![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/36/9341b2d2ac522b264b2e0f6e424c5a7e.jpg)
「読まなくちゃ行けない本」という認識はあっても、400頁の分厚さのため、
なかなか手がでなくて、初版から2年も経ってしまいましたが、
まだまだ新鮮な、含蓄のある内容です。
ただし、私のような団塊世代以上(=ほぼ、三つのステージしか経験
しない)は、もう必要がないかも……。
私の子ども達、孫たちには強く勧めたい本です。
コンセプトを一言でまとめるなら、
P.3 「長寿化を厄災ではなく恩恵にするための教則本」
今までは終身雇用なり、手厚い年金制度で守られてきた労働者が
これからの時代は、働き方・そのためのスキルを十分に準備し、
健康にも気を遣い、必要十分な蓄財にも励まなければ、
長寿化は、「気の重い、厄災にしかならない。」というのです。
私は本を読むとき、深く考えてみたい箇所に付箋をつけていき
後で再度吟味するのですが、あまりにも長編で、付箋だらけ。
今回は、私が初めて出会った言葉や概念をメモします。
P.5 ポートフォリオ・ワーカー
さまざまな仕事や活動に同時並行で携わる人
ポートフォリオという言葉は、ネットで見ると、
Portfolio(ポートフォリオ)とは、日本語に直訳すると
「紙ばさみ」「折りかばん」
「書類入れ」という意味です。
つまり「書類を運ぶためのケース」のことを表し、
個々の書類を別々に扱うのではなく、書類全体をひとつの物として
扱うという意味を持っています。
(中略)「書類を綴じない=内容物をひとまとめにしながらも、
部分的に差し替えることを前提にしている」という点が注目ポイント
です。つまり、ポートフォリオは、完成品をひとつだけ作るのではなく、
提示する相手と状況に応じて内容を差し替えていく、という意味合いが
そもそもの根本にあるのです。
なぁ~るほどね。外国語の定義は奥深いようです。が、
ネットを見れば一瞬で分かるなんて、ホント、有難い時代です。