
ネットチェックによると、
ギグエコノミー(Gig Economy)は、インターネットを通じて
単発の仕事を受注する働き方や、それによって成り立つ経済形態
のことをいいます。これは、2015年頃から米国のメディアで頻繁に
使われるようになった用語で、ネット仲介で配車サービスの運転手
になったり、ネット経由で企業からデザインやサイト制作、
コンテンツ制作、便利屋サービスなどを受注したりというように、
非正規労働で一回一回仕事を請け負う就業形態の広がりを指します。
一般にギグエコノミーは、個人の働き方が多様化した一つの形態
であり、仕事の仲介業者(プラットフォーム提供者)は、
専門能力を有する人間が特定の組織に縛られることなく仕事を
見つけるのを容易にすると同時に、発注側のコスト引下げにも役立つ
と主張しています。
その一方で、受注者側には、働き方に自由があるものの、
安定した待遇や労働者保護の仕組みなどで問題があると主張する人も
多いです。また、専門能力の優劣により、収入面や受注面において
大きな格差も生じています。
なお、本用語の「ギグ(gig)」とは、元々はジャズやロックなどで、
それほど親しいわけではないミュージシャン同士が、音合わせを兼ねて、
その場限りの演奏(単発ライブ)を試しにやってみることを意味し、
それが転用されて「単発の仕事」という意味で広く使われるように
なったそうです。
P.95 フルタイムやパートタイムで雇われて働くのではなく、
次々と多くの顧客の依頼を受けて働くことで生計を立てるーーーー
そういう働き方をする人が増えるのがギグ・エコノミーだ。
なるほど、これは私の時代には無かった働き方です。
「全ての人に等しく有効」とは言えませんが、
才覚さえあれば、大きなことが出来る世界は、面白く興味深いです。