蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

コシヒカリのふるさとへ

2008年08月31日 | 駅&鉄道


長野駅から越後川口駅までをJR飯山線と呼ぶ

千曲川~信濃川に沿って豪雪地帯を走る

十日町までのどかな沿線風景を見ながらの乗車体験。

ここまで長野県


森宮野原駅の、ここまで積もったんだわさ・・・・と
 昭和20年2月「日本最高積雪地点7.85メートル」標柱

長野県内は千曲川。新潟県に入ると日本一長い信濃川

車窓ずっと下に国道117号線

ここから新潟県中魚沼郡
 田園地帯に”魚と沼”

小さいトンネルをいくつもくぐり


魚沼産コシヒカリのふるさとへ


屋根は雪国だから傾斜鋭く、瓦葺はトタン屋根に変わった


付録
長野県の途中駅「替佐」のホームでは唱歌『ふるさと』が流れる。
作詞者高野辰之の生家があり、ほかに『もみじ』『春が来た』『春の小川』『おぼろ月夜』などの作品もある。なじみの名曲ばかりで、情景が浮かぶ田園地帯です
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ふじもり もりもり

2008年08月29日 | 安曇野とその周辺

※文字サイズ変更可能です(最近誤字脱字が増え自身のために・・・とほほ)

JR穂高駅前ひつじ屋さんでの週一営業を卒業し、本格営業のおそば「ふじもり」
そば街道とも呼ばれる山麓線でこの春開店。
2回訪ねたがうっかり定休日にゆく。毎日が日曜日族は時の観念がどうもボケる。
あっ私だけ?

駐車場からの入り口


女将の若いセンスがあふれる店内だ
我が棟梁ならどんな改装を提案しただろうなどとつい余計な思案をめぐらす。


繁盛している。10人掛も出来る大テーブルと座卓4。ゆったりした配置がいい。
大テーブルと座卓の間に低い仕切りを設け、上から見下ろされ感のない気配りがいい。
床はピカピカでスリッパ不要がいい。

和紙の屏風たたみお品書き


室内のあちらこちらに小さく「ありがとうございます」

”ふの右はらい”と”じ”で心を映す。
最近「おそば ふじもり」から「そば処 ふじもり」に変更になったそうだ。
そば処はあちこちにあるので、個人的には「おそば ふじもり」が好きだなぁ。
大暖簾とイメージが合っていると思う

丸抜けそば普通盛りと本日の一品。先につき出し、最後にそば寒天がついてくる。
食器類も手作り。写真にはないけど、蕎麦湯のポットが素敵です


『信濃なる 有明冨士の見守りに 栄いる受くる そばのふじもり』(お品書きから抜粋)

有明のもりの中、たっぷりもりそば、元気もりもり、益々の繁盛を祈ろう
そうそう『そばの実ぞうすい』もお勧め。
小腹なら「そば半分+そばの実ぞうすい」がいい。
蕎麦にはてんぷら の発想がないのもいい。

そば処 ふじもり
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トンネル駅「美佐島」

2008年08月28日 | 駅&鉄道

「美佐島駅」はほくほく線のひとつの駅。
ほくほく線とは犀潟(JR信越本線と併設)と六日町(JR上越本線と併設)を結ぶ約60キロ12駅の第3セクター鉄道である。

田舎によくある木造の駅舎で、地域のコミュニティセンターにも見える


ミティラー美術館へのタクシーに立ち寄ってもらった折、乗降口への階段に立つと、「ヒュ~ ヒ~」
通過列車か風の通り抜ける音か?
怖くなって降りるのをやめたら、タクシードライバーが「せっかく来たんだで、地下の待合室の写真も撮ったら?」と付き合ってくれた

地下の待合室への階段。段数を数えるのを忘れた、残念!


降りきった正面に椅子もある3帖くらいの地下待合室
写真左側に、電車が到着しないと開かないホーム入口のドア


ホームへ出るドア
『青ランプ点灯中は扉は開きますが、階段側の扉が開いている時は開きません』
 恐怖でピントがぶれているわけではない

地下から見あげた階段


結局見るだけではつまらん!と、美術館からの帰りは美佐島駅から十日町まで2駅の乗車体験。
地上「待合室」は畳敷き。民家数から見てここは駅待合室というより、花壇の手入れや駅舎清掃ボランティアの会合室だろう。


トイレはあるが飲料やたばこの自動販売機・券売機なし。手入れの行き届いた貸し傘立てあり


駅前の手入れされた花壇や畳敷き待合室をみて、地元で愛されている駅だと思った。おおいにコミュニティーセンターの役目も担っているのだろう。
十日町駅に聞くと、もともと「北越北線」として出発する予定だったのが、開業にあたり愛称募集であったかいイメージの”ほくほく”に決まったそうだ。
また全線駅名看板は片岡鶴太郎氏の書と絵になるもので、2007年の開業10周年記念に彼に制作依頼したもの。(ホームページ内”お知らせ”に記事あり)


車両は綺麗だし、車内は学生や女性客も結構いた
 十日町駅にて
付録
1.いつか全線乗ってみたくなる楽しい(路線断面図や車両紹介など)北越急行(株)のHP
2.美佐島駅の地下待合室をリアルに体験できるトンネル駅サイト
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ミティラー美術館

2008年08月26日 | 安曇野を離れて

インドの民族画【ミティラー画とワルリー画】を展示する、おそらく全国唯一のミティラー美術館

1982年オープンのこの個人美術館を知ったのは、かれこれ20年前。
大阪・海遊館近くのワークショップ会場でこの絵を2枚購入し、現在我が家の寝室を飾る。

これはワルリー画(サイズ21.5×16センチ)。米汁と先の細い竹で描かれている。
美術館の展示品とはそのサイズ・精度・密度・価格は全く違うけどたいそう気に入っている。

さて新潟県十日町大池。大阪に比べれば安曇野からだと随分近くなったので、やっと訪ねた。
さあ行くとなると、えらい交通不便なところである。電話口で「不便ですみません」。。。。。
廃校利用でかなり古い建物だが、緑あふれる里山に建つ。


先の中越地震による被害で壁が剥げ落ちひびもはいっている。作品のいくつかも破壊されたそうです。

 
展示作品保護のため照明が暗いせいもあって、美術館というより倉庫のような感じ。大きな作品もあり堪能した。
他県への出張展示会が多く、広い敷地を利用したイベントやワークショップが開催されることもあるそうだ。
オープン当時は賑わったが、最近ではかなり減少しているとタクシードライバー氏。

折りしもインド南部・タミールから来日のテラコッタ制作の二人が作業中。
 手前の粘土がテラコッタ作品製作中の馬
型にはめて作るのでなく丸みをつけ、線を引き飾りもつける手作業である。
成型した粘土を焼く窯を、レンガで丸く積み上げる。
ずんぐり丸く背高な作品は、頭胴脚に分割して、焼成・乾燥後にはめ込んで出来上がり。

滞在中彼らは離れた家屋で自炊しながら、制作している。
ん?Tシャツの背中に「五所川原○○」
来日後、イベントで青森へ行き、ここでの滞在が終わると次は東京・代々木のワークショップ会場へ移動。日本滞在は2ヶ月だから、9月末に帰国するんだそうです。


余談1
車で行くと高速料金とガソリン代が------
結局鉄道(ジパング倶楽部で最寄駅・十日町間は3割引)で行った。
経路(JR東日本+ほくほく線)
最寄り駅(午前8時発)~長野駅~十日町(新潟県)~タクシーで美術館まで
美術館~タクシーで美佐島駅~ほくほく線で十日町~長野駅(午後7時着)
ふう~

美佐島「トンネル駅」乗車初体験のため、ポツンとひとりで電車待ち30分
看板見ながら待つ
 
つくづく暇人やな~

余談2
9月27日~28日東京・代々木で開催のナマステ・インディア

余談3(他サイトから拝借)
前衛音楽グル-プ「タ-ジ・マハル旅行団」でボ-カルをつとめた音楽家が館長。
美術館の土地を求めて十日町に来たのではなく、都会が嫌になって十日町に住んでいたのにリゾ-ト計画がもちあがり、それを阻止するために人寄せの事業として始めたというユニ-クな美術館

こんな話にめっぽう弱い
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裏庭の野菜ガンバッた

2008年08月24日 | 庭まわり


ごまの花(静岡の友人から拝借画像)

狭い敷地に、わけわからん野菜作りをされた野菜たちよ。
感謝をこめて総括を・・・・・
ミニトマト3株でまだ花も実もついている。昨年はさっぱりだったが、今年は結構収穫があった。


パセリ、あおジソは大変重宝した。
枝豆は一握りの収穫だったが、香りよく美味しかった

かぼちゃ。花は数えきれないほど咲いたが、実は音沙汰なし。
来年はわいわい農園(借用農地)で作ろう。”坊ちゃん”かぼちゃが大変美味しいので、来年トライしたい。


ジャガイモ(キタアカリ)種芋1キロ
期待のじゃがいも!中・小と極小サイズで約4キロ収穫できた。極小は皮ごと素揚げし塩とバターで食す。
この銘柄は淡黄色でホコホコするのでサラダ向き。
写真右:この砂地でよく出来たと思う。この後、冬場の大根保管基地となる。

オクラ1株は小さい花がついているが、これから実がつくのだろうか?


キュウリ
まだ花と小さい実が数個ずつぶらさがっているが、これも大きくなるのは難しそう。
最初の2本は曲がっていたが、その後はまっすぐな子が3本。いぼいぼ新鮮で香りよく美味しかった。ぶつ切りとお味噌でワイルドに・・・・パクッ
 嬉しかったニュースとともに

ブルーベリーはそこそこ実をつけたが、見事にたぶん鳥(現場は見ていない)に食べられた。
まっ毎朝4時半からかわいい鳴き声を聞かせてくれたのでプレゼント。

サトイモはお試し2株
これはいつ収穫するのだろう.お雑煮に使うのだから晩秋ころ?

いやはや収穫を上げるのは難しい。今はもっぱら愉しむのみ

余談
先日、農薬どころか肥料も入れず土だけで作る野菜という記事があった。
上には上があるものです
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食べごろ

2008年08月22日 | わいわい農園

借りている畑(わいわい農園)に転がっていた師匠のメロンは、終わった。

メロンの収穫時を見つけるのは
お尻の皮が薄緑色

 ツルのそばの皮が濃い緑色
フムフムなるほど。それから数日は持つから、スーパーなどで買う時のご参考に。
いつも「ファーム江澤」さんから購入していたので、おかげで間違いなく美味しいのを頂く。

スイカの食べごろ



ツルの一番近くのひげが枯れると収穫時で、わかりやすい
指ではじく食べごろ音は、まだわからない

何でも旬は美味しい。まさしく地産地消!
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雄姿

2008年08月20日 | つれづれ思うに

今朝7時の外気温19度。朝夕は涼しいが日中は31度の予報。赤とんぼも見ないうちに秋では困る。

全国ではどうなのだろうか?
長野県の小学校の夏休みは伝統的に短い。親はヤレヤレでいいかもしれないが、子どもはたまらん!と思っているでしょう。

昨日今日と始業式の学校が多い
近所のお子ちゃま達も、ランドセルの他に大きなサブバッグ(布袋)に夏休みの工作や絵日記帳をつめて元気に登校した。
1年生女子の初めての夏休みが終わった

7月26日前後~8月20日前後までだから、大阪より2週間ほど短いことになる。
その分冬休みが長いかというと、そうでもないらしい

子どもの嘆き節が聞こえそう・・・
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楽都

2008年08月19日 | 安曇野とその周辺


昨日から涼しい。今朝7時の外気温23度

今年もサイトウ・キネン・フェスティバルが始まっている
 パンフ
変わらぬスタイル。用紙の厚さが薄くなった気がするが、気のせいかな

松本市は、学都 岳都 楽都と表現される小都市である。
その楽都の象徴がサイトウ・キネン・フェスティバル
チケットの取得が難しい。アルバイトを雇う人もいるという。北海道から来る人もあり、そりゃ海外の音楽祭に出かけるよりは安いかもしれないが、飛行機・ホテル・コンサート代金で10万円はかかるだろう。
遠方からだと、観光を混ぜてパック旅行があるのかもしれない。

隣席の地元年配女性は、オペラもコンサートもほとんどのプログラムに参加すると話し声が聞こえる。
そこまで・・・・
「どうすればそんなにチケットが入手できるんですか?」と横槍入れたいくらいだ。
すると「なんでそんなに行きたがるの?」と友人からチャチャが入ること必至。
物知り口調で薀蓄垂れられるのはちょっとうるさいが、こんな人々に支えられて年々盛りあがっているのだろう。

今年は8/13日「若い人のための室内楽勉強会/弦楽」
8/30日「オーケストラ プログラムA」のチケットをgetできた。
 16.5×7.5センチ
サイズが小ぶりになって財布に収まりやすい
昔々からスメタナ「わが祖国」が大好きで全6曲、休憩なし(お~)
「オーケストラプログラムB」の小澤さん指揮は、まともな手段ではもう絶対といっていいほど入手出来ない。

余談1
7月上旬に「平成中村座 信州・まつもと大歌舞伎」が市民のサポートに支えられ、大盛況だった。
今年初登場だが、中村勘三郎はいたく松本が気に入ったとかで、こちらもひょっとして恒例の兆し。ジャンルは楽都に?

日本のへそ、長野県のへそ松本は大賑わいである

余談2
仏都というのもある。長野仏教会のホームページでには
『今から70年ほど前の1941年(昭和16年)、仏都長野に、市内寺院が一同に結集して長野市仏教会は創立されました。
現在、宗派を超えた152の寺院が力を合わせて活動しています』と書いてある。う~ん

一般的には5大仏都と呼ばれるのは
奈良・京都・鎌倉・平泉・会津------印象的に納得できる

おまけ
なぜ小澤さんに会いたいか?
昔々彼が大阪フィルを振った時、当時しんどかった管楽器の、素晴らしい音が素人の私にも響いたこと。
舞台の袖から小走りでやってきて、指揮台にあがるその姿が美しかったこと。
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松本民芸館の心使い

2008年08月18日 | 安曇野とその周辺

美ヶ原温泉へ続く途中にある松本民芸館世界の手作りざる・かご展へ行った。
この建物が好きで、混雑を避け7月の平日に訪問。


特に夏は、開かれた2階の窓から涼しい風がそよそよと流れ込み、独特の空間を作っている。


平日はほとんど貸切状態でゆっくり見学でき、館長さんは暇だから話もできる。
館長職は元校長先生の第二の職場だけど、よく勉強し創業者・丸山さんの民芸運動の思いを大切に継いでおられる。



館内の清掃が行き届き、床はいつもピカピカ。最近、どうも"ピカ床"に目が向くことが多いなと苦笑い

入り口扉止めの前に、植木鉢が置いてある。
何故こんなところに?と後ろを見ると、蹴躓かないように【caution!】代わりだった

そそっかしい私のための嬉しい配慮だ

余談
昔から素朴なものが好きで、東京の日本民藝館、栃木県・益子の参考館(濱田庄司の記念館)、京都五条の河井寛治朗記念館、京都の骨董屋などぶらぶら歩いたものだ。
高価なものを買いたいとか蒐集したい(財力も気力もなし)とは思わないけど、滞在記念的に買った食器は、今でも大切に使っている。

縁がかけた古い中鉢をボンドで接着補修した。しかし食器としては使えないので、食卓のグリーン鉢に変身。
 
何を盛っても美味しそうに見える煮物鉢だったので未練たっぷりで保管していたが、生き残りをかけて・・・

松本中町通り・松本民芸家具の展示仕様の真似っこだが、ひとつ賢くなりました
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郷愁誘う丸ポスト

2008年08月16日 | つれづれ思うに

松本市内でこんなチラシを見つけた

丸ポストは好きです
旅先での何枚かがあったはず。いやいや応募するほどの写真はないので、紹介だけにとどめよう。

東京都小平市には30基の丸ポストがあるそうだ。
『丸いポストのある風景』フォトコンテストを開催するので全国から公募する-----というもの
市は東京都内でダントツ1位の保有数を誇る。つまりものを大切にする街だということらしい。

応募要項はこちらから

道草:
最近当gooブログのコメント投稿ページに
【下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております】
というメッセージがあり、指定の数字を半角で入力してから送信する。
確かに招かれざるコメントはなくなったけど”自動化されたプログラム”ってどんなものなんでしょう?
私のような少ないコメント数ならともかく、多い人の場合”自動化された”といえども点検作業は大変だろうね。先方のHPにジャンプするものや、膨大なあやしい言語を含んでいるなど・・・か。
新規投稿で「勝手にフルイにかけられた」と削除コメントにクレームはこないのかなぁ。
不思議なシステムだ
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