蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

しめ縄もところ変われば

2005年12月29日 | 庭まわり
朝6時の外気温は-9℃。体が気温に馴染んできたようである
年内は雪予報はなく、概ね晴天だそうな。

いつもの堀金物産センターへ正月の準備用品を調達にゆく
野菜のほか野沢菜の漬物や花も揃えた。相変わらず安い
しめ縄のデザインが大阪とは違う。

秋の田んぼでわらを束ねて干したものを、農家の人が編み上げ松の枝と組あわせ、
センターに持ち込んだものだろう。 
もみもわらも全く無駄がない。

11月小谷の古民家解体現場でもらってきた古材にくくりつけて、オブジェにすることにした。
地元の慣わしに反するかもしれないが・・・・

ナンテンを組み合わせ、わら細工(ラッパの形)のトップにみかんを載せ、蔵戸の横に置く。
しめ縄¥800 ナンテン¥500


辞書をひくと オブジェ:objet フランス
美術作品として提示される、木の根や石などの自然物・日用品・廃品などをさす言葉。
おぉ「美術作品」を除けばピッタリではないか!
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安曇野に白鳥が飛来する

2005年12月27日 | 安曇野とその周辺
犀川はいずれ千曲川に流れ込む川です
犀川をはさんで穏やかな東山と西にそびえる険しい山々
その間に安曇野(平野)がある
写真左:東の山々  写真右:西の山々 (昨日同じポジションから撮影したもの)

安曇野の豊科IC近くと、そこから北へ明科を長野方面へカーブするあたりに、白鳥飛来地がある
①犀川白鳥湖(豊科)
②御法田遊水地(明科)(ごほうでんと読む)
看板にかなで書いてあるのをのを見た時、ゴボウデンと読んでいた)

11月から3月にかけて約1,000羽が、4000キロ離れたシベリアからやってくる
本日初めて①豊科へ行ってみた。午前8時の気温-3℃
 

カモのほうがずっと多い

自分の写真をよく撮るために、餌を与える人がいるそうだ
トラックの荷台を利用したコンテナハウスがあり、注意事項や写真、小学生の絵が展示してある


お勧め本の紹介があった


こんな題名の本は「郷土出版社」発行に違いない!よく見ると予想は大当たり
数年前の「職員会議に出た犬・クロ」に記憶はありませんか?
作者の神津良子氏は、現在出版社の代表です

現場で、立派なカメラを構えた紳士に逢いました
彼は鳥もカメラにもかなり詳しく、かつ仲間で写真展を開催しているという

■朝7時半頃、穂高・狐島の田んぼで集団を見ることができる
■②御法田へも是非行ってみるように
■カモは「オナガカモ・キンクロハジロ・マガモ・ヒドリガモ・カルガモ」の5種類いる。
■図鑑は1冊持つと楽しみが膨らむ
■そのほか「ショービタキ・ハクセキレイ・カワウ・カワセミ・トンビ」などがいる
■飛んできた鳥を撮影するのは、視野の片隅にチラッと感じたら、
  すかさずカメラをもちあげて待機すること

なかなか親切な紳士である。・・・・・で撮れた写真は・・・・・まだまだ


ちょこっと細工して

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冬を愉しむ

2005年12月26日 | つれづれ思うに
やっと朝6時の気温がゆるんできて、-1℃に
全国を襲った寒気団も少しゆるんできた

鳥におせっかいする
写真左:殻つきピーナッツの両端をカットしてワイヤで繋ぐ
写真右:牛乳パックに2ケ所の入口を作り割り箸を刺してバーを用意したが、ちょっと不安定だ

いずれも赤松の木の地上3メートルに架けたが、ドジな鳥はいないような気がする

写真左:ハナミズキの実  寒さにめげずガンバル
写真右:ソヨゴの赤い実  常緑樹なので葉っぱも緑々とガンバル


長野善光寺門前通りに最近できた「パテオ大門」を覗く
祭日でクリスマスということで、どこかの団体の少女たちが踊っていた。
残念ながら午前中だったせいか盛り上がりに欠け、観客は保護者ばかりだった

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バヌアツを思い出す

2005年12月25日 | つれづれ思うに
バヌアツのお土産に頂いた現地の生地で、車内用の座布団を2枚作りました

手にした時は「このイラストの派手さはなんじゃ!」と思いましたが、こうして出来て見ると
なかなかのデザインである。
35年愛用の夫の冬用ウールガウンを引退させて、夏冬リバーシブルバージョンに



野良猫なのだが、誰かが餌を与えるらしくて、この寒さでもまるまると太って元気です
     まさに座布団1枚!
 


別の場所で撮影したが、これは猫の足跡? 犬の足跡?



思い出すのは、気温30℃以上が続くバヌアツの空よ海よ
しかし私達が帰ったあとすぐ、雨季の雨が続いたそうな
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12月の安曇野  除雪車登場

2005年12月24日 | 安曇野とその周辺
正真正銘のホワイトクリスマス
大阪の自宅では味わうことのなかった雪景色だ
昨夜から振り続けた雪で、24日朝は積雪20センチくらいになった

25年前くらいまでは京都の鞍馬・貴船方面に降雪予報があると、それっと長靴はいて
電車でエッチラオッチラ雪遊びに出かけたものだ。
しかも空振り防止のため、駅前の佃煮やさんに電話で確認してからという念の入れようで。
ひとシーズンに1度あるかないかの雪遊びだった

午前10時頃に除雪車がやってきた。こんな林の中は、誰かが要請しないと来ない

移住後初めての冬に、とんだ洗礼を受けたものだ
「かとうちべとう(硬く冷たく)」なってはいないのでご安心を・・・・

ところで、秋に準備した渋柿はその後どうなったのだろうか?
写真左:じゅく柿はすっかり食べごろになり非常においしく頂きました
写真右:つるし柿は黒く乾燥してきたが、白い粉はまだふきません。しかし甘さは充分です
     試しに冷蔵庫へ移した数個は、やや粉をふいてきた
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a thousand winds(千の風になって)

2005年12月21日 | 暮らしの積み木
背高のっぽの松林の中に住んでいます
体には実感しないのに、見上げると松の枝葉が揺れていることがある
今日がそうでした。時折はらはらはらと雪が舞い落ちる。
遠くでゴーと風が泣く



数年前話題になった、新井 満の日本語詩「千の風になって」を思い出した。
作者不明の詩は、多くの人々(勿論海外でも)にいろいろな訳詞で読み継がれてきたという



あの頃は何気なく読んでいたが、安曇野の星や空や風を思い心に沁みた。
本意は「死と再生の詩」だという

ちょっと長いが、初めての方に紹介しよう

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません  眠ってなんかいません
  千の風に  千の風になって
あのおおきな空を  吹きわたっています

秋には光になって  畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように  きらめく雪になる
朝は鳥になって  あなたを目覚めさせる
夜は星になって  あなたを見守る

私のお墓の前で  泣かないでください
そこに私はいません  死んでなんかいません
  千の風に  千の風になって
あのおおきな空を  吹きわたっています

  千の風に  千の風になって
あのおおきな空を  吹きわたっています

あのおおきな空を  吹きわたっています

詩行ごとに写真(15枚)があり、新井氏作曲の楽譜も掲載されている
肩書きは
芥川賞作家、作詞作曲家、歌手、DJ、写真家、環境ビデオのプロデューサーなど。
そうです、長野冬季オリンピック大会のイメージ監督でした

それにしても多才・多彩すぎる。さらにもっとの詳細は
マンダーランド通信(ワンダーランドではありません)
http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/へどうぞ
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富士と名前のつく山は?

2005年12月20日 | つれづれ思うに
20日午前6時の外気温 -10℃。積雪は昨日と変わらず。
安曇野での12月のこの気温・積雪は、近所の移住先輩者も驚いていた。
因みに積雪10センチを越えたら、道路の雪かきか除雪を市に依頼するそうです。

いつか調べる日が来るだろうなと思っていた予想を、本日決行する。
「安曇富士と呼ばれる有明山の麓に移住しました」と年賀状に記した瞬間、
”富士”と名前のつく山は、全国にいったいいくつあるだろう?
銀座と名のつく町・・・よりはまだ大義名分があるかと、ネット検索に走る。
ありました!322山(平成17年1月更新の記事)

「ふるさとの富士山大集合」これは本家富士山麓の自治体、富士市のホームページ。
「1988年8月8日8時8分8秒を期して、各地の「ふるさとの富士」 のある自治体から、
その山の石を持って富士山頂に集合し、ケルンを積むイベントを行いました」
(ホームページから転載)がきっかけの記録ですが、
なんとも愉しいイベントではないか。

長野県には信濃富士(北信)はじめ13山です。
ところが有明山は「安曇富士」「信濃富士1」と二つの名前を持つ
全国でただひとつの山(自慢するほどのことではないが・・・)。
信濃富士2は黒姫山です
ここに記載以外の富士と名前のつく山をご存知の方は、上記ページに情報提供してください。
ふるさとの富士と名のつく山の「大図鑑」作成の写真・コメントを募集中!です
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幸福度は○%ですか?

2005年12月19日 | つれづれ思うに
19日 午前6時の外気温は0℃と昨日よりは少し高いですが、雪がちらついています。
スキーヤーが喜ぶパウダースノウです。しかし今年は暖冬かも?と、長期予報でスキー場を
嘆かせた報道とは裏腹に、新潟をはじめ大雪です。適当な量の降雪が望ましい。
スキー客減少で経営難に嘆くスキー場に活気がでればいいのですが・・・・

あなたの幸福度は何%だと思いますか?
「モナリザの謎の微笑を解析すると幸福度は83%」
英科学誌ニューサイエンティスト最新号(17日付)は、オランダの研究者がコンピューターで、
レオナルド・ダビンチ作の、モナリザの表情を分析した結果として伝えたと、徳島新聞17日付
Webニュースに掲載されていた
謎の微笑に込められた感情は「幸福感が83%、嫌悪9%、恐怖6%、怒り2%」という結果だという。

毎日のように暗いニュースが続きます
この時期になると、『今年の十大ニュース』が発表されますが、「あぁ、あれもこれも」と
上位を賑わすだろう事件が思い起こされます。嫌悪、恐怖、怒りの合計が83%になりそう

さて、わが安曇野は
めっきり遠出が減ってしまって、近場情報ですが
写真左:鳥のえさ台を作ったが、私が鳥なら行かないぞ
写真右:散歩道の午前10時「なごみ空間 カフェ・ガルニ」はランプを灯して暖かい歓迎が嬉しい

えさ台のしくみ
土台   コンクリートブロックの穴を利用して、中央に薪を差し込む(柱)
屋根   カーブのある木の皮を利用して柱に釘を打つ
えさ置き 木板の上に昨日はパン粉を、今日はみかんを置いてみた
      (えさの種類は工夫が必要のようだ)
別の穴  松かさを埋め、杉の小枝を挿す(理由はないがインテリアといったところか)

午後3時になって美しい青空をみせてくれた
夕焼けのおまけがつくかも????
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エコツア 後日談

2005年12月17日 | つれづれ思うに
「美しい自然はまさに神さまが制作中のアートだと思います」  兼高かおる
30年間続いたテレビ旅番組(TBS系)を懐かしく思い出します

17日 松林の間に真っ赤な朝日だったが、まもなく曇天で風が強い一日だった



朝日放送「旅サラダ」で、マーシャル諸島共和国探訪の番組を放映していた
その中でエコツアと聞こえたので見ていたら、豪華なロッジだった。
バヌアツ経験とは相当違う豪華さだが、そこは旅サラダのこと、致し方なしだが、
その精神は同じだった。雨水利用、太陽光パネル、持込食材で自炊。
景色もそれなりに似ている
(写真はバヌアツ・ングナ島の海岸)
余談だが、この浜から3メートル泳ぐと、足が立つところにもう珊瑚礁があり、
小さい(青、黄色、白、グレーなどの)熱帯魚を見ることが出来る。
もう少し沖方向へ進むと、ど~んとすり鉢状の深さ2メートル以上になり、
紫や黄色の珊瑚礁に出会える(シュノーケルで充分!)

マーシャルでもバヌアツでも、映画「ニモ」のモデルの熱帯魚を見ることが出来る
(私達は会えなかった)いくつかの種類があり、バヌアツでは「アネモネ フィッシュ」だそうです

マーシャル諸島では産物のココナッツでオイルを抽出し、石鹸に、ディーゼル燃料にと
利用されており、その生産工場がある。
国が小さいので自国内の消費が精一杯で輸出までは出来ない。
これといった産業のないバヌアツで、応用できればいいのだが。

魚は必要な分だけ獲って、野菜や果物はマーケットに出すだけを収穫して・・・。
これがホントの自給自足のエコかもしれない。
地方にある「道の駅」も観光客相手の土産物屋さんといえども、自給自足・地産地消の役目を
果たしているのだろう。

穂高の家を建てる構想の中に
①太陽光発電を検討する  → 南面の松林で集電能力不足
②雨水貯水タンクを設置する→ 松葉詰り予防のため、樋を設置しない
あえなく実施不可となった経緯があり、残るは生ゴミコンポストである。
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バヌアツへ逃避行?Part2

2005年12月16日 | 海外旅日記
バヌアツは南太平洋の群島国で、オーストラリア・ケアンズのほぼまっすぐ東にある。
滞在したエファテ島は首都ポートビラ(国際空港がある)のある、3番目に大きい島である。
といっても面積は沖縄本島よりやや小さく、形は屋久島のようにやや丸い。
賑やかな町は南北に広がり、歩いても15分くらい
■かのエロマンガ島はこの島から南にあり、Erromango が正しい
■バンジージャンプ発祥の地はポートビラから約220キロ北の島で、
現地ではランドダイビングと呼び、収穫祭のイベントである(現地のパンフレットから転載)


さてエファテ島での滞在は格安・ビュー美・うまい朝食つきロッジに滞在し、
ランチ、夕食は石原氏宅でお世話になった
好物のマンゴーも、当分はいらないというほど食べました

散歩コースの浜辺とマーケット紹介
フレンドリーな子ども達が、カメラを向けるとわざわざカメラ目線で配置につく
海水パンツなどではなく、シャツとパンツの普段着で泳いでいる



オープンマーケットにて
バナナの葉で編んだ大きいバスケットは、野菜や果物を運ぶ
ココナッツもそうだが、捨てるところがない!



ん? ”firewood”
なぜ南国で薪?まさかストーブではないはず。かまど(煮炊き)用でした
1束=200VT(つまり約200円、束の大きさも日本とほぼ同じ)
私がNPO法人「柴刈十字軍から買う薪と同価格。フフフ・・・
残念ながら木の種類を聞きもらしたが、島内の様子から、バナナかヤシか?

ココナッツクラブ(ヤシガニ)
浜辺の木の前にガラクタをあつめて巣を作るらしい蟹で、いつもあるとは限らない。
ラッキーなことに食卓にあがりました。それも超特大を2匹も。
石原夫妻は私達のために奮闘して茹でてくれました(暴れたらしい)
形は少々グロですが、なかなか美味。特に味噌が・・・・
たっぷりのかに味噌に真っ白の身をつけて、ごちそうさま。
写真左:食卓にのぼった蟹   写真右:マーケットのしょぼい蟹

お土産いろいろ
各種パンフレット
タムタム(トーテムポールのような木工品)
手編みなべ敷き
お土産を代表して「ぶっとい貝」登場(エコツアのングナ島滞在地の浜辺にて獲得)

*大きい貝
重さ 500グラム 大きさ 横20.5センチ 縦10センチ 高さ5センチ
*小さい貝
重さ 220グラム 大きさ 横11センチ 縦9センチ 高さ3.5センチ
*用途
食器・小鉢、灰皿、ビー玉いれ、インテリアなどに

写真右の30センチ定規(250VT)は、愉快なイラスト入りでバヌアツお土産最適品です
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