中部NO.1棋士を決める第56期王冠戦挑戦手合一番勝負、羽根直樹王冠―小県真樹九段が12月4日に名古屋市の中部総本部で行われた。結果は150手までで白番の羽根が中押し勝ちをおさめ、王冠位防衛を決めた。羽根は王冠5連覇で通算12期獲得となった。小県の24期ぶりの王冠獲得はならなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「羽根5連覇、名実ともにMr.王冠」 「小県、24年ぶりの復冠ならず」
(週刊碁、見出しより)
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羽根九段が序盤からのネジリ合いを制し、王冠位を防衛しました。
敗れた小県九段、得意な厚みを相手に築かれ悔やまれる一局でしたね。
羽根九段は「自分から何かやっていくのは好きじゃないんです。相手に仕掛けてもらって、それを受けて立つ展開の方がいいですね」と語ったそうですが、本局では自ら仕掛けていったようです・・・。
王冠戦は中部総本部棋士によるタイトル戦なので注目度はイマイチですが、56期と歴史ある棋戦なんですね。
王冠は「クラウン」、トヨタの高級車「クラウン」からの引用でしょうか・・・。
ゴルフで「中日クラウンズ」というトーナメントがありますが、こちらも56回なんですね。
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