こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

セミの目覚めは一斉に

2020年08月27日 | 日々思うこと、考えること
5時ちょっと前、ふと目が覚めたらそれきり眠れなくなった。
おとといのエントリーでの書き間違いを思い出し、勝手に手を入れたが、そんなことしたらいいねボタンを押してくれた人に申し訳ないのではないかと考えだしてしまったのだ。そんなことで私が悩んでいるなんてこと、この世の誰一人気にしてなんかいないだろうと思うと、今度は可笑しくなって、余計に目が覚める。続いて、ブログで日々愚考を読んでいただいているのに、そのことに対する責任感、私はどれほど持っているのか、どれほどの矜持を持って書いているのか、自分の存在とネット上のアバター的に存在する自分との乖離が奇妙に思える。

白みはじめた空を網戸越しにながめていたら、遠くの方でセミが一匹鳴き出した。それが鬨の声であるかのように、ものの30秒もしないうちにセミの大合唱となった。鎌倉じゅうのセミが鳴いているに違いない。

それでも、少しでもともう一度眠ろうと努力するが、今度は哲学のことが頭に浮かんできて、ゴチャゴチャする。考えるのが面倒になって他のことをと思うと、仕事のこと。今日の段取りは、昨日言っていた患者さんの生検はどうするだろう、とか考え始めたら血圧まで上がってきたので、いったん起きて夜明けの空の写真を撮り、また寝床に戻った。今日のエントリーはこの話だなと決め、メモ程度のことをスマホに書きこんでいたら、憑き物が落ちたかの様に心が落ち着いて、いつの間にか眠ってしまっていた。

気がついたらいつもとおなじ時間。あれから45分は眠れた様だ。睡眠の1単位を15分と考えているので、3単位眠ったことになる。昼寝3回分。頭は意外とすっきりしていて、いつも通りに起き出した。血圧もまずまず。二度寝する前に書き留めておいた下書きのタイトルは”夜明けのスキャット”。ルルルーとセミの大合唱では大違いだ。結局平凡なタイトルになってしまった。

今日は暑くなる上、帰りには大雨に注意とのことで、月曜日に持って出て病院に置いてきた傘を持って出たが、遠くに稲光が見えただけだった。置き傘は解消されたのでよしとしよう。

笑顔を忘れずに

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします