こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

周りはみんな中国製という時代

2020年08月24日 | 日本のこと、世界のこと
昨日娘が残暑見舞いといってプレゼントをくれた。
箱の裏を見るとMADE IN CHINAと書いてある。
中国製電化製品の特徴と思っている極端にピッタリした開けにくい蓋をとるとこんなものが入っていた。
リモート会議用のヘッドフォンかと思ったら、ネッククーラー(首にかける送風機)だった。
土曜日に床屋に行くときに私が首に巻いていたガーゼマフラーがあまりにショボくてかわいそうだと思ったからということだった。
街中で若い人などが使っているのをみて、見た目今ひとつ、と思っていたのだが、娘がとくに何も言わずにプレゼントしてくれたのだから、少なくともシワシワのガーゼマフラーよりはよほどいいものなのだろうし、見た目を気にする必要もなさそうだ。
顔周りに空気の流れができて、コロナ除けにもいい。
ただし、自分が感染している場合周りに撒き散らすことになるので、残念ながらマスクの代わりにはならない。
それにしても、身の回りは中国製のものばかりだ。
ネッククーラーは韓国の会社が中国で作っているし、今使っているワイヤレスイヤホンももちろん中国製。
もちろん例の開けにくい箱に入っていた。
毎日携行している保温性のとてもよい水筒もそうだ。
日本製品といえば父の形見のSEIKOのみ。
中国製品が身の回りに溢れるようになったのは今に始まった事ではないのはよくわかっている。
それより、今の若い人たちはがこうやって中国製品に囲まれ、それが当たり前だと思うようになっていることに気がついたのだ。
悪いことではないが、こういうのが日本のお家芸だったということを若い人が知らなくなっているのかと思うと寂しくなる。

これらの製品、レベルはもうほとんど世界標準レベルだということを考えると、そのなかからオリジナルの名前を持った本当の世界企業がそう遠くない将来うまれてくるだろう。
もはや脅威とかそんなものじゃなく、どう追随していくかということになるのだろう。
医学の世界でもそう

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