昨年あたりから家で筋肉トレーニングを強化しています。
日常生活を淡々と続けていると、加齢とともに筋肉量が落ちてきます。
タンパク質を積極的に取る食生活も大切ですが、やはり並行して筋肉を維持・強化する筋肉トレーニングを行うに越したことはありません。
ダンベルを持って振り回すダンベル体操もしていますが、半年ほど前から始めたのが、写真のケトルベルトレーニングです。
ケトルベルは、ヤカンのような取っ手が付いた重たい金属のトレーニング道具で、ネットを見ていると重さや形にいろいろなバリエーションがあります。
これを持って前後に振り回しながらスクワットをするというのが基本的なトレーニングの形で、あとはこの重さを使って行ういろいろなバリエーションもあります。
私が持っているケトルベルは、薄い板が重なって取り外しもできるというタイプです。
軽くしたければ数枚を取れば良くて、全部を装着した時で18kgの重さになります。
これを使って毎朝40回ほどのスクワットを行いますが、ただのスクワットよりは負荷がかかるので、基本的な足腰の鍛錬になっていると思われます。
あまり無理をすると腰や膝を傷める恐れがあるので、ほどほどにするのが良いでしょう。
スクワットくらいなら道具などなくても日常的にやれそうなものですが、人間はそういう単純な動作には飽きてしまうものなので、こうした道具をわざわざ買って、「使わないともったいない」という損得勘定や、「これなら面白そう」という好奇心なども支えにしながらトレーニングを続けるのも一つのやり方だと思います。
あるテレビでタモリさんが、「歳を取って筋肉がなくなると、お腹が出て手足が細くなって昆虫のタガメみたいになるんだよ(笑)」と言っていましたが、なるほどと思いました。
毎日少しでも筋肉を鍛えて、タガメのようなスタイルにはならないよう気をつけたいものです。