少し早く帰ることができたので、犬を散歩に連れて行った。少し涼しかったけど、蛍が飛んでいそうな時間だったので、近所の川まで歩いていったが、もう1匹も飛んでいなかった。二組の母娘連れが来ていて、蛍を探していた。「ほんの10日前にはずいぶんいたのに、もういなくなってしまいましたね」と話すと、残念そうに帰っていった。蛍の飛ぶのがいつもより数日早いと思って喜んでいたが、その分梅雨も早く始まり、蛍もいなくなってしまった。
私にしても、少々残念な思いで家に帰ったが、その時虫の声が一切しないことに気がついた。
今の時期は、虫の声がしないのか。
そんなこと、全く気に留めずに生きてきたのが恥ずかしい。
帰ってきたら、防火用水の所に住み着いているカエルの声が聞こえてきた。虫ではなく、カエルの季節ということか。
いよいよ紫陽花が満開に