「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるさとりん(鶴山淳志八段、柳澤理志六段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」※ゲスト:さと(柳澤六段)
第75回:知者楽水/山城宏九段
★知者楽水【ちしゃ・らくすい】:知恵のある賢い人は水が流れるように才知を働かせ滞ることがないことから、水を好んで楽しむの意。
さと:山城先生は「浸透流」。じわじわと水が染みるように少しずつ良くなって最後は勝つ。自然体で無理がない。僕もこんな風に打てたらと憧れました。
つる:あの捉えどころのない強さに加えてお人柄もひょうひょうといらして・・・。合気道の達人みたいだよね。
りん:触れてもないのに飛ばされちゃう?
さと:先生の代名詞「浸透流」から、知者楽水でお願いします。
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山城宏九段(64)は中部総本部の重鎮、王冠戦15期優勝は最多。若手の頃から「中京の豆ダイヤ」と言われました。(羽根泰正の「中京のダイヤモンド」に次ぐあだ名)
これまで7大タイトルに何度も挑戦するも敗退、悲運の棋士か・・・。
地に辛く中盤以降の追い込みが強い棋風「浸透流」、負けた方はボディーブローのようなダメージか。
ザル碁党もジワジワと追い込まれる負け方は悔しいですね。
「浸透流」マネしたいけど無理だろうなぁ・・・。
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