ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

しんめ @岐阜県岐阜市

2024年09月22日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の金華山の麓、岐阜公園近くの交差点にある食事処「しんめ」。昼のみの定食があると知って出掛けてみた。店の横の駐車場に車を停める。駐車場から金華山山頂の岐阜城と、山肌を滑り降りるロープウェイを見上げることが出来る好立地(写真下1枚目)。暖簾をくぐると店内は思ったよりもこじんまりとしていて、カウンター席の他にテーブル席が2つ、小上がり席が2つ。年配のご夫婦でやっていらっしゃる様子。夜の営業は居酒屋的な感じかもしれないが、昼は日替定食だけで、表に出ていた本日の品は「A定・カツ丼」「B定・カラアゲ」(小皿サラダみそ汁漬物)の2品。「A定・カツ丼」をお願いした。

しばらくして盆にのった「A定・カツ丼」が運ばれた。副菜は小皿と書いてあったが、マカロニサラダとさつま揚げや昆布の煮しめの2種類。これにみそ汁とたくあんが付くという内容。「カツ丼」はやや小さめの丼に盛られていて、玉ねぎの入ったつゆでカツを煮込んだ”カツ煮”タイプ。こちらのつゆはちょっと多めにかかっているが、甘過ぎずいい感じ(→好物でもあまり甘いと持て余すことも…)。好物でこれだけ色々な所でカツ丼を食べていても、ほんの少しのつゆの味加減で印象が変わるから不思議なもの。副菜を挟みながら美味しくいただいた。日替りで品数が少ないと、店頭にまで出向かないと何がいただけるか分からないのが難だが、また機会があれば寄ってみよう。(勘定は¥800)

 

会処 しんめ

岐阜県岐阜市大宮町2-3

 

( 岐阜 ぎふ 岐阜公園 きんかざん 岐阜城 しんめ 心女 喫茶 レストラン 定食 和食 日替り定食 弁当 )

コメント (3)
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サンパウロ @岐阜県大垣市

2024年09月21日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県大垣市の喫茶店「サンパウロ」へ。創業は昭和38年(1963)とのこと(※昭和39年という記述もあり)。今までに何度も訪れたが、コロナ禍の頃は休みが多かった様子だし、なかなか入店が叶わなかった。こちら、店のマッチが1964年東京オリンピックのエンブレムと公式ポスターをデザインをした亀倉雄策氏によるものとして有名(写真下)。

 

この日は店の前を通って営業を確認してから近くのコイン・パーキングに車を停めて歩いて訪問(※後で気付いたが店の向かいに駐車場があった…)。酷暑で汗だくになって店のドアを開ける。店内は緑のベロアのソファのテーブル席が並ぶ。ソファの上に座布団が敷いてあるのは座面がヘタってしまったのかな。上品な物腰の高齢のご夫婦でやっていらっしゃる。お願いしたのは「炭火焙煎コーヒー」と「アイスクリーム」。

しばらくして洒落たカップとソーサーで「炭火焙煎コーヒー」が供された。ヘイゼルナッツのチョコレートと小包装の菓子付き。コーヒーはネルドリップだそう。香りよく、すっきりとした味わい。「アイスクリーム」は脚付きのガラスの器にバニラ・アイスの山が2つ、いちごジャムが少したらしてあり、キューブにカットしたスイカが付いている。コーヒーは熱いが、アイスでクールダウン。女将さんに勘定してもらい店を出ようとすると、わざわざ奥に居た主人を呼び戻して下さり、マッチの事を説明しつつひとつ分けて下さった(写真下)。何でも北は北海道から南は沖縄までこのマッチ目当てで客が来るそうで、皆にひとつづつ分けているのだとか。嬉しい。

 

本当に素敵なデザイン。これ、内箱が上のポスターの日の丸のような赤色になっていて、カラーリングがオリンピックをほうふつとさせるのも素晴らしい。駐車場が分かったので次はもう少し涼しくなったら食事でも寄ってみようかな。(勘定は¥1,050)

 

 


 

↓ 店のすぐ近くにある「プリンセス洋裁教室」(建築詳細不明)。何てことの無い昭和な建物だが、入口に壁面に少し角度が付けてあったりするのがいい感じ。この近辺はかなり年季の入ったビルが残っているが、こちらは現役で使われているのかな。

 

 


 

 

COFFEE & TEAROOM サンパウロ

岐阜県大垣市高砂町2-9

 

( 大垣 おおがき 喫茶サンパウロ コーヒー 炭火焙煎珈琲 アイスクリーム 東京オリンピック 1964東京オリンピック 公式ポスター 公式エンブレム 亀倉雄策 デザイナー )

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なが田 @愛知県小牧市

2024年09月20日 | 愛知県(尾張)

愛知県小牧市での昼食先に選んだのは、駅からもほど近い天ぷらの「なが田」。店の隣の駐車場に空きがあったので車を入れた。店内はL字カウンターと仕切りのあるテーブル席が4つ程。時分どきとあってテーブル席は埋まっていた。ランチ・タイムは「天ぷら定食」と「天丼」の提供のみの様子。「天ぷら定食」をお願いした。主人と思しき男性が調理を始める。

しばらくして「天ぷら定食」が完成。食材は海老が3尾、ナス、ししとう、かぼちゃ等。これにご飯と味噌汁、漬物2種が付く。少し塩も置いてあったが、つゆでいただく。海老は大きくないが揚げ加減良く旨い。どれも衣は軽い口当たりであっという間に平らげてしまった。夜にどんなものが用意されているか知らないが、なかなか機会が無い。次も昼になるかもしれないが、「天丼」をいただいてみよう。(勘定は¥1,000)

 


 

↓ 以前にも訪れてその堂々たる建物の風格に感動した小牧駅の南にある「医療法人双寿会本部(旧・塚原毛織事務所)」(昭和9年・1934・建造)を再訪。以前のまま現存していた。何度見ても迫力満点。往時は500人もの従業員が居たのだとか。住宅は木造の3階建て。こちらも立派だ(写真下8枚目)。

 

 

 

 

 


 

 

天ぷら なが田

愛知県小牧市中央5-10-10

 

( 小牧 こまき ながた 天ぷらなが田 てんぷら 天麩羅 天婦羅 定食 ランチ 近代建築 擬洋風建築 )

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チェリー @名古屋市中村区・中村公園

2024年09月19日 | 名古屋(中村区・西区)

車で中村区を移動。エアコンを効かせた車内も日差しがきつい。涼を取ろうと思って向かったのは豊國神社参道にある喫茶店「チェリー」。以前に食事目当てで立ち寄った時は臨時休業で振られていた。こちらは自前の駐車場があるのが便利。15時までと以前と比べて営業時間が絞られている様子だが、店内はほぼ満席の盛況。まだ昼過ぎとあって食事をしている客が大半。フロアーは年配の給仕女性が3人。調理場にはコックコートの主人。庭もあって明るい雰囲気のフロアーにはテーブル席が沢山。お願いしたのは「氷・フルーツ」という品。どんなかき氷なのかは全然分からないまま注文した。

調理で忙しい様子でなかなかやってこない。外の酷暑からくる喉の渇きも無くなった頃、やっと配膳された「氷・フルーツ」は、氷の上にバニラアイスを中心として、メロン、ピーチ、バナナ、さくらんぼ、みかん、りんご、パインが並べられた豪華な一品。蜜はせんじ。華やかだが昨今の映えを意識したものと違い、その佇まいが何ともクラシックでいい感じ。冷たい氷と各種フルーツの果汁、それに蜜が合わさってすこぶる旨い。氷の舌触りはさすがに専門店のふわふわな感じは無いが、これで充分。溶けた蜜も冷たくて旨かった。各テーブルに運ばれていく料理はいかにも正当な洋食といった感じ。ひょっとして主人はホテルとかの出だったりして(未確認)。今度こそ料理目当てで立ち寄ってみよう。(勘定は¥850)

 

コーヒー チェリー

愛知県名古屋市中村区中村町6-33

 

( 名古屋 なごや 中村公園 豊国神社 とよくにじんじゃ 喫茶チェリー Coffee Cherry 喫茶店 洋食 スパゲティー かきごおり かき氷 )

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プリオール @岐阜県美濃加茂市

2024年09月18日 | 岐阜県(中濃)

ある日、昼食を摂ろうと岐阜県坂祝町の木曽川沿いにある喫茶店に入ってメニューを探すも食事メニューが見当たらない。店の人に尋ねると食事はもう止めちゃったのだそう。それでは仕方が無いと店を出て別の昼食先を探す。美濃加茂市深田町にある古い喫茶店「プリオール」に入ってみた。年季の入った店内は、ビニール・ソファのテーブル席が沢山。漫画や雑誌がいっぱいあってなかなか広い。水を持って来てくれた年配の給仕女性がいきなり「何にしましょ?」と。「メニューは…」と尋ねると自分の後ろの壁を指差して教えてくれた。壁に貼られたメニューは10種類ちょっとと多くない。「焼肉定食」や「ハンバーグ」「カレー」なんかがあったが、中から選んだのは「カツ丼(赤だし付)」。奥の調理場には年配の女性。女将さんかな。

しばらくして大きな丼(というか鉢)に盛られた「カツ丼」が運ばれた。キュウリの酢の物、漬物、ナスの入った味噌汁付き。カツ丼には上から大きめにちぎった海苔が沢山かけられており、所謂玉ねぎとカツがつゆで煮込まれ玉子でとじた”カツ煮”タイプのもの。カツ丼の”亜種”が多い岐阜でこのタイプが出てくると逆に驚く(笑)。早速箸を入れてカツを持ち上げてみると…カツがよく揚げを通り越して焦げ気味。さほど忙しい風ではなかったけれど…。つゆの加減も悪くなくベースはいいけれど、主役のカツの衣のコゲは味も風味もいかんともしがたい。次は別の品にしてみよう。(勘定は¥700)

 

プリオール

岐阜県美濃加茂市深田町3-10-12

 

( 美濃加茂 みのかも 喫茶 喫茶店 喫茶プリオール かつ丼 定食 洋食 コーヒー )

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エイドリアン・シャーウッド、クリエイション・レベル、ホレス・アンディ @名古屋・ReNY Limited

2024年09月17日 | ライヴ(日本公演)

エイドリアン・シャーウッド、ホレス・アンディ、クリエイション・レベル (9月13日・名古屋・ReNY Limited)

エイドリアン・シャーウッド(Adrian Sherwood)が主幸するOn-Uサウンド。レゲエ、ダブ中心のレーベルで、自分は80年代後半にリー・ペリー(Lee Perry)のアルバム「Time Boom X De Devil Dead」を買ったのがファースト・コンタクトだったと思う。その後購入したレコードでは、ポップ・グループ(The Pop Group)の故マーク・スチュワート(Mark Stewart)や、ミニストリー(Ministry)、ナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)、プライマル・スクリーム(Primal Scream)などで彼の名前がクレジットされていた。そのエイドリアンが、伝説のレゲエ・アーティスト、ホレス・アンディ(Horace Andy)とクリエイション・レベル(Creation Rebel)を引き連れてライヴを行うというのだから行かない訳にはいかない。会場のReNY Limitedというライヴ・ハウスは初めて。一体どこかいなとスマホ頼りに辿り着くと松坂屋の北館地下だった。

チケットの整理番号があまりにも若かったので、メジャーな知名度は無いし、宣伝も相変わらず少ないし、知らない会場だしで、PILの名古屋公演の二の舞になるのかと心配したが(笑)、意外にもしっかりとした客入り。名古屋にもこんなにダブのファンが居たか。もちろん会場はこういう形態のライヴには程良い大きさ。オッサンになるともうギューギュー詰めの会場は御免だがそこまでにはならず、客もバーの方へ入れ替わるのでいい感じ。

オープニングはチラシにクレジットの無かった日本人DJ、MASAmidaによるOn-U関連の曲縛りのプレイ。これが1時間もあったのだが、帰りの時間の都合の心配をしないといけなくなってヤキモキ(←的中だった…)。自己陶酔型のDJプレイもちょっと苦手で…。

そしてエイドリアン・シャーウッドが登場。もちろん歳をとったが、昔からスキン・ヘッドなので印象はあまり変わらない。いきなりボウイ(David Bowie)の「Space Oddity」をかけたり、植木等の「スーダラ節」をかけたりと楽しい。いわゆるダンス系のDJと違って流れるようなプレイではなく、強引に曲をかけたり止まったり、MCを入れたりもするが、通常のロックのライヴでは考えられないくらいベースやドラムの低音がオンなのが気持ちイイ。リー・ペリーやボブ・マーリー(Bob Marley)、マックス・ロメオ(Max Romeo)らのお約束もミックスしてゴキゲン。

 

次はレーベル所属のクリエイション・レベル。自分は彼らのことをほとんど知らなかったのだが、元々はあの故プリンス・ファー・ライ(Prince Far I)のバック・バンドとして結成されたのだそう。基本インストで、DJプレイで聴けるようなダブの効果も生演奏で再現したりするのが面白い。腹にズンと響くベースの重低音とカコーンと抜けるスネア、繰り返されるダブの余韻、気持ちいいなァ。ちょっと掘り下げてみたくなった。もちろんミキシング・デスクにはエイドリアンが居てライヴでダブ・ミックスしてサウンドをまとめている。後ろを振り返るとすぐそこにエイドリアンが居て、その肝入りの音楽が聴けるなんて贅沢。途中からホーン(日本人?)が加わるとグッとオールド・スクールなレゲエ・サウンドに。

 

こういうライヴだから仕方がない面もあるが、バー側に立っていた自分のすぐ横ではステージの音楽関係なしで(音に負けじと)大声で延々としゃべっている客が居てうんざり。そのくだらない話、演奏途中でしなきゃダメか?

そしてトリは伝説的なレゲエ・アーティスト、ホレス・アンディ。ヒットした「Skylarking」は1972年。特徴的なハイ・トーンのヴォーカルで、当時の例に洩れずキング・タビー(King Tubby)らによるダブ・ヴァージョンも数多く発表され、ダブ界隈では外すことの出来ない重鎮(自分が持っているホレスの音源はそういうダブのコンピばっかりだ)。御歳73歳だそうだが、体躯もしっかりして元気そう。もちろん若い頃と同じとまでは言わないが、ハイ・トーンのヴォーカルとビブラートは健在で、何より生で聴けているというのが信じられない。バックはクリエイション・レベルが担当していて重低音はそのままだし、エイドリアンのライヴ・ダブ・ミックスもあって最高のサウンド・システム。昨今On-Uから発表されたオリジナル・アルバムは評判だから自分も是非買ってみよう。と、この辺りでタイム・リミット。翌日仕事なので後ろ髪引かれながら会場を後にした。ライヴを最後まで観ずに帰路に就くなんて初めてかな。こんなスケジュールならホテルを取っておくんだった(前座要らないヨー)。

 

・Horace Andy (Live Mix by Adrian Sherwood)
・Creation Rebel (Live Mix by Adrian Sherwood)
   Crucial Tony (G)
   Charlie Eskimo Fox (Ds)
   Ranking Magoo (Perc)
   Kenton "Fish" Brown (B)
   Cyrus Richards (Keys)
   Horns : icchie (Tp), Hashimoto “Kids” Takehide (Sax), Umeken (Tb)
・Adrian Sherwood (DJ Set)
・Opening : MASAmida from audio active (On-U Set)

 

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平工アイスクリーム店 @岐阜県岐阜市 (4)

2024年09月17日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

暑い、暑い。とうとう亜熱帯になってしまった日本。まだ雨が全然降っていなかった8月の半ば、向かったのは岐阜市金竜町の路地にあるアイスクリーム屋「平工アイスクリーム店」。創業は昭和22年(1947)。こちら安くて美味しいアイスやかき氷がいただけるのだが、車の停め場所に困ってつい敬遠してしまう。この日ははす向かいと隣に駐車場があると知って訪れてみた。確かにはす向かいに1台分”ヒラク”と書かれた駐車場があり、幸運なことに空いていた。道を挟んだ隣は空き地だが停めていいかは分からず。

店に入るとかき氷を食べる家族連れで席が埋まっていた。食べ終わった人もまだこれからの人も。少し外で空くのを待ってから主人に「宇治クリーム」をお願いした。端の席でいただく。氷の口当りはとても良く、蜜の量もたっぷり。上にのっているクリーム(アイス)は、こちらの最中でも使われている口当たりのさっぱりしたタイプのもので自分好み。旨いなァ。これでこの値段は破格。一時は野口英世(今は北里柴三郎か)を超えるような高級かき氷が流行って自分も食べ歩いたが、オッサンには入店ハードルが高いし(笑)、”映え”を狙いすぎて量が多くて食べ辛く、満足度が伴わずに食べ歩くのも止めてしまったが、もうこういうので充分だ。また寄ろうっと。(勘定は¥380)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

平工アイスクリーム店

岐阜県岐阜市金竜町4-6

 

( 岐阜 ぎふ 梅林公園 合同庁舎 ひらく 平工アイスクリーム 甘味 カキ氷 かきごおり 抹茶 まっ茶 アイスクリーム モナカ アイスモナカ アイス最中 )

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角丸 @岐阜県関市 (4)

2024年09月16日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県でうなぎというと、鰻の産地でもないのに関市と多治見市が有名。それぞれ刃物と陶器の産地で職人の町。どちらも強い火を使うので職人が体力を付けるためになんていう説明をよく聞くけれど実際のところどうなんだろう(そんなにしょっちゅう食べてたのかな)。どちらにも有名な店が何軒もある。こちら関市の新長谷寺(吉田観音)の参道にある鰻屋「角丸」は創業明治7年(1874)と長い歴史を持つ。混み合う店が多い中、さほど混む事がないので昔から時々利用している。この日は久しぶりに関の鰻丼が食べたいという知人を乗せて店へ。雨降りの平日の夜とあって空いていた。

注文したのは「上鰻丼・吸物付」、女性陣は「小鰻丼・吸物付」。他に「鯉の洗い」「鰻の骨唐揚」、ビール等を注文した。先に提供された洗いや骨の唐揚でビールを呑んでもらう。それらを食べ終わる頃に鰻丼が登場。吸物は肝入りで守口漬とキュウリの漬物が付いている。丼の蓋を開けるとこんがりと焼き上がった鰻が現れた。東海地方の鰻は基本的に蒸さずに地焼き。焼きは強めでたれの味は濃いめの店が多い。こちらもそんな感じ。鰻の焼き加減は上々。もちろん炭焼きで、外はカリッとしているが身はふっくら。こちらには昔から訪れているが、焼方が若い子になってから本当に良くなった。たれの加減も良く、かけ過ぎていないのも好み。ただこの日はご飯の調子が今ひとつ。ここ、ちょいちょいご飯が軟らか過ぎたりすることがあるんだよな…。いつも帳場に座っていらした大女将の姿はもう見えず。(勘定は¥12,500/4人)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

うなぎ・川魚料理 角丸

岐阜県関市東門前町21

 

( 岐阜 ぎふ 関 せき かくまる 鰻 うなぎ 鰻丼 うな丼 うなどん 鯉のあらい 骨唐揚げ )

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名西飯店 @名古屋市西区・枇杷島

2024年09月15日 | 名古屋(中村区・西区)

以前から一度と思っていた枇杷島の中華料理店「名西飯店」へ。ちょっと分かり辛い店構えだが、目を凝らすと表の白い看板に薄っすらと文字が浮かんでくる(笑)。ただ駐車場が見当たらず数度断念。今回は車を降りて店前で確認すると、道路を挟んだ向かいにあると貼紙が。そこらしき場所へ行くも何も表記が無いので若干不安なまま車を停めて店に入った。店内は奥に長く、左側にテーブル席、右側に小上がり席がある。壁にくっついているので若干座り辛い丸テーブルに着席。やかんに入った冷たいお茶を持って来てくれた女将さんに「ホイコーロ飯・中辛」と「ギョーザ」をお願いした。奥の調理場で調理が始まる。

しばらくして「ホイコーロ飯」が登場。薄味のわかめスープ付き。「ホイコーロ飯」は雷紋のラーメン鉢に盛られていて、豚肉、キャベツ、ニラが味噌味で炒められご飯にのっている。”中辛”といっても辛味というよりは濃い味付けという感じ。暑くて汗をかいているこの季節にはこういう油たっぷりで濃い味わいがぴったり。額に汗しながらいただいていく。旨い。「ギョーザ」は薄皮で平べったく、餡はとろっとした口当たり。皮も軟らかいが、いかにも中華料理屋の餃子という懐かしい感じ。駅からは微妙に遠いので次はバスを駆使して「レバーとニラ炒め」「シューマイ」あたりでビールをやりたいなァ。(勘定は¥900)

 

名西飯店

愛知県名古屋市西区枇杷島5-2-6

 

( 名古屋 なごや びわじま めいせいはんてん 中華料理 中国料理 ホイコーロ―飯 回鍋肉飯 ギョウザ ぎょうざ ギョーザ 餃子 )

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橋本屋 @愛知県一宮市 (3)

2024年09月14日 | 愛知県(尾張)

酷暑の中、愛知県一宮市の萩原にある「橋本屋」(創業昭和39年)へ(訪問8月初旬)。店は美濃路(東海道の宮宿から中山道の垂井宿を結ぶ2つの街道の脇街道)沿いにある。あまりの暑さにかき氷でもと扉を開けた。土間のテーブル席に腰掛ける。隣の席では子供が夏休みの宿題中(笑)。変わらず母娘でやっていらっしゃる。娘さんに「かき氷・コーラ・小」をお願いした。調理場の方に目をやると貼紙に「10月16日からテイクアウトのみ」になる旨の貼紙が…。この土間でいただくのも最後になるかもしれないな…。残念。

お祭りのような発泡スチロールの容器に盛られた「かき氷」をプラスチック・スプーンでいただく。小学生の頃、初めてコーラ味のかき氷を食べて感動したことを思い出す。食べるのはそれ以来だろうか。甘くて、冷たくて、旨い。「小」という大きさも、持て余さずちょうどいい。大判焼かみたらし(だんご)を買っていこうかなとも思ったが、暑すぎてとてもそんな気分になれなかったので、申し訳ないけれど氷だけで勘定してもらった。(勘定は¥200)

以前の記事はこちら (1)(2

 

橋本屋

愛知県一宮市萩原町萩原下町17

 

( 一宮 いちのみや はしもとや かき氷 かきごおり お好み焼 たこ焼 みたらし 焼きそば 焼そば かき氷 萩原宿 美濃路 美濃街道 持ち帰り テイクアウト )

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