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神戸戦プレビュー

2008-10-17 18:47:43 | 浦和レッズ
ウズベキスタン戦の激闘がまだ記憶に新しいですが、Jリーグは明日再開し、浦和はホーム埼スタで神戸と対戦します。弱かった時代にたっぷり借金を作ったので、負け越しているチームが多い浦和にとって、神戸は数少ないカモのチームです。

しかし、今年に関してはその相性の良さは効いていません。今年のリーグ戦は引き分け、ナビスコ杯はなんと2連敗です。その理由として、浦和の3バック攻略のノウハウが全チームに知れ渡ったことが考えられます。

最初にナビスコ杯で敗れたときは、開始直後の失点を押し気味の浦和が最後まで返せず、事故のような敗戦と言ってもいいと思います。しかし、その後の1分け1敗は、神戸が浦和対策を立てていた結果です。それは、途中から4-2-3-1にして、サイドに拠点を作られると、浦和の対応が遅れることです。

もともと、3バックは4-4-2の相手に勝つための戦術と思います。2トップを2ストッパーがマークして、後ろにリベロがいれば、なかなか相手にとっては攻略は難しいです。しかし、4-2-3-1となると話は違ってきます。

ちょっと前に千葉戦の敗因に書いたので、2度は書きませんが、4-2-3-1の相手だと守備側のマークが混乱することがあります。そのため、浦和にとっては神戸に4-2-3-1をやられても、対応できる戦術的準備が不可欠です。

基本的に浦和の3バックは、ストッパーを引き出されると弱いですから、左右のアウトサイドのどちらかが相手のサイドハーフをしっかり見ることが必要です。急造4バックに近い守り方をしてもいいと思います。

浦和は田中達也に復帰の情報があります。ただ、負傷明けで、どこまでコンディションが回復しているかは未知数です。スタメンではない可能性もあります。そのため、もし途中出場なら、それまでに少なくとも同点で行きたいです。

もし、負けていて、田中達也のスピードが頼りという状況にしてしまうと、相手が5バックにしてでもスペースを消してくる可能性があるからです。去年は浦和と対戦するチームは引き気味に戦って、トップ下と両アウトサイドを消すのが多かったですが、今年は複雑に戦術を変えて浦和の対応が遅れるのを狙うチームが出てきています。去年より、リーグ全体がレベルアップしていると思います。
コメント
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