テレビ囲碁番組の解説者が「この手は気がつきませんでしたね~」というフレーズをよく聞きます。
普通に解釈すれば「思いもつかない着手」ということになりますが、どうもニュアンスが少し違うようです。
解説者の雰囲気からすると、「やや疑問手」というようにも聞こえますね。
同業者としてハッキリ疑問手と言えないのかも・・・
あと「次の手が見つからない」というのもあります。
これも微妙な言い回しですが、疑問手ということでしょうか・・・
囲碁界にも「業界用語」があるようですね。
視聴者としてはボンヤリとした表現ではなく、「良い」「悪い」とハッキリ言い切ってほしいですね。
判断がムズな場合もあるでしょうが、自分の考えを明確に伝えるべきでは・・・
ただ、囲碁は「幽玄の世界」、白黒ハッキリさせないところに味があるのかも・・・