5連覇を狙う井山裕太碁聖に村川大介八段が挑戦する第41期碁聖戦五番勝負の第1局が、6月25日に静岡県浜松市で行われた。結果は黒番の井山が中押し勝ちをおさめ、防衛・5連覇へ好スタートを切った。第2局は7月18日(祝・月)に石川県金沢市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「怪力井山、好調村川を打ちのめす」 「村川、打てると思ったのだが・・・」
(週刊碁見出しより抜粋)
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本局は本因坊5連覇を決めた5日前(6/25)に行われ、勢いをつけた一局でしょうか。
中盤ではやや不利かと思われた井山七冠ですが、ここから怒涛の攻めで一気に押し切りました。
敗れた村川八段、井山マジックに翻弄されたか・・・。
「週刊碁」の解説
恐ろしいのはいつ井山の勝ちになったのかが分からないところだ。村川に取り立てて疑問手があったわけではない。にもかかわらず、いつの間にか黒の勝勢になっていた。
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今回の対局地は静岡県浜松市舘山寺温泉の「ホテル九重」。
懇親会(前夜祭)では浜松市のゆるキャラ「出世大名家康くん」も登場したとか。
昨年(2015年)は徳川家康公400回忌、家康ゆかりの各地で記念事業が行われたようです。
家康の浜松時代は信長、秀吉の臣下で力を蓄えていた時期でしょうか。
ただ、「出世大名」というのはチョット違うような・・・。
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