「月刊・碁ワールド」に「日々碁席」という連載漫画があります。
今月号で65回なので、5年以上は連載されているということになります。
碁会所を背景に「笑いと人情」などが描かれ、毎月楽しみに読ませてもらっています。
今月号(2010/5)は「待ったなし!」
今回のストーリーは主人公が碁会所で何度も「待った」され、「人生に待ったはないんだ!」と抗議、相手は「分かった分かった」と云いながらも「待った」を繰り返し、憤懣やる方なく対局。
この主人公は直情タイプ、「脱サラ」で2度目の転職を家族に告げたたところ、「離婚して家を出て行く」と云われ「待ってくれ!」と懇願。「人生の待った」をして何とか引きとめ、その後は平穏という内容でした。
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囲碁や将棋の愛棋家にとって、「待った」を巡る話は尽きないようです。
ゲームの中での「待った」は愛嬌がありますが、「人生の待った」は微妙です。
誰しも人生を振り返った時、「待ったができたら」と後悔することあると思います。
「後悔先に立たず」といいますが、的確に形勢判断して行動することが肝要ですね。
人生も囲碁も・・・。