こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

元気なうちにがんばろう

2020年08月28日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
オンラインの学会が増えた。コロナ流行前に予定されていた学会が延期されて今になって開催されるものと、もともとこの時期に行うことになっていたのが、オンライン開催に変更されたものとがあって、いつものこの時期の1.5倍ぐらいの量になっている。もちろん、そのまま中止になった研究会は数知れなくある。そのことは別として、いざ学会が開催されてみると、新型コロナウイルス感染症の騒動とは別に研究を推進している人というのがたくさんいることがわかる。仕事として研究をやっている人はもちろんだし、臨床の仕事のかたわらコツコツ研究を行っている人も少なくない。

多くの発表を聞いていると、私もそろそろ研究活動を始動しなくてはいけないところに来たということが自覚される。研究といっても、引退がそう遠くないの私の場合、講演とか執筆が中心で、大きな研究は共同研究の一部を分担する。でも、若い臨床医に付き合って小規模の研究ぐらいは行なっていこうと思っている。そしてそうこうするうち、気がついたら結構な仕事が溜まっている。

新しい病院でのルーティンワークに少し慣れてきたと思っていたら、こいつ案外使えると思われたようで臨床医の私への要求レベルが上がってきている。「最近(臨床医が)いろいろ言ってきて」とぼやいたら、「そういうのを、頼りにされているっていうのよ」と妻は言う。引退まで、息を潜めてじっとしていようと思っていた当初の目論見は1年で破綻しそうだが、健康で体が言うことをきいてくれているうちは”やる気”を内側から沸き起こし、駆動力に変換して頑張りたい。
お大事に

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