昨夜は網走に宿泊して、今日は朝から網走の友人を訪ねて地域の情報を聞いて回りました。
すると、「最近はこの時期に、日本有数のラグビーチームがいくつも、入れ代わり立ち代わり、網走に合宿にやってくるんです」とうれしそう。
「なるほど、ラグビー用のグラウンドを整備するなんて、先見の明がありますね」というと、「グラウンドだけじゃダメなんですって」という。
「え?どうして」
「ラグビーの合宿には、近くに脳神経外科があることが必要というか、ポイントが高いんだそうですよ」
「ははー、あれだけ肉体がぶつかり合うスポーツですから、頭を打ったりすることも多いというわけですか」
「はい、ただ運動環境が良くても、近くに病院がないと、ドクターヘリのお世話にならないといけないし、それはやっぱり大変ですよね。近くに病衣があるに越したことはありません」
「なるほど、でもそうなると、その道路が安心して走れるか、という道路の環境も大事でしょう。道路の舗装が傷んでいて、揺れたりショックが大きかったりすると患者さんへのダメージも考えられます。道路舗装もちゃんと気を配った方が良いですよ」
最後は私の仕事に寄せてしまいましたが、オホーツク地域にとっては、道路は命の道でもあります。
そういう現実をちゃんと伝えることで、単純な費用対効果論だとか、生産性の高さなどに負けない論理を構築する必要がありますね。
地方に安全で安心な暮らしを保証してください。