今年、特筆したいのは<山口景子さんの楽譜集>との出会いです。
初めて触れたのは昨年、古いピアノを小さな電子ピアノに買い換えた時。
高田馬場の楽器店で、購入手続きの待ち時間に偶然、手に取った2冊です。
その時は、それほど素敵なアレンジがたくさんあるとは想像できず、
暫く放置していたのですが、今は私たち夫婦のバイブルのようになり、
今年取り組んでいるミュージカルの伴奏にもなり、
この10月には追加の2冊もゲットして、毎日歌っているのです。
私は高校時代から声楽に興味があり、そこそこ習ってきました。
が、夫は2011年に私がミュージカル研究会を立ち上げるまで、
ちゃんと習ったことがない人です。
その彼が苦労してリズムを取り、難しいアリアのデュエットに挑戦し、
ハーモニーを作ってくれています。
もちろん、本格的な人たちが聴けば笑止千万のレベルなのですが、
ご近所迷惑にならないよう、窓を防音ガラスにして、
毎朝二人で歌うことは健康法にもなっています。
表題の「ミュー友」の中味は、正確には
私と夫、作曲者のモーツァルトとかビゼーさん、
そして編曲者の山口景子さん(←もちろん面識は無い)です。
素敵な伴奏を聴くたびに作曲者や編曲者のエスプリと才能を感じ、
日々の悦びをいただけて、
「ホントーに、ありがとうございま~~す!」と叫びたいほど。
本当に感謝しています。