変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

先祖の数

2019-08-14 11:37:43 | Weblog

 お盆渋滞で、大変な所へ台風が重なって股関節患者さんが大変なことにならないかと
 心配です。

 皆さん 大丈夫でしょうか?
 巻き込まれていないことを願っています。

 私は、混雑を避けて避けて平日の しかも繁忙期を外して出かけることを
 心掛け?ているので お盆は用事以外は家にいます。


 今日は、お盆期間中なので…
 私の愛読紙 『高野山教報』からご紹介します。



           『先祖の数 I』
                    蜜 祐快(兵庫県 高照寺住職)

 私が住んでおります兵庫県但馬のほうはどんどん人が減り、子どもも減ってきました。
 しかし、お盆になると、どこからいらっしゃるのか若い人たちが多くお墓参りに
 来るのです。

 何年か前のお盆に、檀家のおばあさんが、久しぶりに帰ってきた小学1.2年生くらいの
 女の子の孫を二人連れて、お寺参りに来られました。
 「今日はおじいちゃんの命日なので、ちょっと拝んでもらえたら有難いなと思って
 孫を連れてきました」と言います。
 「それならおじいちゃんのご供養をしようか」と言って、3人で位牌堂に入りました。

 お経を上げた後、お茶でも飲もうと本堂のとなりの部屋に案内しました。
 その時一緒に来ていた孫が
 「和尚さん、質問があります」と言います。
 何かと聞くと
 「先祖さんって何人いるのですか」と聞くのです。
 先祖さんが何人いるかなんて私も知りません。
 いつもおばあさんに
 「先祖さんを大切にしなさい」と言われているので、
 子どもにとっては聞きたいところでしょうが、私も分からないので
 調べておくと言って帰しました。

 その数日後、となり街に買い物に出かけた時、偶然高等学校の時の恩師に
 出会いました。
 その先生は数学の先生でした。
 ふと、思いついて
 「数学の先生ということは計算が得意ですよね。先祖さんの数を計算してもらえませんか」
 とお願いしてみました。

 「先祖と言ってもどこまで遡るのか、一万年昔にも先祖がいただろう」
 と言うので、そこまで遡ることもないので、まあ百代でいいということにしました。

 お父さんとお母さんがいて生まれる。お父さんとお母さんを初代として、その両親である
 おじいさんとおばあさんが二代目、そのまた両親が三代目として、一代を30年と計算して
 数学でいうと2の百乗だそうです。
 自分で計算しろと言われましたが、自分でできるくらいなら頼みません。

 結果をみてビックリしました。
 5代前、30年の五代前として150年前です。
 どんな年かというと、安政6年、咸臨丸が太平洋を横断した時で、
 西暦で言うと1860年頃、何人のご先祖様が一人ひとりにいるかというと、
 わずか32人です。

 次に十代前、300年前です。西暦1710年頃、皆さん一人ひとりご先祖様の数は
 1024人です。
 二十代前、600年前になると、浄土真宗の日蓮上人の時代で1410年頃ですが
 皆さん一人ひとりのご先祖様の数は104万8576人になりました。
 ずいぶん増えましたね。

 次に三十代前、900年前はどんな年かというと、鳥羽上皇がおられた1110年頃
 皆さん一人ひとりのご先祖様の数は10億7374万1824人です。
 だんだん増えてきましたね。

 そして、四十代前、1200年前は、お大師さまが高野山を開かれたときです。
 その時に皆さんのご先祖様は何人になるかというと
 1兆995億1162万7776人になります。
 すごいですね。




 この数字を皆さん どう思われるでしょうか?
 少なからず、家族として生れてきた、夫婦として家庭を持つ、
 子どもが生まれる 繋がる ということが とてもすごいことだと
 思います。
 ご先祖を大切にする 縁を持つ 人として生きる 
 毎日大切に 生きていきたいですね💛





            『変形性股関節症に負けないでね!』


 

コメント
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