天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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伝説の碁打ち・本因坊秀策

2006-05-11 17:44:21 | テレビ番組

連休中の5月6日(土)、 NHK/BS2で「伝説の碁打ち・本因坊秀策」が放送されました。
以下、「日本棋院HP/Pres Room」より抜粋

『伝説の碁打ち・本因坊秀策』
 江戸時代に実在した伝説的な強さを誇る棋士・本因坊秀策。その人生ドラマを追いながら、秀策の棋譜をCGで再現する異色の囲碁歴史ドキュメンタリー番組。囲碁の初歩的なルールと勝負の醍醐味が分かる、囲碁の初心者向け番組です。

 秀策は、今の広島県安芸市の出身、幼い頃から囲碁の才能を発揮し、本因坊家の跡目となり、江戸城で行われる御城碁で十九連勝無敗という不滅の大記録を打ち立てました。秀策の棋譜は数多く現存していますが、そのうち「耳赤の一手」で有名な井上幻庵戦をはじめ、数局をコンピュータ・グラフィックスで再現します。

    ◇    ◇    ◇

前半は「囲碁のルール」や「囲碁による脳の活性化」など初心者向けの内容で、やや退屈気味でした。

後半は本因坊秀策の生涯を、歴史的背景をまじえての解説で面白い内容でした。
棋譜解説は初心者でも分かるように工夫されおり、よかったと思います。ただゲーム感覚の効果音は煩わしいと思います。

34歳のときコレラで亡くなりますが、この若さで生涯を終えたことが悲運の棋士として囲碁ファンから支持を得ているのでしょう。

この放送を見て感じることは「この頃の専門棋士は命がけで打っていた」ということでしょうか。時代が進むにつれ「使命感」が薄れていくように思われます。

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町内5月度囲碁大会

2006-05-09 17:08:26 | 玉村町

Tama0506a 先日(5/6)、私の居住する町内の囲碁大会があり参加してきました。
今年になって3回目の大会ですが連休中ということもあり、参加者は17名と前回より減っていました。

この町に住んでいる以上、少しでも役に立てばとこの団体のホームページも作成しました。
今までは勤務先の囲碁グループがメインでしたが、これからは地域のグループにも積極的に参加して「囲碁ネットワークの輪」を広げていきたいと思っています。

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CSK杯/中国が優勝、日本は3位

2006-05-08 17:11:38 | プロ棋戦

 日中韓台の東アジア4カ国・地域の棋士が団体戦で優勝を争う第5回CSK杯囲碁アジア対抗戦は5月3日、大分県日出町で3回戦10局が行われ、中国チームが初日から3連勝で2年ぶり2回目の優勝を決めた。日本は台湾を下して3位に入った。
 リーグ最終戦となる3回戦は中国―韓国、日本―台湾の組み合わせ。このうち、連勝チーム同士の直接対決となった中国―韓国戦は3―2で中国が勝利し優勝、韓国は2位。
 日本は高尾紳路本因坊―張栩名人・王座の主将戦は落としたものの、山下敬吾棋聖、
依田紀基碁聖、河野臨天元、結城聡九段の4人が勝ち、3位の座を死守した。台湾は初日から3連敗となり、最下位に終わった。

          (日経囲碁Webより抜粋)

    ◇   ◇   ◇

日本チームは残念ながら3位でした。現時点での囲碁勢力図そのままの結果といえそうです。
このところ中国の活躍が著しく、韓国はやや停滞気味のようです。中国は国家レベルのバックアップで、これからも囲碁界をリードしていきそうです。

日中韓台、政治的には決して良好な関係とはいえませんが、今後もこのような文化交流で友好関係を築いてほしいものです。

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小中学校囲碁団体戦/2006

2006-05-07 21:32:55 | こども囲碁

Sdantai 今日(5/7)は小中学校の囲碁団体戦県大会&認定大会が行われました。
参加者は65名と昨年より減少(昨年は114名)していますが、これは開催日が連休中だったのと、中学団体戦が別の日に行われることになった影響ではないかと思っています。

ただ、高校囲碁大会も減少傾向にあり「ヒカルの碁」効果が薄れつつあることは実感できます。
この減少傾向の流れをどう打開するか、難問ですが関係者が知恵を絞って取り組むテーマと思案中です。

それでも小中学生が目を輝かして盤に向かっている姿や、昇級した少年少女たちの笑顔に元気の素をもらっているような気がします。

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県内高校囲碁団体戦/2006

2006-05-06 23:07:14 | 囲碁群馬

Koukou2006d 今日、午前中は県内高校囲碁団体戦の取材、午後は町内囲碁大会、夜は明日の小中学生囲碁団体戦の準備と忙しい一日でした。

高校囲碁団体戦(1チーム3名)は男子が8チーム、女子が4チームと昨年とほぼ同じ規模でしたが、他の部活動に較べると、まだまだマイナーな部活動という位置づけなんでしょうね。

高校のクラブ活動の目的はいろいろあるでしょうが、「集団生活におけるマナーや規律の育成」、「論理的な物の考え方の実践」などが重要な要件でしょう。
その意味では「囲碁」はクラブ活動として有益な分野だと思います。

教師、親、先輩など周囲の方々がもっと囲碁に理解を示してくれるよう、継続的なPRが必要だと思います。

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新緑ハイキング(2)/戸神山

2006-05-05 19:35:07 | ハイキング

Tokami5 山麓から望む戸神山

今日(5/5)も昨日に続いて軽ハイキング。本日は沼田市近郊の「戸神山」、山麓から2時間強の家族向けコースということです。
山麓から見る山容はピラミッドのようで、近くの人たちからは「三角山」と親しまれているようです。

山頂からは赤城山、子持山、榛名山、そして残雪の武尊山が一望できる眺望にめぐまれた山です。
私たちは南側登山口から登り、北側の集落に下山して一周するコースでしたが、周辺ののどかな景色も気持をなごませてくれます。
下山後は公共の「日帰り温泉」で体を癒し、帰路につきました。

   ◇  ◇  ◇

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今日は「子供の日(端午の節句)」、住宅地から離れた集落では「鯉のぼり」が元気に青空を舞っていました。
日本の原風景のようで、いつまでも残してほしいやさしい風景ですね。

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新緑ハイキング(1)/稲村山

2006-05-04 21:31:35 | ハイキング

Inamura2 麓から望む稲村山

今日(5/4)はハイキングに行ってきました。上信方面/碓氷峠の入口にある「稲村山」です。
この山は7、8年前にトライしたのですが、天気が悪くコースを間違えてそのまま帰宅した記憶があります。そんな思い出もあり、いつかは登ってみたいと思っていました。

麓から往復2時間弱のコースですが、今回は天気もよく道標も整備されており、間違えることなく山頂に立つことができました。
山頂からは「残雪の浅間山」、「けわしい山容の裏妙義山・高岩」、「眼下には渋滞気味の上信越道」が望めます。
しかし山頂は車の騒音とハチなどの虫も多く、長居は無用と10分ほどで下山してきました。

11時過ぎに下山し、帰路は国道18号を高崎方面に向かったのですが、対向車線の軽井沢方面に向かう車は渋滞の列で大変そうでした。
ニュースでも「○○方面は××キロ渋滞」などと繰り返しており、連休中に「そんな思いまでしてどうして出かけるのか?」と思います。
でも「苦労があるから、意義がある」という考え方もあるのかもしれませんね。

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ゴールデンウィーク/2006

2006-05-02 21:21:19 | 日記・エッセイ・コラム

 

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ハナミズキ

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菜の花

今年、私の5月連休は4/28(金)~5/7(日)の10日間で、前半分が終わったところです。
天気のいい日は利根川べりを、一時間ほどサイクリングしています。川の瀬の音を聞きながらのサイクリングはよい気分転換となります。
途中、色々な草花や鳥などと出会います。白やピンクのハナミズキ、黄色の菜の花はもう最盛期を過ぎようとしており、その他に紫色の草花の群生も見られます。

連休後半は高校囲碁大会、町内囲碁大会、小中学生囲碁団体戦の予定があります。その他にもハイキングを予定しており忙しくなりそうです。

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「囲碁四天王」ニックネーム決定

2006-05-01 21:06:14 | プロ棋士

日本棋院で募集していた「四天王のニックネーム」が決定。

・山下敬吾 棋聖 :「フルスィング」
 ☆講評:山下棋聖のパワフルさをい一言でよく現しています。
・張栩 名人・王座:「韋駄天」
 ☆講評:仏法の守護神の一、「韋駄天」は足の速い神様。張名人の棋風にピッタリですね。
・高尾紳路 本因坊:「重厚戦車」
 ☆講評高尾本因坊はその棋風からか厚みにまつわるネームが非常に多かった。
・羽根直樹 九段 :「忍の貴公子」
 ☆講評:忍は羽根九段の父君、泰正九段の師匠島村俊宏九段が「忍の棋道」と呼ばれていました。貴公子はただただ風貌からでしょう。

               (週刊碁より抜粋)

         ◇   ◇   ◇

ニックネームとして考える場合、やはり「棋風」が一番ですね。あとは「風貌」、「出身地」などでしょうか。
「四天王のニックネーム」が囲碁界だけでなく、広くマスコミなどに浸透してほしいものです。

         ◇   ◇   ◇

将棋棋士では以下のようなニックネームがあるようです。それぞれ特長を現していると思います。
・羽生 善治「羽生マジック」
・谷川 浩司「光速流」
・森内 俊之「鉄板流」
・佐藤 康光「緻密流」
・米長 邦雄「泥沼流」

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