今回、9月にパラグアイ、グアテマラと組めた親善試合を、代表監督が決まらず事実上「無駄」にしてしまうのは日本サッカー協会の手痛いミスだと思います。今回はW杯ベスト16と結果を残しているから、日本代表監督になりたい外国人指導者はたくさんいると、日本協会は思っていたのでしょう。
確かに、日本代表監督に外国人が就任することは珍しくなくなりました。しかし、大抵日本で指導歴のある監督がほとんどで、トルシエ監督だけは例外ですが、彼のときは開催国で無条件でW杯に出場できるという魅力的なオプションがついていました。
日本代表監督の年俸は1億円で、イングランドのように10億円払う別格の国もありますが、アフリカあたりの諸外国と比べると条件はいいです。しかし、世界をまたにかけるようなトルシエ監督のような例外を除くと、子供の教育問題など環境のまったく違う日本に行くことは勇気の要る行為でもあります。
また、日本協会側が立てている交渉者が、交渉のプロではない元日本代表FWの原博実さんというのも疑問の残る対応です。日本協会にとっては、欧州行脚をして監督を探すという経験は初めてですから、プロの代理人を立てて交渉すべきだったと思います。
これで、今回の代表戦は最悪、新監督が見ていない可能性が高くなりました。誰にアピールしたらいいのかわからないのでは、選手もモチベーションが上がらない可能性もあります。今回はJリーグ浦和、FC東京の監督経験のある原技術部長が自ら指揮を執ることになりましたが、そこで得た選手の情報や選考経緯などが次の代表監督にフィードバックされていないようだともっとまずいです。
次期監督候補には、マスコミ経由でビクトル・フェルナンデス氏やマルコ・ファンバステン氏らの名前が出ていますが、彼らが極東の地に来て新たな決断をしてくれるか、結論は早ければ早いほどいいと思います。
確かに、日本代表監督に外国人が就任することは珍しくなくなりました。しかし、大抵日本で指導歴のある監督がほとんどで、トルシエ監督だけは例外ですが、彼のときは開催国で無条件でW杯に出場できるという魅力的なオプションがついていました。
日本代表監督の年俸は1億円で、イングランドのように10億円払う別格の国もありますが、アフリカあたりの諸外国と比べると条件はいいです。しかし、世界をまたにかけるようなトルシエ監督のような例外を除くと、子供の教育問題など環境のまったく違う日本に行くことは勇気の要る行為でもあります。
また、日本協会側が立てている交渉者が、交渉のプロではない元日本代表FWの原博実さんというのも疑問の残る対応です。日本協会にとっては、欧州行脚をして監督を探すという経験は初めてですから、プロの代理人を立てて交渉すべきだったと思います。
これで、今回の代表戦は最悪、新監督が見ていない可能性が高くなりました。誰にアピールしたらいいのかわからないのでは、選手もモチベーションが上がらない可能性もあります。今回はJリーグ浦和、FC東京の監督経験のある原技術部長が自ら指揮を執ることになりましたが、そこで得た選手の情報や選考経緯などが次の代表監督にフィードバックされていないようだともっとまずいです。
次期監督候補には、マスコミ経由でビクトル・フェルナンデス氏やマルコ・ファンバステン氏らの名前が出ていますが、彼らが極東の地に来て新たな決断をしてくれるか、結論は早ければ早いほどいいと思います。