・作品名:岳(ガク)
・監督:片山 修
・出演:小栗 旬、長澤まさみ、佐々木蔵之介、市毛良枝、他
先日、映画「岳(ガク)」を見てきました。
20代の頃、「山登り」に入れ込んだ時期もあり、「山」をテーマにした映画は見逃せません。
主人公は「山岳救助隊」という過酷な職業。それを演じる有名タレントとは、どうしても違和感を覚えてしまいます。
「海猿」などこの種の映画の宿命で、致し方ないところでしょうね。
それでも北アルプスの厳粛な景色には、思わず引き込まれてしまいます。
登山の魅力は「自然の美しさと達成感」でしょうか。
ただ「危険と隣り合わせ」という厳しさがあり、その緊張感に心躍らせるものがあります。
主人公は「山岳救助隊」で山のプロですが、かつての私など一般の登山愛好者はアマチュアです。
アマチュアの中には高段者クラスもいれば、ビギナー、そして「山ガール」と呼ばれるグループもいるようです。
20代当時、私の登山レベルは有段クラスと自負していましたが、今考えると級位者レベルだったと思います。
級位レベルにもかかわらず、それ以上のレベルに挑戦し危ない目にも遭いました。「若気の至り」だったのですね。
30代頃から私の趣味は「囲碁」に傾き、盤上で生死の間をさまようになりました。
緊張感は登山ほどではないにしても、「幽玄」の世界は違った味わいがありますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます