井山裕太十段に結城聡九段が挑戦する第51期十段戦挑戦手合五番勝負第1局が3月6日に東大阪市で行われた。結果は井山十段が白番中押し勝ちをおさめシリーズ先勝となった。第2局は3月28日(木)に熊本県玉名市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山先勝、死角なし」 「結城、サバキに誤算!?」
(週刊碁見出しより)
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井山十段が華麗な打ち回しで優位に立ち、中盤以降もスキを見せず押し切った一局でした。
敗れた結城挑戦者、石の流れがチグハグでリズムをつかめなかったようです。
井山十段(五冠)は棋聖戦と並行してのタイトル戦ですが、向かうところ敵なしの強さですね。
今期の十段戦は井山十段(日本棋院関西総本部)と結城九段(関西棋院)の「関西対決」となりました。関西勢の活躍で、日本の囲碁界が活性化すればハッピーなことですね。
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今回の対局地は東大阪市の大阪商業大学。昨年も同様の開催でした。
東大阪市は井山十段の出身地ですが、結婚を機に大阪市に転居したそうです。市民としてはやや残念な気持ちでしょうね。
東大阪市の見どころ
・モノづくりのまち(工場数は全国4位、工場密度は全国1位)
・ラグビーのまち(花園ラグビー場)
・カレーパンのまち(・・・・)
井山五冠の出身地ということで、囲碁をPRしてもいいのでは・・・