天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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関東高校囲碁/群馬県予選会2021

2021-11-10 21:00:00 | 囲碁群馬

男子・山崎さん(前橋)、女子・宮内さん(高崎女)優勝
第37回関東地区高校囲碁選手権大会の県予選会個人戦が11月3日、藤岡中央高で開かれ、男女計15人が盤上で火花を散らせた。男子は山崎涼真さん(前橋2年)、女子は宮内俐果さん(高崎女2年)が優勝した。
優勝者を含む男女計8人は、来年1月に横浜市で予定される関東大会に出場する。
団体戦男子は、前橋(山崎涼真、藤本隼也、宮沢優希)、同女子は高崎女(宮内俐果、曽根希美、今井凛)が関東大会に出場する。
    (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

個人戦の参加者は男女合わせて15名、昨年が24名ですから4割ほど減っています。団体戦は男女各1チームで予選なしと残念な状況です。
小学生、中学生、高校生と上級生になるに従い多忙になるのでしょうか。

個人戦男子の山崎さんは順当、女子の宮内さんは少年少女大会以来の登場です。
団体戦男子の前橋は8月の全国高校囲碁選手権団体戦で優勝しており、関東大会でも有望です。
女子の高崎女子高は個人戦優勝の宮内さんと曽根さん、今井さん、初出場かと思いますが頑張ってほしいですね。

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1年前の記事(2020-11-10):第68期王座戦第2局/芝野2連勝、防衛まであと1勝

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第46期名人戦第7局/井山勝利で防衛!

2021-11-08 21:00:00 | プロ棋戦

第46期名人戦七番勝負第7局は静岡県河津町「今井荘」で11月4日(木)・5日(金)と打ち継がれ、黒番の井山裕太名人が中押し勝ちをおさめ防衛を果たした。
     (日本棋院HPより抜粋)

「井山防衛、緩急自在に主導権握る」 「一力、遠いあと1勝」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

名人獲得通算8期となった井山名人、最終局で挑戦者を寄せ付けない強さを発揮しました。
敗れた一力天元、後悔の一手で一気に劣勢に・・・。

本局のポイントは、一力さんの軽率なノゾキにあったようです。
「ノゾキにつがぬバカはなし」という格言がありますが、プロは言うことをきかない・・・。

本シリーズ、7局とも黒番が勝っていますね。
一力さんにとって、最終第7局が白番だったのが不運か・・・。

     ○ ● ○

第7局の対局地は静岡県河津町「今井荘」。囲碁・将棋のタイトル戦が数多く行われたとのことです。

河津町は早咲きの河津桜が有名です。濃いピンク色の花が特徴ですが、各地でも多く見られるようなりましたね。

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1年前の記事(2020-11-08):第39期女流本因坊戦第3局/上野、初防衛まであと1勝

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ザル碁党、好不調の波

2021-11-06 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

10年以上もネット碁で遊んでいますがレベルは停滞、「天下五段」の夢は遠くなるばかりです。
それでも勝率はきっかり5割、不思議なものです。

ただ好不調の波があり、日常生活との因果関係がハッキリしません。
時間的に余裕があり、体調もそこそこ、気合十分で臨んだところ黒星のオンパレード・・・。
逆に時間に追われる合間や、気力不十分で臨んだのに好結果・・・。

技術レベルは変わらないのに、好不調の波はなぜか?
メンタルな部分はミステリー劇場です・・・。

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1年前の記事(2020-11-06):囲碁書籍「良い打ち方と悪い打ち方」

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第15回少年少女秋季囲碁大会(群馬)/2021

2021-11-04 21:00:00 | こども囲碁

石岡君(太田城西小)瀬下君(高崎吉井西小)V
第15回県少年少女秋季囲碁大会と第11回くらしきこども棋聖戦県予選が11月3日、伊勢崎市民プラザで開かれた。園児から中学生まで100人が棋力に応じたブロックごとに腕を競い合った。
棋聖戦県予選は小学校高学年の部で石岡佑真君(太田城西小6年)、同低学年の部で瀬下虎白君(高崎吉井西小2年)が優勝した。
     (上毛新聞より抜粋)

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◎認定大会・ブロック入賞者
◆19路盤《優勝》         《準優勝》
A・石岡まひろ(太田城西中2) ・家上紘弥(玉村南中2)
B・半谷祐一郎(前橋桃井小6) ・大和優真(伊勢崎名和小6)
C・小野晶葉(伊勢崎坂東小5) ・櫻井寛也(玉村小4)
D・高久大輔(伊勢崎坂東小4) ・斉藤ちひろ(玉村上陽小4)
E・伊藤萌花(伊勢崎境剛志小1)・中島明日香(玉村上陽小2)
◆13路盤
A・真下珠美 (渋川豊秋小2) ・佐々木廉和(太田城西小6)
B・伊藤あかね(高崎城東小3) ・岡住重成(玉村中央小3)

     ○ ● ○

今大会の参加者は100名、7月の少年少女囲碁大会とほぼ同規模となります。
「くらしきこども棋聖戦県予選」は高学年の部に2名が出場し、石岡くんが代表に決定、順当な結果でした。低学年の部は富岡教室2名の対決で瀬下くんが接戦を制しました。

全国大会予選は4名と寂しい状況です。県内高校生の全国優勝レベルと比べるとその落差に何とも・・・。全国大会レベルの選手育成はムズなところです。


こども棋聖戦県代表


認定戦19路盤クラス入賞者


認定戦13路盤クラス入賞者

成績一覧表(pdf)

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1年前の記事(2020-11-04):関東高校囲碁/群馬県予選会2020

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虎視眈々/許家元十段

2021-11-02 21:00:00 | プロ棋士

「週刊碁」に連載の「つるりん式見る碁のすすめ」、四字熟語編⑩は「虎視眈々(こしたんたん)」。
つるりん(鶴山八段、林漢傑八段)が選んだのは許家元十段。

りん:許家元十段の碁が一番虎っぽいのかな?
つる:たしかに!あの油断も隙もない感じ、草むらに隠れてる感じあるね。
りん:だよね。あと、あの決める時の鋭さも、油断したシマウマ?(鹿とか)に飛びかかって一撃で頸椎をかみ砕くってイメージにぴったり。
    (以下略、週刊碁より抜粋)

ナルホド、許さんは私も予想しましたが・・・?
虎というと芝野虎丸さんが浮かびますが、「虎ちゃんの碁は男前というか、正々堂々リング上で殴り合ってるって感じ・・・」とのこと。

次回⑪は「電光石火(でんこうせっか):稲妻の光や石を打ったとき出る火の意から、動きが非常に素早いこと。」
上野愛咲美・女流棋聖はどうだろう・・・。

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1年前の記事(2020-11-02):第29期竜星戦決勝/一力、史上初三連覇!

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