北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

円満な家族が行っていること

2015-11-23 23:33:57 | Weblog

 

 久しぶりに妻の実家の両親のところへ顔を出したところ、妻の甥っ子が奥さんと三人の子供をつれて遊びに来ていました。

 甥っ子の子供は5歳と3歳の男の子に1歳の女の子の三人。上の男の子二人はやんちゃな遊びをしたい盛りで、ソファに座る甥っ子の背中からのしかかってきては持ち上げてもらってきゃっきゃっと喜んでいます。

「やんちゃな盛りだろう?」というと、「ここのところ急に遊びが激しくなってきました」と言います。

「子供のおとなしいのとやんちゃなのを教育でうまくコントロールして育てられるものじゃないしねえ」
「ええ、うちの子はやんちゃな暴れん坊にしたくなかったので、鉄道に興味のある鉄道オタクに育てようと思って、テレビもあまり見せずに鉄道の本とか列車ばかり見せていたんです。最初は鉄道に興味を示したのでしめしめと思っていたんです」

「ほうほう、うまくいったの?」
「それが、鉄道を見せているうちに『烈車戦隊トッキュウジャー』を見るようになっちゃったんです」

「特急列車が合体して巨大なロボットになるってやつね。もうあそこまで行くとなにがどう合体しているのか分からないけれど、子供には大人気なんだよね」
「そうなんです。それで戦隊モノのテレビを見るようになっちゃってどんどん乱暴になってきましたよ(笑)」

 子供たちがいとこにまとわりついて遊んでいるうちに、上の子が下の子の飲んでいる水を蹴っ飛ばして服がビショビショになってしまいました。

「あ~あ」
 そこから先は服を脱がせてドライヤーをかけたり、義父がアイロンをかけたりして服を乾かすのに一騒動。

 でもそんな一つ一つのシーンが後から振り返ると笑い話や思い出話になるということをみんなよく知っていて、怒ることもなく笑いながら作業にいそしんでいます。

 こんな風な子供たちの笑いと穏やかさに満ちている家族は本当に幸せの棲家に思えて、いとこの家族ながら良いものを見せてもらいました。

 幸せは笑いと穏やかさにあり。家族円満の秘訣です。 
 

コメント
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