先週、紅葉見物とウォーキングを兼ねて、近場の甘楽町小幡を訪れました。
甘楽総合公園に車を止め、20分ほど登ると紅葉山公園。規模はそれほどではありませんが、一見の価値はあります。
紅葉山を下り、公園内の雄川「せせらぎの路」をウォーキング。
途中、金色に輝く高木の並木があり、何という樹かと思ったところ「スズカケ(鈴懸)」と表示がありました。
別名「プラタナス」とも云うそうです。
「鈴懸」、「プラタナス」という名はよく耳にしていましたが、この樹だったのかと認識した次第です。
公園の芝生に真っ直ぐ伸びた「鈴懸の並木」は、ヨーロッパの秋を連想しました。
公園から対岸に渡ったところに、名勝「楽山園」という庭園がありました。高台に「あずまや」、池には鯉が泳ぎ、ゆったりとした小春日和の時間が流れます。
隣接する屋敷はまだ工事中のようですが、かなり時間とお金がかかりそうです。
この日は休日でしたが、公園や庭園の立派な整備に比べ、集客はイマイチという感じでした。
地方では「町おこし」や「過疎化対策」など、種々の事業が行われていますが費用対効果はどうでしょう・・・。
◇ ◇
鈴懸の並木を歩きながら「鈴懸の径(すずかけのみち)」という曲が浮んできました。
もとは歌謡曲のようですが、ジャズ・アレンジし、クラリネットをフィーチャーしたこの曲は素敵でしたね。
「プラタナス」ではフォーク・グループ「はしだのりひことシューベルツ」が唄っていた、「風」という曲の2番で中に出てきます。
♪プラタナスの枯葉舞う 冬の道で~
プラタナスの散る音に 振り返る~
帰っておいでよと~ 振り返っても~
そこにはただ風が 吹いているだけ~
人は誰も 恋をした切なさに~
人は誰も 耐えきれず振り返る~
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