「週刊碁」に連載の「つるりん式見る碁のすすめ」、四字熟語編⑪は「電光石火(でんこうせっか)」。
つるりん(鶴山八段、林漢傑八段)が選んだのは張栩九段。
・つる:張栩さんはすべての「早い」が備わってるもんね。
・りん:打つのが早い、読むのが早い、判断が早い、待ち合わせ場所に来るのが早い。足早な棋風でリードするのが早いし、手所の読みは早くて正確だし、ヨセの計算も早いし正確。感覚的なところが優れてるって感じだよね。
・つる:碁では何一つ敵う気がしない・・・。せめて何か一個くらい張栩さんに早さで勝ってみたいものだ・・・。
・りん:あ、あったよ!、あきらめの早さ。
・つる:それだ!・・・って、コラッ!
(以下略、週刊碁より抜粋)
確かに張栩さんがピッタリな感じですね。NHK杯でもほとんど考慮時間を使いません。
電光石火の張栩九段ですが、井山さんや令和三羽烏に押され気味です。平成四天王(張、山下、羽根、高尾)の奮起も見たいですね。
「電光石火」で連想したのは昔の日活アクションスタ-・赤木圭一郎さん。1960年の日活作品に「拳銃無頼帖 電光石火の男」というのがありました。
映画は観ていないのですが、なぜか「電光石火」が・・・。どうでもいいことが記憶に残っているんですね。
次回⑫は「用意周到(よういしゅうとう):心遣いが隅々まで行き届いて、準備に手抜かりがないさま」
誰なのか想像がつきません・・・。
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