Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

名古屋戦プレビュー

2010-08-12 17:53:58 | 浦和レッズ
14日の夜、浦和はアウェイ豊田スタジアムで名古屋と対戦します。この試合はお盆休みということでチケットの売れ行きは良く、昨日見たらゴール裏しか残っていませんでした。瑞穂と違って巨大な豊田スタジアムのチケットが売り切れるとは、現在2位の好調もあって名古屋の人気もさすがのものです。

そんな2位名古屋に、10位の浦和は挑戦する立場ですが、正直「10人相手に点が取れないチームがどうやって闘莉王や楢崎から点を取るんだ」と言われても何も反論できません。ただ、名古屋はホームということで、あまり極端な守備的サッカーで来ることはなさそうな気がします。

一度、2009年の対戦でケネディの頭狙いで極端に引いたことがありましたが、あれは埼スタだからだと思います。それでも、今回はスピラノビッチ対ケネディという、わかりやすい構図があります。代表で顔なじみと思われる両者は、練習などで対戦した経験はあるでしょう。

今回こそがスピラノビッチを取った意味が出る試合になると思っています。もし、ケネディのヘディングに勝つことができれば、ケネディをあてにしている名古屋はかなり苦しい展開になるでしょう。正直、スピラノビッチはクリアを空振りするなど、不安な点もありますが、この試合で活躍できなければ来年の契約はないと思って、最大限の力を発揮してくれることを期待します。

また、サヌのMF起用が期待したほどではなかったこと、宇賀神が前節好調だったことを考えると、田中達也を左MFに戻し、左SBには宇賀神が起用される可能性があります。相手の右SBは田中隼磨で攻撃力がありますが、宇賀神がそれを上回る力を見せることを期待したいと思います。

ベンチ入りメンバーが、これまで判で押したようにエスクデロ、原口と並ぶのは正直不満です。彼らは結果を出していないのですから、そろそろ梅崎や高崎にチャンスを与えてもいいはずです。梅崎のサイドからの鋭い突破が、この暑さの中途中から出てくれば、相手は嫌がるはずでチャンスになると思うのですが。
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日本人からもらった拍手(李天秀)

2010-08-12 15:26:53 | 他チーム
大宮アルディージャの新戦力として、サウジアラビアのアルナスルから移籍してきた元韓国代表FWの李天秀がいます。李天秀のプレーは、蔚山現代(韓国)時代の2006年にA3で真夏の国立競技場にやってきたときに一度見ています。このときの印象が非常に強烈でした。

このA3は、中2日の強行日程で行われたので、私が見たG大阪戦では李天秀はベンチスタートで、リードした後半の頭から出る、比較的気楽な立場でした。しかし、そこで見せたプレーは次元が違うと思う程、キレキレのものでした。

李天秀は1.5列目タイプで、引いてきてボールをもらいに行き、そこからドリブルやワンツーでゴール前に侵入してゴールを狙うFWです。当時はそのドリブルが非常に冴えていました。

2点ビハインドのG大阪が、不可解なことにスピード型の播戸をトップに置きながらロングボールを蹴ってしまったので、G大阪のパスはほとんどつながらず、この試合の後半はほとんど「李天秀ショー」状態でした。

後半2分、スペースをうまく利用した李天秀は、早速ゴールを決めてこの試合の決着をつけます。そこからは無理して攻めなければならないG大阪を尻目に、蔚山現代は日本の暑さも利用するという5バックの守備的布陣を引き、前線の3枚だけでカウンターを狙いました。

それが見事にはまり、結局李天秀は3ゴール1アシストの活躍で、蔚山現代を勝利に導きます。特に最後に出た、G大阪DFを3枚まとめてちぎったゴールは、日本人の観客に自然に拍手を起こさせるものでした。

これはなかなかないことです。ヨーロッパの有名どころならともかく、韓国のチームが、日本のチーム相手にゴールを決めて拍手されるなどということは滅多にないです。その時点で李天秀はスペインリーグのソシエダにもいたことがあるので既に有名な存在ではありましたが、自らのプレーで拍手を呼び込んだ、さすがの存在感でした。

そんな選手をNack5スタジアムで見られるとは、まったく思っていませんでした。今回のW杯韓国代表には入っていなかったので、全盛期は過ぎているかもしれませんが、国立に拍手を巻き起こすことに比べたら、大宮のサポにとっては味方ですから、Nack5スタジアムを拍手の渦にすることはそんなに難しいことではありません。それが現実になるよう、願っています。
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