Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

実は実現した夢?(永里優季)

2010-08-13 16:22:05 | レディース
今回の南アフリカW杯で、「日本以外の地でW杯決勝トーナメント」という夢は実現し、今度は南米選手権にゲスト国として挑む日本代表ですが、次に考えられる夢として、「日本人初の欧州CL優勝」という夢があります。本田圭佑あたりは、本気でこれを狙っていると思いますが、実はこの夢、女子ですが実現した選手がいます。

それは、女子ブンデスリーガ1部、ポツダム所属の永里優季選手です。永里は女子大生プロで名前を知られる存在でしたが、卒業したようでドイツに渡りました。なでしこジャパンでも不動のFWです。キャリア的には代表55試合と、男子でいえば玉田のそれに近いですが、28ゴールは玉田の2倍近くで評価できると思います。

その女子欧州CLでは、安藤梢選手が在籍するデュイスブルグと準決勝で当たり、それに勝って決勝に進出して、見事優勝を果たしています。意外とあっさり実現したなというのが正直な感想で、女子の日本代表は思ったよりレベルが高いのかもしれないと、女子W杯優勝のような夢も描いてしまいます。

2月の東アジア選手権で、日本女子の戦い方に好感触を得たのも理由です。澤が現役のうちに世界を驚かせて欲しいというのが、これまでの感想でしたが、岩淵ら若い力も出てきており、ポスト澤になる選手もきっと出てくると思います。

日本の女子チームは、TASAKIの廃部という逆風はありましたが、日テレ・ベレーザ、浦和レッズレディース、東京電力マリーゼといった環境の整ったチームも出てきています。新潟や千葉も女子チームを持つようになりましたし、少しずつJリーグブームが今更ながら波及したと言ってもいいでしょう。

また、永里はブログをやっていて、このブログの更新頻度が高いのにも驚きます。結構熱い思いを持った情熱家らしいというのが文面から伝わってきて、なかなか面白いと思いました。
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中間評価(柏木陽介)

2010-08-13 14:45:29 | 浦和レッズ
リーグ戦も折り返し地点に入りましたが、鳴り物入りで加入した柏木陽介選手のプレーに関しては、どうもここまで満足することができていません。一番わかりやすい指標であるゴールがわずか2点にとどまっていることも大きいですが、やはり試合中消えている時間があるのが気になります。

柏木は五輪代表時代「走れるファンタジスタ」の異名を取っていました。一番の印象はスペースに飛び出していく走りで、広島時代のプレーを見ても相手DFラインと駆け引きしてオフサイドラインを抜け出していこうとしていました。それを浦和でも出してくれればと思っていましたが、そういう動きは残念ながら浦和ではあまり見られていません。

柏木は右でも左でもプレーできる梅崎と違って、利き足が左ということもあって得意なサイドは左と決まっているようです。その左サイドには、SBのサヌや宇賀神が脱兎のごとく駆け上がってくるので、柏木は短いパスを出してそのまま消えることが多いのも、柏木の印象が薄い理由だと思います。

柏木はボランチに入ることもあります。広島時代、ちょっとやっていたのがフィンケ監督の目に留まったのでしょうが、正直向いているとは思えません。前にかかってしまって、そのまま戻ってこない欠点があるからです。そこで思い切ってシュートでも打ってプレーを切ってくれればそれでもいいのですが、柏木の場合中途半端にパスを出してそのままカットされるプレーが目立つのも不満です。

たぶん、サポの印象も、「柏木?確かに印象薄いな?」というイメージだと思いますが、本来ならこの程度で終わる選手ではないはずです。点を取るか、ダイナミックな上がりで魅せるか、どちらかはできるはずです。ただ、今の出来では外すことも考えないといけません。梅崎や林などのMFはいるのですから。
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