北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

モネロン島が見えた!

2015-11-08 22:10:23 | Weblog

 管内安全祈願のために北門神社へお祓いに行ってきました。

 今年の四月に管内の安全を祈願して早半年が経過。前記のご加護への感謝と共に後半の無事と安全をお願いしたのです。

 北門神社は元々は天明五(1785)年に宗谷岬にあった宗谷場所に北門鎮護の守護神として天照大神を祀ったのが始まり。それを1896年(明治29年)に、現在の稚内市の高台へ社殿を移築し、武甕槌神(たけみかづちのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)を合祀して、北門神社へ名称を変更したのです。

 神社建築では屋根を突き抜けてX字状に交差する千木(ちぎ)という部材がありますが、一般に祀られている神様が女性の場合はこの切り口が水平で、男神が祀られている場合は垂直になるように用いられます。

 北門神社の主祭神は天照大神で女性神なので千木は水平に作られています。まあ神社の豆知識ということで。


       ◆   


 今日は良い天気で、気温は低くても張りつめたような気持ちの良い清々しい朝となりました。

 天気が良いので樺太が大きく見えそうだというので、百年記念塔まで上がってみました。

 案の定樺太島が思った以上に大きく見えたのと、サハリンの西にあるモネロン島(海馬島)までもが見えて感動しました。

 モネロン島は日本統治時代は人が住んでいましたが、終戦と同時にロシアが攻めてくるとして住民が村を脱出してそれからは無人島になったのです。 
 遠くまで空気が澄んでいるときでないと見られない島で、お祓いに行った日に見られたというのは実に縁起が良い出来事となりました。

 さて、いよいよ厳しい冬が近づいています。

 心を清らかにして厳しい季節を迎えましょう。

コメント
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