昨日の大宮戦は結果は敗戦でしたが、一つだけ思わず「これを見るために埼スタに来ているんだ」とつぶやいたほどのプレーはサヌ選手の長い距離のドリブルです。サヌは京都戦でJ初ゴールを決め、今乗りに乗っている選手だと思いますが、こういうタイプの選手は浦和では初めて見ます。
確かに、ボリ、エジミウソン、ネネら黒人選手が在籍したことはありますが、ボリとネネはCBで高さとパワーが武器で、エジミウソンはいいボールに反応するタイプの選手です。昔こんなプレーを見た記憶は、アトランタ五輪(1996年)当時のナイジェリア代表のババンギダという高速ドリブラー以来です。
当時、ババンギダのドリブルは「ゴムまりが弾むよう」と例えられていました。それだけ急角度に切り返し、長い距離を持ち上がるドリブルはそれだけでナイジェリアの武器でした。正直、今までサヌにこういうプレーができるとは思っていませんでした。サヌは確かにサッカーの技術という意味では成熟していて、右でも左でも高い精度のボールを蹴れますが、スピードという意味では単純に縦に走るだけと思っていました。
そんなサヌから出た、スーパープレー一歩手前のプレーはスタンドがすっかり沸いたほどで、シュートが決まっていれば伝説の選手になれていたかもしれません。惜しくも、このシュートが入らなかったことで、試合は敗れ、このプレーも忘れ去られてしまうかもしれません。
こんなロングドリブルは、かつて浦和時代の永井雄一郎も見せたことがあります。永井の場合はスピードでなく、テクニックで抜くタイプの選手ですが、埼スタの東京V戦で、永井と山瀬功治の二人がハットトリックを決めた圧勝の試合で、永井がハーフウェイライン手前で奪って次々相手DFをごぼう抜きしたプレーを思い出しました。
ただ、昨日のサヌは永井よりババンギダの名前を思い出すほど、強烈なインパクトのあるプレーでした。サヌはフィンケ監督を慕って来日した可能性が高く、フィンケ監督が解任されるようなことがあれば浦和には残らないと思いますが、これだけ能力があるなら是非残り試合での活躍を期待したいと思います。
確かに、ボリ、エジミウソン、ネネら黒人選手が在籍したことはありますが、ボリとネネはCBで高さとパワーが武器で、エジミウソンはいいボールに反応するタイプの選手です。昔こんなプレーを見た記憶は、アトランタ五輪(1996年)当時のナイジェリア代表のババンギダという高速ドリブラー以来です。
当時、ババンギダのドリブルは「ゴムまりが弾むよう」と例えられていました。それだけ急角度に切り返し、長い距離を持ち上がるドリブルはそれだけでナイジェリアの武器でした。正直、今までサヌにこういうプレーができるとは思っていませんでした。サヌは確かにサッカーの技術という意味では成熟していて、右でも左でも高い精度のボールを蹴れますが、スピードという意味では単純に縦に走るだけと思っていました。
そんなサヌから出た、スーパープレー一歩手前のプレーはスタンドがすっかり沸いたほどで、シュートが決まっていれば伝説の選手になれていたかもしれません。惜しくも、このシュートが入らなかったことで、試合は敗れ、このプレーも忘れ去られてしまうかもしれません。
こんなロングドリブルは、かつて浦和時代の永井雄一郎も見せたことがあります。永井の場合はスピードでなく、テクニックで抜くタイプの選手ですが、埼スタの東京V戦で、永井と山瀬功治の二人がハットトリックを決めた圧勝の試合で、永井がハーフウェイライン手前で奪って次々相手DFをごぼう抜きしたプレーを思い出しました。
ただ、昨日のサヌは永井よりババンギダの名前を思い出すほど、強烈なインパクトのあるプレーでした。サヌはフィンケ監督を慕って来日した可能性が高く、フィンケ監督が解任されるようなことがあれば浦和には残らないと思いますが、これだけ能力があるなら是非残り試合での活躍を期待したいと思います。