昨日のブログで、そういえば戦術的な話を全く書いていなかったと気付き、今日追加記事を書きます。まず、G大阪と言えば攻撃サッカーのイメージがありますが、どんなときでも強気のサッカーができる訳ではありません。
この試合では、ロニーが不調でスタメンを外され、ルーカスも靭帯損傷で不在でした。そのため、本来ボランチで使いたい遠藤が攻撃的MFに上がり、ダブルボランチは明神、橋本の守備的なコンビでした。そのため、普段のG大阪と比べると、攻撃の枚数が少なくなったようなものです。
少なくとも、前半に関してはG大阪の怖さはあまり出ませんでした。それは、浦和の守り方にも理由があります。G大阪は、スペースを狙うタイプの播戸と、MFもこなせるキープ力のある山崎の2トップでした。
この2トップが縦に並び、山崎がトップ下気味の位置で受けて、浦和のストッパーを引っ張り出して、播戸に走り込むスペースを与えるのがG大阪の狙いに思えました。しかし、浦和の3バックは、ストッパーを引っ張り出されると弱いですが、リベロの阿部勇樹が上がる場合は、闘莉王で再三経験していますから慣れています。
そのため、山崎に阿部勇樹を付けたあたりが、エンゲルス監督の工夫です。また、しばらく外されていた左ストッパーの堀之内が好調で、阿部勇樹が前に行っても後ろを坪井と二枚で何とかすると気合いが入っていたのも、前半をリードして折り返した理由でしょう。
ただ、どうしてもホームゲームの敗戦は避けたいG大阪は、テレビなので誰を上げたかは把握できませんでしたが、攻撃の枚数を一枚増やしました。その結果、浦和の最終ラインは押し込まれてしまい、後半に関してはG大阪の狙いが当たりました。
結果的には、策の打ち合いは互角で、結果もその通りの引き分けです。ただ、痛かったのは間違いなくG大阪の方で、大ブーイングが待っている埼玉スタジアムでの勝利が必須条件というのは苦しいです。
ただ、G大阪の場合は、毎年一回はこのブーイングを経験していますから、明らかにブーイングを恐れていたアル・カディシアのようには効かないでしょう。ただ、10/22の試合は勝負どころですから、去年のセパハン戦のような、浦和サポの応援の最大値が出るかもしれません。それはそれで楽しみですが。
この試合では、ロニーが不調でスタメンを外され、ルーカスも靭帯損傷で不在でした。そのため、本来ボランチで使いたい遠藤が攻撃的MFに上がり、ダブルボランチは明神、橋本の守備的なコンビでした。そのため、普段のG大阪と比べると、攻撃の枚数が少なくなったようなものです。
少なくとも、前半に関してはG大阪の怖さはあまり出ませんでした。それは、浦和の守り方にも理由があります。G大阪は、スペースを狙うタイプの播戸と、MFもこなせるキープ力のある山崎の2トップでした。
この2トップが縦に並び、山崎がトップ下気味の位置で受けて、浦和のストッパーを引っ張り出して、播戸に走り込むスペースを与えるのがG大阪の狙いに思えました。しかし、浦和の3バックは、ストッパーを引っ張り出されると弱いですが、リベロの阿部勇樹が上がる場合は、闘莉王で再三経験していますから慣れています。
そのため、山崎に阿部勇樹を付けたあたりが、エンゲルス監督の工夫です。また、しばらく外されていた左ストッパーの堀之内が好調で、阿部勇樹が前に行っても後ろを坪井と二枚で何とかすると気合いが入っていたのも、前半をリードして折り返した理由でしょう。
ただ、どうしてもホームゲームの敗戦は避けたいG大阪は、テレビなので誰を上げたかは把握できませんでしたが、攻撃の枚数を一枚増やしました。その結果、浦和の最終ラインは押し込まれてしまい、後半に関してはG大阪の狙いが当たりました。
結果的には、策の打ち合いは互角で、結果もその通りの引き分けです。ただ、痛かったのは間違いなくG大阪の方で、大ブーイングが待っている埼玉スタジアムでの勝利が必須条件というのは苦しいです。
ただ、G大阪の場合は、毎年一回はこのブーイングを経験していますから、明らかにブーイングを恐れていたアル・カディシアのようには効かないでしょう。ただ、10/22の試合は勝負どころですから、去年のセパハン戦のような、浦和サポの応援の最大値が出るかもしれません。それはそれで楽しみですが。