浦和にとっては、準々決勝の結果次第で可能性のあったシリアに行かずに済んだことは良かったでしょう。しかし、今のチーム状態はどん底で、どこと当たっても厳しい戦いになります。対戦相手のG大阪は、長年に渡って重要なタイトルを賭けて戦った宿敵で、明日も熱い試合になりそうです。
ただ、今年のG大阪は、必ずしも安定した戦いのできるチームではありません。浦和との埼玉スタジアムでの対戦では、中沢と山口のCB二枚の間に、浦和FWに容易に侵入されていました。また、鹿島戦でも山口にバックパスのミスが出たり、中沢は相手FWをつかんで引き倒す、本来なら退場のプレーをしています。
また、シーズン途中でバレーをUAEのチームに引き抜かれたのは大変痛いです。急遽、横浜FMからベテランのロニーを獲得していますが、ロニーはクロスの入り方とか、ヘディングでフリーになるのはうまいですが、肝心のシュートがうまくなく、決定力はあまりありません。
こうして見ると、両チームとも手負いの状態で、苦しいチーム事情はお互い様のようです。ただ、大抵この両チームが戦うと、遠藤や二川がボールをキープできるG大阪のボール支配率が高くなります。チャンスの数自体はG大阪の方が多くなるでしょう。
こういうときに、浦和で頼りになるのは、苦しい試合に強い永井雄一郎です。昨年のアウェイのG大阪戦や、2007年正月の天皇杯決勝で決勝ゴールを決めている永井は、おそらくG大阪サポは顔も見たくない存在でしょう。
ただ、永井をスタメンFWで使うには、「トップ下には下がってくるな」というエンゲルス監督の指示が不可欠に思います。周りの選手をうまく使って点を取るエジミウソンも、永井に下がられては困るはずです。
また、浦和で気になるのはポンテのコンディションです。千葉戦は連戦の疲労からか、中盤でのんびり歩いている場面が目につきました。もともと、全治6ヶ月の重傷から復帰したばかりのポンテに、連戦を全部出てもらおうとするのは、無理だったのではと思います。
明日は、スタメン梅崎という手も考えられますし、あるいはトップ下を置かない3トップもあり得ない話ではありません。何があってもおかしくないという、心の準備だけはしておいた方が良さそうです。
ただ、今年のG大阪は、必ずしも安定した戦いのできるチームではありません。浦和との埼玉スタジアムでの対戦では、中沢と山口のCB二枚の間に、浦和FWに容易に侵入されていました。また、鹿島戦でも山口にバックパスのミスが出たり、中沢は相手FWをつかんで引き倒す、本来なら退場のプレーをしています。
また、シーズン途中でバレーをUAEのチームに引き抜かれたのは大変痛いです。急遽、横浜FMからベテランのロニーを獲得していますが、ロニーはクロスの入り方とか、ヘディングでフリーになるのはうまいですが、肝心のシュートがうまくなく、決定力はあまりありません。
こうして見ると、両チームとも手負いの状態で、苦しいチーム事情はお互い様のようです。ただ、大抵この両チームが戦うと、遠藤や二川がボールをキープできるG大阪のボール支配率が高くなります。チャンスの数自体はG大阪の方が多くなるでしょう。
こういうときに、浦和で頼りになるのは、苦しい試合に強い永井雄一郎です。昨年のアウェイのG大阪戦や、2007年正月の天皇杯決勝で決勝ゴールを決めている永井は、おそらくG大阪サポは顔も見たくない存在でしょう。
ただ、永井をスタメンFWで使うには、「トップ下には下がってくるな」というエンゲルス監督の指示が不可欠に思います。周りの選手をうまく使って点を取るエジミウソンも、永井に下がられては困るはずです。
また、浦和で気になるのはポンテのコンディションです。千葉戦は連戦の疲労からか、中盤でのんびり歩いている場面が目につきました。もともと、全治6ヶ月の重傷から復帰したばかりのポンテに、連戦を全部出てもらおうとするのは、無理だったのではと思います。
明日は、スタメン梅崎という手も考えられますし、あるいはトップ下を置かない3トップもあり得ない話ではありません。何があってもおかしくないという、心の準備だけはしておいた方が良さそうです。