世界を作り出している。年老いてもステージで裸で踊り狂うイギーもかっこいいが、このイギーもかっこいいなァ。

ネット・ショップにて購入(¥780)

  • Label ‏ : ‎ Caroline
  • ASIN ‏ : ‎ B07TMRSD5X
  • Disc ‏ : ‎ 1
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マミー @岐阜県大垣市 (2)

2024年09月08日 | 岐阜県(西濃)

久しぶりに岐阜県大垣市の大衆食堂「マミー」へ。もっと通いたい店だがなかな機会が作れない。この日は何とかギリギリ昼食時間内に店に到着。店内は先客が2組。まだどちらも配膳されていない。調理で忙しそうにしているのは女性1人。以前に老主人を手伝っていた娘さんと思しき方。あれ、代替わりしたのかなと思ったが主人は奥にいらっしゃった。主人が「何にしましょう?」と注文を訊いてくれた。こちらの「カツカレー」にはAとBがあるのだが、量の違いとかだと困るなと「カツカレーのAとBってどう違うんですか?」と尋ねると「全然違います!」とのこと(苦笑)。困っていると娘さんが助け舟を出してくれ、Aはカツが立派で別皿になっていて、Bが所謂普通のカツカレーのようなので「カツカレーB」を。そしてこちら特有の「ミニ定食1・2・3」(プラス200円で惣菜を3つ加えることが出来る)は「カラアゲ、煮物、サラダ(ポテト・ゴボウ・ヤサイ)」でお願いした。調理場で父娘が調理。この日はちょっと父娘間が険悪な雰囲気で、言い合いやギクシャクした空気がこちらに洩れてきてしまっている。色々あるのだろう、家族でやるって大変だよね…。

しばらくして娘さんが「カツカレーB」とミニ定食を運んできてくれた。嬉しいことにサラダのドレッシングは胡麻か和風かマヨネーズか訊いてくれたので和風でお願いする。「サラダ」はレタス、トマト、きゅうり、ブロッコリーなどしっかりとした量がある。「カラアゲ」は2つ。「煮物」は内容失念。にしてもこれでたった200円プラスなんて付けない理由が見当たらない。「カツカレー」は白い平皿に。赤い福神漬添え。紙ナプキン巻スプーンを解いていただいていく。カレーソースは濃いめの色付きで煮込んで角が取れて馴染んだ人参などが入っている。中に埋もれたカツを掘り出す。カツはさすがに大きくも厚くもないが、カレーライスと一緒に食べるカツカレーではこの位が丁度いい。しっかり辛さもあるカレー。途中で惣菜を間に入れながらあっという間に平らげた。次は「五目丼」か「焼きそば」か「イタリアンスパゲティー」か。「ひやし中華」には間に合うかしら。(勘定は¥900)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ 瑞穂市呂久(ろく)の旧・中山道沿いにある「馬渕家長屋門」(建築詳細不明)。呂久の渡しの船頭頭を務めた家なのだとか。建物の脇に碑があり「明治天皇御小休所跡」とある(写真下3枚目)。明治11年(1878)にこちらで休憩したのだそう。

 

 

 


 

 

和洋食・大小宴会 大衆食堂 マミー

岐阜県大垣市領家町3-649-1

 

( 大垣 おおがき マミー食堂 満美 味処満美 満美食堂 麺類食堂 食堂 洋食 丼物 カツカレーライス 唐揚げ 近代建築 )

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大蔵餅 @愛知県常滑市

2024年09月07日 | 愛知県(三河・老舗)

知多市岡田の歴史ある地域を散策した後、常滑市に寄ってみた。その際に寄ったのは和菓子の「大蔵餅」。創業は昭和26年(1951)。こちら「トイレの最中」という便器型の最中種の商品をヒットさせた店。ちょっと悪趣味だが、以前に老母と「INAXライヴミュージアム」へ行った際に売店で購入していただいたことがある。店に着くと店外に人が溢れている。え、こんな人気?と店に入ってみると「大蔵茶屋」という暖簾の掛かった甘味カフェを併設していて、かき氷が人気なのだそう。そちらに入る人が並んでいるのだった。凄いなァ。持ち帰りの菓子はガラスケースに並べられている。お願いしたのは「山吹」「草餅」そして店名を冠した「大蔵餅」。

家で妻と分けっこ。「山吹」はわらび粉がまぶされた中にあんこが入った餅菓子。「草餅」はよもぎの風味たっぷりで張りのあるぷるんとした口当たりの皮。看板商品の「大蔵餅」はこしあんでくるまれている、いわばあんころ餅。あんこの口当りは滑らか。皮やあんこの味加減は自分の好みとはちょっと違うが、妻は喜んで食べてくれてヨカッタ。濃いめの煎茶を淹れて2人とも一気に3つとも平らげてしまった。機会があったら次はカフェの方に入って「ぜんざい」か「焼き餅」をいただいてみよう。(勘定は¥960)

 


 

↓ 知多市岡田の散策の続き。「旧・中七木綿本店長屋門」(大正3年頃・1914・建造)。創業明治29年の商店で、奥に主屋(旧事務所)が見える。普通に人が住んでいらっしゃるので写真は門だけ。敷地内の建物は国の登録有形文化財に指定されている。

 

↓ 「木綿蔵ちた(旧・竹内虎王商店木綿蔵)」(大正7年頃・1918・建造)。竹内虎王が綿布の保管のために建てた土蔵だそう。中に入ると9台の機織り機があり、実際に使っていらっしゃる方々が。機織り体験も出来るのだそう。

 

↓ 常滑市へ移動。本町にある「本町大正館(旧・中埜銀行常滑支店)」(大正6年・1917・建造)。重厚な銀行建築がそのまま残っている。内部は改装されているとのこと。最初は美容室か何かに利用されているのかなと思ったが、後から調べてみたら週末限定のカフェらしい。入ってみれば良かったナ。

 

 

 

 


 

 

大蔵餅

愛知県常滑市鯉江本町2-2-1

 

( 常滑 とこなめ おおくらもち 餅菓子 和菓子 カフェ 茶寮 甘味処 かき氷 あん餅 餡餅 近代建築 知多岡田 国登録有形文化財 東海銀行常滑支店 )

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菊乃園 @名古屋市西区・菊井

2024年09月06日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

新道の「一八」で昼食を摂った後に訪れたのは菊井にある和菓子屋「菊乃園」。詳しい創業年は分からなかったが江戸末期の創業だとか(未確認)。趣ある現在の建物は昭和35年に新装したものだとか。店に入るとご高齢の女将さんが出ていらっしゃった。ガラス・ケースに並べられた菓子は冷蔵の品が多い。女将さんのお勧めも冷たい羊羹やこちらの名物「あんプリン」だった(外は酷暑だもの)。目当ては「金魚鉢」という夏季限定の菓子だったが、残念ながら売り切れ…。この後の用事のことを考えると要冷蔵品は難しいかなと、人気だという手焼きの「どら焼」と常温保存可能の「水ようかん(こし)」を2つづつお願いした。

家に持ち帰り妻と分けっこ。「どら焼」は「コーヒーとかにも合いますよ。」と女将さんに言われていたが、皮が所謂”ブッセ”のような口当たり。ふわっと軽い食感で、なるほど洋菓子と言われても納得してしまいそう。「水ようかん」は冷蔵庫で冷やしてからいただいた。つるんと滑らかな口当たりで、冷たいのでゆっくりと甘さが舌にのってくる。次はしっかりと保冷バッグを準備して「あんプリン」と「金魚鉢」を買いに行こう。(勘定は¥1,200程)

 

 

菓舗 菊乃園

愛知県名古屋市西区菊井2-1-22

 

( 名古屋 なごや 菊井 きくい きくのえん 菊乃園 秋紅 菊乃園秋紅 きくのえんしゅうこう きんぎょ鉢 あんプリン 和菓子 菓子舗 )

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