今年のNHK大河ドラマは「八重の桜」、先週は第9回でした。
前作「平清盛」の評判はイマイチのようでしたが、今回の「八重の桜」はどうでしょう。
スタートから2ケ月ほどですが、ここまでは幕末のいろいろな出来事がコンパクトにまとめられ、まずまずの出来ではないかと思っています。今後の展開に期待しましょう。
会津藩は「白虎隊」で象徴されるように悲運の藩ですが、敗者の美学のようなものが日本人の心を打つのでしょうね。
会津「什の掟」に「ならぬことはならぬものです」というのがあります。理屈ばかりがまかり通る現代にこの言葉は響きますね。
伊勢崎N小学校の囲碁クラブで使っている理科室に、この「ならぬことはならぬものです」という語句が貼ってありました。
三学期にもなると囲碁クラブの生徒も真剣さが薄れ、騒ぎ放題で困っています。「ならぬことはならぬものです」と大声で言いたい・・・
八重は後年、新島襄と結婚します。
群馬県の「上毛かるた」に、「(へ)平和の使徒(つかい)新島襄」というのがあります。
新島襄は上州安中藩士の家に生まれ、後年、安中に教会を設立したので、そこから「上毛かるた」に取り上げるようになったのでしょうね。