天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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ボードゲーム・ランキング

2010-12-12 21:12:54 | 囲碁

昨日の朝日新聞で「beランキング/私の好きなボードゲーム」という記事がありました。
10位までのランキングは以下の内容でした。

・1位:オセロ
・2位:人生ゲーム
・3位:将棋
・4位:野球盤
・5位:すごろく
・6位:モノポリー
・7位:囲碁
・8位:ダイヤモンドゲーム
・9位:ドンジャラ
・10位:サッカーゲーム

家族や友人と盤を囲んで楽しむ「ボードゲーム」、昨今は「デジタルゲーム」に押されて遊ぶ人は減少しているようです。
ボードゲームやカードゲーム(トランプ、カルタなど)は、顔を見ながら駆け引きや会話を楽しむという特長があります。
お正月やクリスマスに、家族や親戚と楽しんだことを思い出す人も多いでしょうね。

1位はオセロ、手軽でルールも簡明なところに人気があるようです。
囲碁は7位、ある程度楽しめるレベルまで時間がかかり、家族で楽しむには敷居が高いようです。9路盤や13路盤で、手軽に楽しめるようになればいいのですが・・・。

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ネット碁/秒読み中に宅配便が・・・

2010-12-10 21:25:27 | デジタル・インターネット

毎日のようにネット碁を楽しんでいますが、時々、困ることがあります。
私の加入しているサイトの持ち時間は20分(標準設定)、それを過ぎると30秒の秒読みとなります。

この「秒読み中」に宅配業者が来たり、電話がかかってきたりすると焦ってしまうのです。
居留守を装うのも気が引けるし、時間切れで負けるのも悔しいし・・・。
結局、アタフタしている間に黒星になるケースがほとんどです。
これはネット碁の宿命でしょうね。

    ◇  ◇

ネット碁はHN(ハンドルネーム)を登録して対局しています。対局リストを見ると、いろいろと面白いHNがあります。
多いのは過去の有名棋士や歴史上の人物を変名したものでしょうか。

私も有名棋士の名前を使わせてもらっています。ただネット上の会話で「強そうな名前ですね」とのメッセージを受けると、ザル碁党員としては恥ずかしい限りです。
改名したいところですが、手続きは面倒そうで・・・。

あと地方の名称(町、山、川、特産品など)も結構ありますが、ローカル色があってなごみますね。

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活碁新評/週間碁

2010-12-08 19:00:21 | プロ棋士

週間碁に連載(現在45回)されている「岸本左一郎に学ぶ/実戦手筋の奥義『活碁新評』」について。解説は秋山次郎・八段。
「活碁新評」を書いた岸本左一郎(1822-1858、江戸時代後期の囲碁棋士、石見(いわみ)(島根県)出身)は秀策の兄弟子(7歳年長)に当たり、本因坊秀和の門人で塾頭までつとめたそうです。
江戸後期の囲碁界には、あまり名を知られていない強豪棋士がキラ星のごとくいたんですね。

内容は高段者向けで、ザル碁党には敷居が高い感じですが、神妙な手筋の雰囲気を味わうのも一興かと思います。

    ◇  ◇

解説の秋山次郎・八段は緑星学園出身。アジア大会団体戦では中華台北の周俊勲に勝ち、銅メダル獲得に貢献。
先週のNHK杯でも小松九段に勝ちベスト8に進出しましたね。寡黙な印象でしたが内に秘めた闘志が盤上に表れているようでした。

緑星学園出身は山下・本因坊はじめ、加藤充志・八段、溝上知親・八段など精鋭が揃っていますが、独特な雰囲気がありますね。
時代は違いますが、剣術の千葉道場の雰囲気でしょうか。想像ですが・・・?

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囲碁雑誌/月刊・囲碁未来

2010-12-06 21:26:57 | 囲碁

師走に入り、なぜかあわただしい雰囲気となってきましたが、月刊誌ではもう1月号が出始めています。
級位者を対象にした月刊「囲碁未来」も、1月号が届きました。
指導スタッフを務めるようになって購読し始めたのですが、結構、内容が充実しているように思います。

(詳細は下記参照)↓
http://www.nihonkiin.or.jp/publishing/2010/12/post_196.html

2010年版のシリーズでは「歴史が作った囲碁の法則『格言から学ぼう』/講師:高橋秀雄・七段」というコーナーがためになりました。1年間で終わってしまったのはちょっと残念でした。

連載漫画「堂々邪道!/定石かえうた」もホンノリと笑えます。

本誌は定期購読のみで、店頭で立ち読みできないのが残念ですね。
以前は「レッツ碁」という書名で店頭販売されていたのですが、これも効率重視でしょうか・・・。

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こども囲碁教室と町内月例囲碁大会(2010/12月)

2010-12-04 21:15:42 | 囲碁

今日の午前中は、囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフです。
私の担当するCクラ・スリーグ戦(15名)で、快進撃をしているのが北小のK姉妹、今日も3連勝でした。
この教室とは別に個別指導で力をつけているようですが、本人の意欲・姿勢が他の生徒より優っており、快進撃もうなずけます。

私も少し前から、同じ町内のY兄弟の個別指導(週1回)を始めました。まだ2回行ったばかりですが、「遊び感覚」が抜けきらず棋力アップできるか不透明です。

子供の能力アップで大切なことは、興味・意欲を持たせることだと思います。
難問ですが、試行錯誤しながらトライしていくつもりです。

    ◇   ◇

Tama5 午後は玉村町囲碁会の12月度月例大会、参加者は25人でした。
優勝は高橋(紀)さん。町内でも指折りの実力者です。

準優勝は塚越さんと関根さん。塚越さんは優勝した高橋さんとしばしば研鑽しているようですね。
関根さんは本会の幹事。大会の運営をしながら、この成績は立派なもんです。

私の成績は○●●○の2勝2敗。上位の実力者にうまくひねられているようです。
大局観に問題がありそうですが、対策はなかなかムズでして・・・。

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群馬/渡良瀬渓谷ドライブ

2010-12-02 22:00:32 | 旅行記

先日、紅葉の見納めに「渡良瀬(わたらせ)渓谷」を訪ねてきました。
数日前、テレビ東京の「空から日本を見てみよう/関東ローカル線スペシャル」という番組で、「わたらせ渓谷鉄道」周辺を紹介しており、その気になりました。

Takatsudo_2高津戸峡/はねたき橋

渡良瀬渓谷の入口にあるのが「高津戸峡」、大間々駅の近くで「高津戸ダム」の下流にあります。
ダムのできる以前はもっと流れも速く、景観も優れていたのではないかと想像されます。
ダム建設には賛否両論ありますが、自然保護の観点ではマイナスですね。

Konaka_3小中大滝

次に訪れたのは「小中大滝」、国道122号線から左折し、林道を8キロほど登ったところにあります。
駐車場から山道を登り、傾斜のある吊り橋(けさかけ橋)を渡ったところで、隠れるように落差100mほどの滝がありました。
観光パンフレットには、紅葉に映える大滝の写真がきれいに写っていましたが、この時は紅葉も終わり、寂しげな「秘境の滝」というイメージでした。

昼食は神戸(ごうど)駅ホームにある列車レストラン「清流」で、オススメの「まいたけごはん定食」。味は普通だと思いますが、列車の雰囲気が駅弁感覚で及第点でしょうか。

Watetsuわたらせ渓谷鉄道列車

食事中に列車が到着し、10名ほどの客がレストランに入ってきました。私同様、TVを見て来た人もいるんでしょうね。
列車は一両でチョコレート色のレトロな感覚が懐かし雰囲気です。シーズンには「トロッコ列車」も運行されるそうです。

Kusaki_lake草木湖/東宮公園

その後、紅葉の見頃を過ぎた「草木湖」を一周して帰途につきました。

日差しも柔らかい小春日和、ゆったりとした渡良瀬渓谷の一日でした。

    ◇  ◇

「わたらせ渓谷鉄道」はJR東日本から第三セクターに移行して20数年。山村の過疎化、車社会の浸透、生活様式のスピード化など、ローカル線経営は逆風の状況のようです。
一部の観光客や鉄道ファンには支持されていても、「懐かしさ」だけでは成り立たないでしょう。

明後日(12/4)、東北新幹線「八戸駅~新青森駅」が開業するとのこと。
超特急と在来線およびローカル線、バランスのよい鉄道事業が望まれるところです。

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