「週刊碁」に連載の四字熟語、「ウニつるりん(鈴木伸二七段、鶴山淳志八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」
第60回:虚心坦懐/鈴木歩七段
★虚心坦懐(きょしん・たんかい):心に何のわだかまりもなく素直でさっぱりしていること。
つる:今回は岩田(一九段)門下の弟弟子として歩さんのことを語ってもらいましょう!
ウニ:歩先生は話しやすいというか、僕のしょうもない話も普通に聞いてくれて優しい先輩でしたね。棋風は実利にカラくて自然体・・・。人柄と一致しますね。
第61回:創意工夫/井山裕太本因坊
★創意工夫(そうい・くふう):新しく斬新な考えで、いろいろな手段を試みること。適切な方法や能率的な手段を、新規に考え出すこと。
ウニ:とにかく読みの幅が広いです。打っていて「この手は考えない」みたいなの、あるじゃないですか。井山先生はそういう手まで全部考えているところがもう・・・。
りん:確かに、一局の中に井山さんしか打てない手が必ずある。
つる:しかもそれが打たれてみれば「ああ、そっかぁ」っていうね。
ウニ:独自性があって、魅せてくれるんですよね。
(週刊碁より抜粋)
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鈴木歩七段(39)は林漢傑八段(38)の奥様。やや「姉さん女房」でしょうか。
女流碁界でも「姉さん」の雰囲気がありますね。
井山さんは芝野さんに名人位を奪われ、NHK杯でも張栩さんに敗退と秋風がしみる季節になったようです。
それでもレジェンド・井山はすぐに崩れないように思います。将棋の羽生さんのように・・・。
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