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サイドハーフを消された(10/15日本対ウズベキスタン)

2008-10-16 18:54:40 | ワールドサッカー
昨日は埼玉スタジアムへ行ってきました。ゴール裏で応援しながらの観戦で、いつものようにノートに試合展開をメモしていないので、細かいところは怪しいことをお許しください。

岡田監督のやりたいサッカーは、ここまでの試合を見る限りでは、サイドハーフのところでボールをキープして、CKやFK、クロスで点を取るサッカーに思えます。しかし、日本には一つ逆風がありました。これまで抜群のキープ力を誇っていた、左サイドハーフ松井の出場停止です。

代役が誰かは注目されていましたが、意外にも19歳の香川の大抜擢でした。ウズベキスタンはこの香川に目を付けていたようで、ドリブルを仕掛ける香川に2対1の形を常に作り、そこでボールを奪おうとしていました。

香川は、確かにキープ力はありますが、引いたところで余裕を持っているときに、相手の意表を突くプレーができることが売り物の選手です。今回のように、密集の中でもしっかりキープして味方につなげるほどの域には行っていません。

これで、日本がキープできる拠点が中村俊輔一枚になってしまったのが、攻撃面の苦戦の理由です。ただ、それでもウズベキスタンよりたくさんのチャンスを作っていました。攻撃面は全く駄目だったということはありません。

そうなると、先制点を許した守備が良くなかったと思います。ウズベキスタンの攻撃は比較的読みやすく、1トップのシャツキフに縦パスを入れて、そこで一旦キープしてサイドハーフの上がりを待ち、クロスにシャツキフ自身が飛び込むパターンが多いです。

今回、シャツキフには闘莉王が付きました。引き気味のウズベキスタンは、シャツキフにロングボールを入れてきましたが、このボールに闘莉王がヘディングでほとんど勝ちました。これなら、負けはなさそうだと安心しかけた前半27分、DFラインの裏に出されたボールに、闘莉王はオーバーヘッドでクリアしようとしました。

これがタッチラインの外へ出ていれば、なんてことのないプレーでしょう。しかし、これがミスになってウズベキスタンの右MFに拾われました。走り込んだボランチのカパーゼが空いていたウズベキスタンは、クロスにシャツキフが一瞬早く触り、初のシュートで先制点を得ました。

これなら、勝ち点1でもいいから欲しいウズベキスタンは、しっかり守りを固めてきます。闘莉王が無理に難しいプレーをせず、胸でトラップしてCKに逃れていればと惜しまれます。
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