こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

市中病院の病理医の1日(夜)・・・病理医に興味のある君へ(4/10-4)

2016年06月19日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

ルーティン業務が終わると、最後はコンサルテーション症例の診断とか、自分の研究用の時間になるが、これはもう就業時間をはるかにすぎたころとなる。業務外のことだから、仕方ない。最後の力を振り絞って少しだけ前に進む。こういうことは毎日毎日コツコツとやるしかない。

 

もろもろ終えて、病院を出るころにはへとへとだ。20代30代には夜中まで実験をやっていたり、仕事帰りに仲間同士で飲みに行っていたことなんて夢のまた夢。気力、体力とも、年齢とともに著しく失われている。とはいえ、それを知識と経験でカバーするしかない。あれ?いつの間にか私の話になっていた。

年の話のついでとなるが、同世代の臨床医が、50代に入ると、当直業務に体力の限界を感じて、次々と開業し始めるが、病理は当直業務がないので、年をとってからでも一線の病院で頑張っていられるというのはなかなかいい。

 

帰りの電車で勉強したり、ブログを書いたり。家に着いたら一杯飲んで明日に備える。飲み会は疲れるので、最近はなるべく家飲みにしようと思っている。

 さあ、明日からまたがんばろう

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