自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

LIFE SHIFT 2  政府が取り組むべき課題

2018-11-05 05:33:39 | ネットワーキング


P.35 政府にとって最も手ごわい課題は、おそらく健康格差の問題だろう。
   貧しい人たちも長く生産的な生涯を送れるようにするためには、
   どうすればいいのかという問題だ。

   長寿化といっても、社会のあらゆる層が等しく平均寿命の上昇を
   経験しているわけではない。世界各国では、この面でも
   貧富の格差が拡大している。

P.36 それに、長寿化の恩恵を最大化するために有効な選択の多くは、
   高い所得を得ている専門職や技術職の人ほど実践しやすい。

   100年ライフに適応しようと思えば、さまざまな資源、スキル、柔軟性、
   自分についての知識、計画、働き手を尊重してくれる雇用主が
   欠かせないからだ。

   (中略)よい人生を長く生きることが
   一握りの人の特権と化すことは、あってはならない。

ここで思い出すのが、ノルウェー旅行で知り合った現地ガイド青年の話です。
ノルウェイは水力発電のお陰で、とてもリッチな国になり、
医療費や教育費は無料で、国民は大して働かなくても優雅に暮らせるだけの
原資があるそうです。

だけれども、、、お金をただばらまくのではない。
一生懸命学び、働いた人には多くの見返りがあり、面白おかしい人生を楽しめる。
逆に、何も努力しない人は高収入を得られず、楽しい暮らしは望めないそうな。

それでこそ政治! 政府とは、高齢者から生まれたての赤ちゃんまで、
全国民が等しく、人生を享受できるようなシステムを作るところでしょう。
でも、現実は??

幸い私は58歳までフルタイムで働き、様々な職種の人に接し、学べたので、
それらの経験を活かして第3ステージに船出し、第4ステージも楽しめそうな、
そんな気がしています。

それは、たまたま私が高度経済成長期を駆け抜けた団塊世代だからであり、
こういった人生を時代が許容してくれたからだと思います。
これからの30~50年は、何が起こるか分からない、ミステリアスな時代。

何に投資したら良いのか、選択が難しい時代のようですが、
努力した人が報われる、楽しく明るい社会(未来)になって欲しいものです。
コメント
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