きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

山形市悠創の丘’23.1/6

2023年01月13日 | 村山地方
昨日は舞鶴山で今年の初鳥見をした。トラツグミにも出会えたのでまずまずのスタートとなった。これで気分を良くして、それならば・・・という事で、本日は、山形市郊外の悠創の丘に行ってみた。今日は様子見という事で、一人鳥見だ。到着したのが9時半過ぎ。それから3時間ほどの鳥見だ。観察ポイントとしては、駐車場北側の柿の木、悠創館隣の「どんぐり橋」周辺、そして、南側の「見晴らしの丘」周辺などだ。以下は、この時出会った鳥たち。
<アカゲラ>
駐車場下にある柿の木。そこにアカゲラがとまっていた。アカゲラを見るのは久しぶりだ。土手の上からしばらく観察することができた。この柿の木の実はおいしいようだ。このあと、シロハラ、ツグミ、アオゲラなどもやってきて、柿の実をおいしそうに(?)食べていた。

<アオゲラ>
アオゲラは、アカゲラのとまっていた柿の木と、「見晴らしの丘」の南側下の柿の木で見つけることができた。周囲を警戒してか、しばらくの間じっとして動かなかった。

<シロハラ>
相変わらず警戒心の強いシロハラ。柿の木に飛んで来るが、枝が込み入ったところにとまることが多く、なかなかすっきりしたところにとまってくれない。何とか数枚だけ撮ることができたのはラッキーだった。

<アトリ>
土手の上の林の樹上を飛び回るので、腹打ちになってしまった。群れで樹木にとまるところを見つけると、何となくうれしくなる。アトリの上面の羽模様はとってもきれいだ。できれば上から撮りたいところだが、今回は下ばかりで残念な画像となった。

<トラツグミ>
坂を下っていく途中、上の方から鳥が飛んできた。土手の上の柿の木にとまったので確認すると、トラツグミだった。本日のお目当ての鳥さんが早々と登場だ。ちょっと柿の実を食べて、その後は、首を伸ばして上空をじっと見て、周囲を警戒しているような様子だった。

<ツグミ>
今シーズン、ず~っとツグミに出会えずにいた。声すら聞いていなかった。やっと出会えた。特に珍しい鳥さんではないが、やはり冬鳥の定番ですからねぇ。意外にも柿の木のすっきりしたところに留まってくれた。

<ミヤマホオジロ>
「どんぐり橋」を過ぎて左の階段を上っていき、雪の上を歩きながら鳥影を探した。雪の散策道脇に雪のない土手が出ており、何気なくそこに行ってみると、ミヤマホオジロ雌を発見。雄もいたがすぐ飛んでしまい、行方知れずに・・・。ここは雌をしっかり観察撮影させてもらった。

<エナガ>
柿の木の下にいると、どこからともなく「ジュリジュリジュリ。」と、エナガの声が。とにかく、エナガは忙しい。もっとゆっくり柿の実を食べればいいのに。それじゃあ、味もわからないのでは?と思ってしまう。

<コゲラ>
柿の木にコゲラもやってきた。そして、今回は、近かった。ひたすら幹をつついて虫探し。こちらは気にも留めずムシか。でも、コゲラが柿の実を食べる場面は初めて見た気がするなぁ。

<ノスリ>
何気なく空を見上げると、ノスリが飛んでいた。一応証拠写真という事で、2,3枚パチリ。

<クロジ>
そろそろお昼時ということで、車に戻ろうと思っていた時、鳥見している方に「クロジが出ましたよ。近いですよ。」と情報をいただいた。これは食事どころではない。急いでポイントへ。道路脇の杉林。青いネット越しに動く鳥さんが。クロジだ。なかなか写真の撮りづらいところなので、動く様子をしばらく観察。2羽確認できた。はじめ雄と雌かと思ったが、どちらも頭から胸、下腹にかけて灰色がかり、上面は褐色なので、2羽とも雄の若鳥と判断した。最後の最後に、クロジに会えるとは、「黒字」だけに正月早々縁起の良い一日となった。


【出会った鳥たち】ノスリ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、ツグミ、シロハラ、トラツグミ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、ミヤマホオジロ、クロジ


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