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蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

徳本峠クラシックコース2

2018年11月12日 | トレッキング
岩魚留小屋から徳本峠小屋まで4.4キロ
小屋の標高は1260m。
徳本峠小屋は2140m。
標高差900mを歩くんだ。
資料では岩場道ではないが丸太橋や板橋を渡る場面が多いとある。

必至で歩いていたので、とにかく写真が少ない

栃の実


くねくねとS字カーブをひたすらあるく。同じような景色の連続だった。
ひと休みの回数が多くなる。

途中の木橋は、ずいぶん補修・架け替えされているのがわかりました。


峠まであと1.8キロ


青空が大きくなってきた。頂上は近いぞ!


翌朝の写真だが昨日、中央に見える道を上がってきてここ頂上に到着。


結局島々登山口から8時間歩いて来たことになる。

夕食前のベンチで、岩魚留小屋であったご夫婦と再会。
彼らはテント泊なので、この後夕食の準備が始まる。
その隙間に、なんと濃厚な会話がはずんだことか!。
忘れられない思い出になりました。

彼はロッククライミングもされるほどのクライマー。
海外登山の話しから、私が「インド・ラダックでハイキング並みだけど歩きました」。
彼らも登山ではないが新婚旅行にラダックへ行きました、という。
レー在住の旅行社でお世話になったHidden Himalaya上甲さんの話に及び、
もう懐かしくて泣けそうでした。
こんなのどかな山小屋の庭先で『ラダック!』
大盛り上がり。

まもなくそれぞれの支度へ離れました。

寂しかったのは、今回も是非お会いしたかった高山さんが徳本峠小屋では会えなかったこと。
上高地の明神「嘉門次小屋」へ非常勤でお仕事をされているとのことでした。

1組のふとんにゆったり、気持ちよい眠りにつきました。
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徳本峠クラシックコース1

2018年11月08日 | トレッキング
年末が近づくと「あぁ今年はこれが果たせたし、あの山へも行ったっけ」と思う。

今年果たせたことは、御嶽山山頂へ。

もう1山はトレッキングを始めて間もなくからの懸案登山・・島々宿からの徳本峠小屋へ。
上高地明神からは2度歩いている。
2018年9月21日
急登もあるので島々駅近くの石川旅館に前泊した。

早朝登山口まで送ってくださるサービスありです。

さていよいよ22日スタート


やさしい流れの川沿いを鼻歌交じりで




花を見る余裕も


やがて樹林帯へ


悲しい伝説跡の看板。ここが街道筋であったこと。


戻り橋


かつて活用された炭焼きかま跡。このあたりが生活地域だったこと



高度をあげたので急流になってきた川


結構多くの古い丸太橋が、歩き易い板橋にかけ替ええられている。
多いということは、樹林帯で湿度が高いため傷みも早いのでしょう。

※訂正11/11:この写真はい岩魚留小屋から頂上へ向かう途中の写真で、掲載間違いでした。
かけ替えに関しては、帰路の上高地で貴重な話を得ることに。

簡単にここまで来たように読めるが、実は怖かった~場面も。

さあぁ晴れてよかった!と晴れ女はルンルンで出発したのだが・・・・
前日までの大雨で、数か所で急流の沢になった水場を越えることになったのです。
通過する道は細く、右手は崖とまでは言わないが川の淵の砂地。
もし落下しても高さは2mほどなので、死ぬことはないなと踏んでいた。

1ケ所だけは足がすくんだ。好みの行動食”みすず飴”を食べて落ち着く。
じーっと睨んでいたら、後続の男性が
「少し上に登った所でじゃぶじゃぶ靴ごと漬けて通過しましょう」と誘導してくださった。
ありがとう

ほどなく岩魚留小屋への階段に到着


ひとまず半分は消化したのかな?
当時は行き交う登山者や旅人や村人でに賑わったのだろう。

夏場なら売店が開くのかもしれないが、どうも荒れた風情。

ん?ビール500円!これは山の現在価格だよ。
クラシックコースのシンボル、有名なカツラの木。


ウエストンや芥川龍之介、髙村光太郎も智恵子も見上げた大木。
ふと疑問が。
ここまでの道を智恵子は登ってきたのか?
ガイドや地元の木こりたちに担いでもらったのではないかな?
帰宅後 徳本峠小屋ホームページの「峠の歴史」を見つけました。

とにもかくにもシンボルのところまでは無事到着。ふ~

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御嶽山 頂上へ

2018年10月07日 | トレッキング
10月3日
ぐっすり眠りさわやかな目覚め。
午前5時半
北アルプスの槍と吊尾根が見える


八が岳方面に朝焼け


この小屋の素晴らしさは
この立地条件が最高だということ。

オーナーも『一目ぼれで決めました!』
朝食を頂き7時半に「来年の夏の再会を」とお別れしました。

いよいよ頂上へ向かう。
4年前に噴火し多くの犠牲者を出し、いまだ発見されない方も。
胸がキューンと締め付けられます。



登りきると慰霊碑があり、さらに


最後の長い階段は前半40段 後半39段(たぶん)。
映像で見ていた様子と全く違います。
被災されたご遺族の皆さまには、登山経験のない方もいらっしゃるはず。
九合目まででも相当大変です。
さらに頂上までのこの長い階段。
頂上まで行ける日を待ちわびながら、体を鍛えておられたのだと想像できます。



壊れた建物の屋根のトタンが風にたたかれカタンカタンと響き、もの悲しい音がする。


祭壇の前の広場に、山伏さんによるご供養の儀式が始まりました。

偶然に立ち会え厳粛に拝見しました。
青空に居並ぶ祭壇の仏像の中には、頭がない像も何体かあります。


祭壇の右手にある釣鐘は傷んではいるが立っている。


ロープが張られて火口側はみえません。ここの向こう側で噴火が発生し、


灰が積もったままの池に繋がります。


お参りを終え慰霊碑の隣にあるシェルターにも入ってみました。


3基あり、1基に30人が収容できる設計ですが、狭いです。立って時をやり過すことになりますね。


ステンレス製の上下に開閉する椅子が奥行いっぱい、幅40㎝ほどので2本あります。
信仰の山なので高齢の登山者によく会いました。その対策でしょうか?
写真左の壁が噴火口側です。

1時間ほど滞在して下りました。
ナナカマドでしょうか、いい色に染まっています。


8合目の小屋でゆっくり休憩し、ロープウエイ乗り場へと下りました。


来年7月1日が小屋開きのようなので、もう一度登れるといいな。
今年は今日8日が小屋じまい。
二ノ池ヒュッテの元気なおかみさんにまた会いたいです。
息子と同年代の若い方ですが・・・


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御嶽山 二の池ヒュッテへ

2018年10月07日 | トレッキング
10月2日は晴天に恵まれラッキーでした。
エッコラヨッコラ 今夜の宿ヒュッテへの分岐点へ。

やや下り
さらに道なりに下った左側に灰色の池が広がります。
左に見えるのが御嶽山の頂上。


この池はどこへも注がないため、厚く積もった灰が残るこの状態のまま時を経てゆくという。


途中の通路脇にある石

人が二人寄り添っているように見える。

分岐点から10分ほどで二の池ヒュッテに到着。
正面に飛び込んでくる看板は、オーナー高岡さんのご友人作だそうです。


リュックを降ろす。
部屋は個室です。私は若い女性と相部屋でした。
ご夫婦も個室、友人同士でも2人部屋と4人部屋のようでした。
館内の様子は撮影しなかったので、↓こちらの紹介記事をお借りします。
小林千穂さんの「山でわくわく」

降ろす荷物があり、夕方ヘリが降りてくる予定だということで待機してました。


おつかれさまー


小屋のシンボル

この方向は遠くに白山が見える側
夕景


キッチンの入り口上にタルチョ(チベットの祈祷旗)がかかり、嬉しくなりました。

宿泊者は、丸テーブルの豆炭こたつに足を入れ、それぞれの山談義に花が咲いていました。
私のテーブルは7名(男性5名女性2名)
日本百名山を踏破された方と奥方、退職後から登山に目覚めずいぶん大きな山行も、
山口県からの青年も。

夕食には、ヘリの方から頂いたとマツタケが少し入ったごはんでした。


〇〇小屋のトイレには『九条を守れ!』の張り紙が・・・・
◆◆山のトイレには『幽霊が出る』、これは結構有名な話だとか・・・・

いつも夜中に1度トイレに立つ私は、朝までぐっすり寝られたのは幸いだった。
もう一方のテーブルにはたしか6名(女性1名)だったと思う。
ちょっと難しそうな『コンパス~~』が耳に入り、私にはさっぱり。

私には山の武勇談がないので、ラダックのトレキング経験を紹介した。

大きな岩や湿った木の階段などではストックは使えない状況だったので、持参せずによかった。
時々岩を支えた右手に負担はかかったが、腱鞘炎には影響なく無事に山小屋まで来れた。

明日はいよいよ登頂だーーーー

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御嶽山へ

2018年10月06日 | トレッキング
あの噴火災害から4年。
噴火以前から登山を考えていたが果たせず、あの悲しい事故が起きた。

ニュースで被災した山小屋の再建を奮闘する女性の姿がありました。
経緯はローカル紙から
市民タイムス
2018年9月26日、期間限定で頂上まで登山可能となった。

さぁ今度こそ果たそう。
私なりの慰霊登山としよう・・・

10日間天気予報を睨みながら10月2日3日で登った。

車で木曽町の登山口「御嶽ロープウエイ」乗り場まで。
NAVIの加減か、看板の見間違えか途中で迷子に。
通りかかりの大型営業車に引率され、同様の3台の乗用車は”金魚のフン”状態で乗り場まで走った。
そのため1時間のロスとなり、結果的には頂上すぐ下の二の池ヒュッテには3時に到着した。
書き込み中にロープウエイのHPを見ると
これだ!やれやれ先行き暗い?

ロープウエイ乗り場 標高2,150m 14分の雲上遊覧?
二の池ヒュッテ   標高2,895m 宿泊
御嶽山頂上     標高3,067m 翌日朝登頂

無事登山口の飯森高原駅着、登山開始は11時。
青空のもと颯爽と歩き始めたが、昨日の雨だろうか木の階段が滑る。




八合目辺りから霊峰・御嶽山を象徴する石碑や仏像を見る。
中には首が飛んでしまった仏像も。


振り返るとこの景色


眼下に八合目の女人堂。昔は女性の礼拝登山はここまでだったのでこの名が。


大きい石や岩が多くなりました。岩の隙間に灰が積もり固まっています。
登山者のストックの先で穴がいくつもあり、灰を踏むのは悲しい気持ちになる。

ここらあたりからちょっと息切れ。
途中山伏3人組に出会い、ほら貝の音色に癒された


崩れた鳥居


大きな仏像が天地を見回している。この山が山岳信仰の霊山であることを想いしらされる。


ようやく頂上の見えるところまできました。
午後2時ころからヘリが数機飛び交います。
頂上近辺に残る壊れた小屋などの廃材を降ろしているそうです。


2時30分やっと九合目へ。
この先の分岐を左折すると頂上へ。
右折すると今夜の宿「二の池ヒュッテ」への道となり、ここから10分ほどで到着するようです。


一人だと気ままに歩くので、どうしても休憩が多くなる。
我慢が足りないから休憩が増えて、行程時間が長くなる。
団体ならもっと早く到着するんだけどね。

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ミルフォード・トレック4日目

2018年03月21日 | トレッキング
いよいよ21キロも歩く4日目。
そうそう3日目の峠越えは、37.000歩だったそうです。
お仲間の計測ですが・・・短足の私の歩数は、5%ほど多いのではと思われます。

いつものように朝食とランチのサンドイッチ作りをすませてスタート。

このコースは、出発後しばらくは岩場を下ります。
慣れているとはいえ、少々足元がきつかった。
後半は平坦だったが吊り橋をいくつか渡る。

ロッジを出ると

よく見るコーンがお辞儀している?
うーん周りとの配色を配慮としか思えないけど・・・

森に入る


下りになって遠くに滝が見える。
雪どけ水があちらこちら滝となり川に流れ、豊かな森を潤す。


平坦な一本道をひたすら歩く

前後に人がいないので、のんびりゆっくり歩く。
途中でガイドさんにも会わない。
発作で倒れても即助けは望めそうにないなぁ?

川のそばはいつだって気持ちが良い


吊り橋はどこもしっかりメンテされているので、安心である。
インドやネパールのようにふらふら揺れない。






ブッシュ・ロビンが見守る。


27m(マイル)43.4km


ランチタイムです。
有名なジャイアント・ゲート滝に休憩施設がありましたが、写真はありません。

ミルフォード・サウンドに向かってさらに歩を進める。




面白いシダを見つけました。

葉の先に子供シダがついている。名前を知りたいが、いまだに不明。



あと一息




ゴール地点、サンドフライ・ポイント。
本日は38.000歩とのことで、はぁー飽きるほど歩きました。


サンドフライとはブヨのような小さい虫で、刺されると蚊より始末が悪い。
このポイント手前まで樹林帯だったので虫が多いのかもしれない。

お茶をいただきながら小屋で休憩し、最終地ミルフォード・サウウンドへ行くボートを待ちます。
25人ずつくらいの乗船です。


ミルフォード・サウンド唯一ののホテル「マイター・ピーク・ロッジ」へ

部屋の窓から




当夜の食事






食後部屋を移動し、ガイドさんたちによるパフォーマンスとともに
各人ごとに「完歩証」を頂きました。

その折
あのカナダの婦人からはウインクで祝っていただいた。

そしてイベントが終わり別れ際に
下着で池の天然プールで泳いでいた、若くておおらかな女性は力強いハグで、
祝ってくれました。
そして日本人ガイド(女性)を介して
「あなたは私たち(たぶん親娘にとっての意味だと思う)のヒーローだったよ」だって。
50才も齢の離れた若者からの、とびきりのプレゼントに涙腺壊れそうでした。

余談
現地ではこんなツアがあると、Webサイトにありました。
「ミルフォード・トラック半日ハイキング+ミルフォードサウンド遊覧クルーズ」
ミルフォイードトラックの最終日に歩く道のりを、半日かけてガイド付きで午前中歩いた後、
ミルフォードサウンドの遊覧クルーズを楽しんでテアナウへと戻ってくる一日です。
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ミルフォード・トレック3日目

2018年03月11日 | トレッキング
いよいよ、道中最難関という3日目。
今思えば、登山のくくりで言えば初級者向きです。
森を抜け開けた台地から峠を目指すのです。

14マイルまで来ました。


森の中のシダは多くの種類があり、

白い花をよく見かけます。







さて森を抜けました。
標高差700mに挑みます。




16マイル地点から見上げる


開けた大地から
遠くに記念碑が見えたー


記念碑に12時着。ガイドとハイタッチ。


ここで朝作ったサンドイッチ・ランチ。
ガイドが待機して用意のドリンクを頂く。

近くに天然プール(池)があり、若い娘さん3人が泳いでいる。
なんでもやってみる・・・と楽しむ。

しばらく進んで振り返ると


右は天然プール。記念碑のそばにもプールあり。


ここが峠 1154m


ここから900mをひたすら下る。岩場も結構ある。

この景色で槍ヶ岳を思い出した


道中何かと声をかけて励ましてくれた〇〇さん

巨体を、さらりとした身のこなしでからからとよく笑うお嬢さん。
下着のまま天然プールで泳いでいました。

余談
彼女はマイアミ出身だが、現在オーストラリアでワーキングホイデー中。
母親と二人旅です。
ママさんは1日目の岩場で捻挫をし、ガイドからぐるぐる巻きのテーピングと
温湿布治療を受けながら4日間を歩き通しました。
「大丈夫?」と声かけると
「イージ-ハイキング!」と笑う。

遠くに見える滝は「サザーランドフォールズ」


『最高のビューポイントだよ』

元気なメンバーはロッジに到着後、あの滝の見学にでかけました。
ロッジから往復2時間だと思いますが、私は明日の21キロ歩行に備えて遠慮。

ほどなく立ち寄った滝は、眼前の大迫力。




若者が撮影してくれましたが、幸か不幸か・・・


その後ひたすら歩き20m(32km)地点を過ぎた今夜の宿舎「クインティンロッジ」到着。

たどり着いたロッジ入り口に、疲れた様子の年配男性が座っていました。
日本からのツアの方でした。ほどなく迎えの仲間が抱えてロッジ内へ。

後で伺った話では、トレッキング続行は困難と判断され
ヘリコプターで明日のミルフォードサウンドのホテルへ搬送でした。
早めの休憩や処置をしていれば良かったのですが
「大丈夫」と固辞されたそうで、やはり無理はいけませんね。

ヘリの経費がき気になるところですが、情報は得られませんでした。

今夜の夕食時に仮装ウエイターが配膳してくださり、なんとガイドさんたちでした。
大笑いの中、まだ白い夜が更けてゆきました。

明日は平たんな道ですが、21キロ・・・












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ミルフォード・トレック2日目

2018年02月25日 | トレッキング
当日の衣類などは洗濯場で、昔の洗濯機にあったような搾り器で、広い乾燥室で高温乾燥します。
私は、自室のシャワー室で洗濯し、
毎度の旅スタイル=備品のバスタオルに包み、水分を減らして=乾燥室へ。

さて本日

午前4時目覚めて廊下に出ると

このロッジから右方向の吊り橋からスタートし、手前の森と中央の山の間を歩き、
今夜の宿ポンポローナ・ロッジまで16キロ 5~7時間の行程です。

食事はホテル並みブッフェ式の本格的なコンチネンタル・ブレックファスト。
至れり尽くせり、ヨーグルトが嬉しい、納豆がないのが寂しい。

朝食の前に本日分の各自のお弁当作りをします。この画像は4日目朝のものです。
最初は2個作りましたが、食べきれませんでした。
大きなテーブルに食パンとバター、ハム、ジャム、チーズ、レタス、ビーツなど
食材が盛りだくさん。


好きなだけ挟んでサンドイッチを作り、大きなラップでくるんで紙袋に収めてザックへ。

生のバナナやリンゴの他
リンゴ・バナナ・ドライフルーツ、チョコレート、キャンディー、ナッツ類を行動食として
好きなだけ持参します。

出発は8時半から。各自てんでばらばら自由に歩きます。
私はこの自由さが楽しかった。


ガイドは4人おり、先頭とラストに一人づつ、中の二人はうろうろしながら
我々を見てくれている、らしい・・・というのは帯が長くて会わないのだ。
まっ、熊も狸もイノシシもヘビもいないので問題なしとのこと。

ロッジから出てまもなく、エメラルドグリーンのクリントン川にかかる吊り橋を渡る

この川とはつかず離れず数日の仲間だ。

ここを過ぎるとしばらく樹林帯
とにかくブナだらけ


スタートからここまで2m(マイル)=3.2km 来たよ…と親切なこった


クリントン川の透明度といったら・・・うなるほどです。


樹林帯では、しばしば見かけるブッシュロビンという鳥が人なつっこい。
たぶん全員ブッシュロビンだと思う。
一人トレは自由だが動植物の名前が分からないのが難点だね。





人懐っこいのも結局餌付けされてしまったのではないかと、思う。


右手のクリントン川に沿って歩くので、ブナの森が開けると

川の水は飲めます。

川側に降りてみよう。
右折角にザックかストックを置くと「今ここから降りています」の合図となる。

しばし昼寝。


ふたたび歩を進める。
のんびりニジマスが泳いでいます。


途中、釣り竿を持った外国人に会いました。
彼らは釣りの許可書をもっているそうです。
行程3泊4日のツアを個人で申し込み、自炊ロッジを使ってトレックするコースです。
予約の倍率はそうとう高いそうです。

その後の休憩小屋で大歓声があがったのは、そばの川か池でニジマスを釣り上げたと。
にぎやかなギャラリーだったようだ。
リユースなのか?
自炊組だから、持ち帰りOKなのか?

左手山側に小さい滝(雪どけ水でしょう)が見え、


手前の池は天然プールです。
遠くの淵に3人の若者が遊んでいます。

後日もいくつかの天然プールがありますから、今後行く方は是非お試しを。
但し脱衣場はないからね、自己責任において。
間違っても「キャ~」とか「覗いているう」などと騒がないこと。

数名が泳いでおり、下着の若い女性も持参の水着の中年女性も楽しそうです。
私は泳がないが足をつけて遊んでいたら、石につまずき下半身がびしょ濡れ。
そのままタオルで水分をとり歩き始めた。まもなく乾燥

ここでランチタイム。お茶やスナックが用意されていました。。


さらに進むと
遠くにマッキンノン峠が見え


そろそろ樹林帯が終わる台地に到着


11マイル手前の今夜のポンポローナロッジへ。

ここから1分でロッジだよ~

なんとも親切なトレッキングです。

ロッジの仕様は、1泊目とほとんど同じです。




















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ミルフォード・トレック1日目

2018年02月13日 | トレッキング
現地ツア『Ultimate Hikes』は、街の中心にある「The Station」ビル2階。

26日9時ビルをスタート。バスでテ・アナウ・タウンに11時半着。
ランチ後クルーズ船で北へ1時間ほど。




1888年探検家マッキノンさんがミルフォード・サウンド~テ・アナウの山道を、
初めて開拓したと言われているそうです。
その後ここで亡くなったと、記念碑が中州の左端に建てられている。


甲板にて
一人だった私に上品な女性が、英語で話しかけてきた。
ご自分はバイオリニストだということだった。
どうせ長話はできないと思い「英語は話せません」と伝えた。
彼女は「私は日本語は全く話せません」と気遣っていただいた。

さあ下船。消毒をして上陸します。
テ・アナウ湖の北端部へ移動したことになる。

外部から外来種の持ち込みを極度に警戒するお国柄です。


ここから5日間のトレッキングツアが始まる。




1日目のロッジ「グレード・ハウス」へ向け出発。
今日の歩行は1マイル=1.6キロ。20分ほどの足慣らし。

原生林の森を歩くと立ち止まって深呼吸したくなるほど気持ちがいい。


キャハ~、でっかいぞー




今夜のロッジへ到着


1号室

1人参加は女性4人部屋を選択できたのだが、2段ベッドであることやいびきや寝言を
警戒して個室を奮発しました。

ツイン部屋で、水洗トイレとシャワーはあるが鍵はない。全行程同じような仕様でした。

1ツアーは定員50名まで、一ケ国からの参加者は最大24~25名までと制限されており、
国際色豊かなグループとなるように組まれているらしい。
今回、日本からはA社のツア15名くらいと、母と娘の2人組と私。
国別にはアメリカ、カナダ、オーストラリア、イスラエル、台湾、ニュージランド、
ロシアそしてデンマーク?など。
一人参加や夫婦、母と娘など多彩です。

なぜ分かるかって?
夕食後、国ごとに前に出て自己紹介タイムがありました。
「どこから来た何某」でもよい。

自己紹介タイムがあるのは事前に通知されていたので、
『日本から一人で来ました・・・・・ほぉ~とリアクションあり。
名前はなにそれ。
ニュージーランドへは3度目ですが、トレッキングツアは初めてです。
英語はほんの少ーし少ーし少ーしだけ話します。そして身体も小さいです。
どうぞサポートよろしくお願いいたします。』

って感じで練習してきた英語で臨み、ちょっと受けました。

今思い出すと ”旅の恥はかき捨て”ではあります。















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ぶら穂高

2017年12月23日 | トレッキング
わが町に新しい発見を見つけよう。

穂高神社から大王わさび農園方面をめざす。

途中でぶっらと左折。

畑に稲わらを三角にかぶった松本1本ねぎ。防寒できて抜きやすいのかな?
早速私のネギにも応用してみた。

畑の向かいのお宅入り口に、高さ1メートルほどの石碑がある。
『無私風来の自由人』


自由人の文字右下に小さく『臼井吉見 評』?とも読める。
家の裏に男性の人影、先ほどの”わらネギ”製作者のご自宅でした。

しばしお話を伺う。
横山拓衛さんの生家でした。

碌山美術館ファンならきっと横山拓衛さんをご存知!
美術館でー今風に言えばーもろもろの雑用をとても起用に一手に引き受けていた方です。

その方の生家だったのです。

臼井吉見著「安曇野」の最終巻に、その名前が刻まれているそうです。
(余りの大作に、挫折したもので・・・)

横山拓衛さんは池田町広津地区に伝わる野仏像「なまくら観音」を見て、
本も書いています。
図書館では現在貸し出し不可。

”ぶら池田”へそそられる、散策でした。

自宅へ戻る道から

まもなく厳しい冬到来
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