第61期王座戦挑戦手合五番勝負の第3局が第2局に続き、11月21日に第2局と同じ場所で行われた。結果は黒番の張栩九段が井山王座に中押し勝ちをおさめてシリーズ初勝利を挙げた。
井山が防衛か、張がタイに持ち込むか、第4局は12月2日(月)に静岡県伊豆の国市で行われる。
第61期王座戦第2局/井山王座が2連勝!
第2局は11月19日に宮城県仙台市で行われた。結果は黒番の井山王座が張栩九段に中押し勝ちをおさめてシリーズ2連勝となり、タイトル防衛まであと1勝に迫った。
(日本棋院HPより抜粋)
第3局:「張栩の意地、十八番のシノギ」 「仙台連戦 井山2-1に」
第2局:「井山 最強手で連勝」
(週刊碁、見出しより)
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張栩九段のカド番となる第3局、中盤では井山6冠が優勢のようでしたが、白模様の中でしぶとく生きた張九段が何とか連敗をストップさせました。
第2局はコウ争いを制した井山6冠が、張九段の追撃を突き放し2連勝と防衛に王手をかけました。
11/19、21の仙台2連戦は1勝1敗。シリーズは2-1と井山6冠の優位は変わりませんが、連敗を止めた張九段に流れが変わるかも・・・
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今回の対局地は宮城県仙台市の秋保温泉 「茶寮宗園 」。過去にもタイトル戦が多く打たれています。
秋保温泉近くには「磊々峡(らいらいきょう)」というのがあるそうです。
故・藤沢秀行名誉棋聖の書に「磊磊」というのがあります。意味としては「豪放磊落」と同じような感じでしょうか。
秀行師のイメージとしては、ガッテンです。ただ近親者などは結構ムズな思いもあったでしょうね。
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