こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

コロちゃんの足の怪我、その後

2021年04月10日 | 犬との暮らし
 久しぶりに土日が晴天に恵まれるという話だったが、関東南部沿岸部は午前中曇りがち。今日も少し肌寒かったが、久しぶりにマルチーズのコロと散歩した。ちなみにコロは昨日トリミングして、綺麗になっている。

 ところで、先月20日に落として怪我をさせてしまった御歳14歳のコロ、実はその後今日まで大変なことになってしまっていた(1日いろいろあって 2021年3月20日)。かかりつけの獣医さんに”骨折はありませんでした”と言われてから帰ってきて、”安静に”していたが、歩くのも億劫そうで、悪いことをしたと反省した。ところが困ったことにそれからコロが何も喰わなくなった。獣医さんにまで”コロちゃんはガラスのハートの持ち主”と言われているだけあり、コロはショックで飲まず食わずとなってしまったようだった。

 その後数日、水や餌を近くに置いてもなにも口にしない。近づけても顔を背ける。まるで一昨年の初冬に死んだナイトの死ぬ前の状態と同じ(ナイト、まだまだ頑張ってます!2019年12月7)。そうはいっても犬なんだから喉が渇いて、お腹が空いたら、水も飲むだろうし餌も喰うだろうとたかをくくっていたのだが、まるで意地でも張っているように飲まず喰わず。翌週になり、心配した妻が整形外科の先生のいる日に犬猫病院に連れて行ってもう一度よく診てもらったら、専門家でないと見つけることのできないような小さな骨折がみつかった。

 高齢のため、手術をするわけにもいかないと保存的治療という安静で過ごさせることとなった。点滴と食欲増進剤を飲ませてもらってから帰ってきた。食欲増進剤の効果があったのか、すこしだけ水を飲むようになった。その後、餌を変えてあれこれやってどうにか食べるようになって危機を脱した。先生には安静にと言われているのだが、コロは散歩に連れて行けと催促するので、歩きたいだけ歩かせる。今朝もそんなで、右の後ろ脚を引きずりながらひょこひょこ歩いている。帰りの坂道は妻が抱っこして上がった。リードは妻が外してくれた。

 一匹でわが家にやってきて、頑張って生きてきたコロ。そんなコロに恥をかかせるようなことをしてはいけない。今度のことでコロのことを家族の一員としてより深く思うようになった。ペットを家族の一員なんていうのは変、というわけではなく、命あるものを預かった責任というものを果たさなくてはならないことの延長がコロのことを深く考えるようになったものだと思う。
仲良くしようね

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