喉も体全体と同じです。
モノを食べたとき、喉仏周辺の筋肉がしっかり働いてくれれば、
誤嚥性肺炎などの不都合は起こらないはずです。
が、、、トシとともに、(リタイアと共に?)
人は(特に男性は?)喋らなくなり、歌わなくなり?、活動が減り、
全ての筋肉(特に喉頭挙上筋群)が衰え始めます。
この本は、誤嚥性肺炎の危険性を指摘し、
色々なエクササイズで鍛えることを推奨しています。
私自身は、毎朝1時間以上歌うし、ミュージカル練習のため、
滑舌や踊りも行うので心配はないのですが、フツーの方は心配ですよね。
そういう方々のために、著者お薦めの運動をメモしておきます。
まずは、のどの筋トレ2種
P.102 ごっくんトレーニング
①嚥下おでこ体操:おでこに手根部を当てて、おでこと手で押し合いっこ。
頭の方は、おへそを覗き込むような恰好で、下へ
強く力を込めていき、手根部はそれに抗って押し戻す。
押し合っている状態を5秒間キープして、
これを5~10回繰り返す。グッと押し合ったときに、
喉仏あたりに力が入っているように感じるのがベスト。
②あご持ち上げ体操:あご先に両手の親指を当てて、押し合いっこする。
この二つは、いつでも何処でもできますね。
喉仏を上下させる筋肉が鍛えられるそうです。
その他、「いーうー体操、つば飲みこみ体操、舌だし体操、首の旋回など」