椿姫も「自分の想い(愛)を貫けず、身を引いた」人です。
自分が悪者になった振りをして、わざと恋人から嫌われる・・・・・
これを「献身的な、無償の愛」ととる人は多いです。
でもねぇ・・・・・
元気塾・塾長の私としては、まずは健康になって、
自分が本当にやりたいことに邁進して欲しいです。
ま、そんな筋書きでは、観客の涙は誘えないから、
二転三転の非恋物語になったのでしょう。
「金魚姫」の中の椿姫は、「自分の想いを遂げられず、
自堕落な生活を続けて病気を悪化させる駄目女」です。
だから夜の女王の怒りを買うのですが、オリジナルの椿姫は
もっと深く、哀しい存在です。
いずれにしても、ヴェルディさんの曲は素晴らしく、感動的。
私は「パリを離れて」という二重唱が大好きで、
夫と二人で毎朝、練習しています。が、、、、
物凄く難しい曲なので、ミュージカルの中でお聞かせするのは無理。
で、もう少し軽くて華やかな「乾杯の歌」にしました。