蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

春の碌山美術館

2007年04月30日 | 安曇野とその周辺
穂高にある碌山美術館は眺めるだけでも、庭にいるだけでも安らぐ建物だと思う



手造りのぬくもり溢れるラズベリーハウス

碌山美術館は1998年「公共建物百選」に加えて今度『おとなの美術館』国内ベスト100(日経ホーム出版社)に選ばれました。
(拝借画像)

4月、美術館南に碌山公園研成ホールが完成した
4月29日~5月29日「安曇野の道祖神『こころのふるさとの原景』」写真と拓本展を開催中です(石田益男写真展)見ごたえありますよ

広い駐車場と講習や体験講座も開催される研修室も併設されている。
ここでは年間を通してデッサンや彫塑の講座があるので、参加したいのだが続ける自信がなくて・・・・

  常念岳を背負った研成ホール
”研成”は荻原碌山の師である井口喜源治の”研成義塾”からだろう

余談
大阪では中之島公会堂が好きだった。ここはは周りに高い建物が多いのが残念だが、大きすぎず華美すぎずかつ川沿にあるのがいい
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タビビトノキ

2007年04月29日 | 安曇野とその周辺
朝夕の寒暖差が大きく体調にはよくないが、カレーを食べて元気モリモリである
わが安曇野は日一日と新緑が目に鮮やかになってきました。

あるご縁からアップ写真の撮り方を教えていただき、我ながら・・・・後は言うまい

道端に戯れる汝の名はヒメオドリコソウ-----だと思う


ご近所界隈ではカレーといえば山麓線の『ぶたのしっぽ』に尽きる
もっと近くに建物からして手造りの、カレー屋さんが先日オープンした

『チャイ タビビトノキ』
建物は、自宅のそばにあった納屋を1年かけてコツコツと手造りしたそうだ
自由さがいい。斜めに延びる樹はアプローチの床を突き抜けている
  新緑の頃がいっそう楽しみである

タビビトノキは本当にあるマダガスカル原産の樹で、ここが旅人の集う場になればとの願いだそうだ

左:チキンカレーは少し甘めだと思ったが、お客さんからは”辛いね”と言われたそうだ。難しい
右:運んできたワイルドなトレーも手づくり


   小粋なランプシェ-ド        壁もオーナーの手塗り

あちこちハンドメイドだけど、トイレのペーパーホルダーはシンプルでいい


アクセスは安曇野市穂高有明の山麓線「森の果樹園」東へ下るとすぐの細道を南(右)入る
0263-83-7933 水・土曜日定休
ほんわかと長居しそう。ごひいきに(親戚でもまだ常連客でもないけど)

昨日の雨、今朝の霧後晴れ。燕岳がすっきり見える今日は、絶好の安曇野日和だよ
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土の力を信じる

2007年04月27日 | 庭まわり
今朝6時の外気温0度 昼は16度まで上がると予報は伝える。

土の力強さを感じる  その1
庭のオダマキを花瓶に挿すためカットした残りを、シビン形の小ぶりなびんに挿しておいた(分家の蕾)
左:24日午前8時、小さな蕾は気合充分で咲こうとしている
   直径1センチ、長さ1.5センチ---------さあどうなる!
      右:オダマキの花はこんな複雑な形をしている(本家の花)
27日現在ややふっくらしてきて健在だ


土の力強さを感じる  その2
昨秋ばら蒔いたレンゲの様子は------西も東も南もとりあえず健在である



土の力を信じよう
昨夕小雨の中、種や苗を植えたが今朝の急な冷え込みで遅霜を心配したが、ホッ

手前から
青シソ
越冬に成功した苺(わらで土はね防止対策)プランター2鉢分も健在です
奥のふたつ(緑色)は台所で芽を出したニンニクとねぎ。順調に発育している
そのまた奥は茶豆の苗2本とエダマメ(奥原という種類)の種の床
冬野菜で失敗したので”ひとつの穴に3粒”の言いつけを守る
種は袋にいっぱい残るし、来年はもう美味しく出来ないというし・・・・


えっこらやっこら準備したけど、こうして写真に撮ると、まるで箱庭だ
それでも土の力を信じて夏を待とう
そうそうミニトマトの苗も4本植えたんだっけ
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土筆

2007年04月25日 | 暮らしの積み木
暇な毎日に笑う
夫が散歩コースから土筆と蕨を採ってきた。ではと覗くと腰を抜かしそうなほどある
信州では土筆は食べないと地元のおじさんは言う。
こごみじゃ、蕨じゃ、ふきのとうじゃ、タラの芽と騒ぐのに・・・

  はかまを取り除いてこの量だ

土筆料理ってほどのことではないが三品
1.炒め物 ゴマ油でゆっくり炒め、甘辛い味付けに小ねぎパラパラ。
   歯ごたえが良すぎるので予め二つに切っておくほうがベター
2.いつもの煮物に卵とじ
3.てんぷら  これはいける!



悲惨なワラビ
灰をまぶして灰汁抜きし24時間おくとレシピにあったが、ズルズルになってあえなくアウト

  原形はこんなに美しかったのに・・・・
もう一度採集の元気があれば、灰汁抜き法を変えよう

いずれにして山菜はてんぷらが一番美味しい。そうだ鹿塩温泉の天然塩だ!
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戸谷峰

2007年04月23日 | トレッキング
雨のち輝く七変化という名のモミジの若葉

ローマは一日にして成らず-------------確かに
自宅から見る燕岳、里から眺める常念岳。せっかく近所だから死ぬまでに一度自分の足で歩いてみたい。
4月13日 松本のNPO法人「やまたみ登山学校」開校式に参加。1年間のプログラムである
基本の『き』を学ぼう。正しい歩き方、地図の見方、必要な装具などの机上講習9回と実際のトレッキング11回で、日帰りや山小屋1泊もある。
冬山までは望まない!

4月22日は松本市の東北、戸谷峰登山。もちろん日帰りである。有名な山というわけではなさそう。
いざいざ行かん
  新品は靴とパンツのみ
曇りのち雨予報だが、遠足じゃないから雨対応の勉強も必要だわいと出かける。
自宅から午前8時集合の場所まで車で45分。初めての道を走るのは不安だった。
さぁ、出発前の持ち物点検。これだけは用意というものとストックの使い方で本日はスタート。



登り始めがすでに1000メートル地点。そりゃそうだろう、我が家の標高が約600メートルだもんね

頂上1629メートルを目指し歩き始める。いきなり急勾配と斜面の細い道である。こりゃ大変だぁと思ったが、道々小さい花や珍らしい樹木の説明に足を止めるので、何とか頂上へ到着した。時期がもう少し遅ければニリンソウの群生が見られるのだそうな。
ランチ45分休憩を含み往復6時間のトレッキングだった。
写真左:頂上ではガイド4人による山菜のてんぷらサービスに舌鼓
写真右:私の弁当。昨夜の残りものたけのこご飯のおにぎり2個と焼き鳥、トマト、手作りふき味噌
アウトドアにはおにぎりだけで充分だけど・・・
写真左:山頂から遠く北方向に「常念が見える」とつぶやいたら隣の人に「あれは横通岳だ」といわれ、夢を破られた
写真右:二等三角点。等級は頂上地点からどのくらい広い範囲で見渡せるかを表しており、一等に富士山がある・・・とガイドから説明を聞く。するとここの展望は広いのだ。
ここで学習:
□サイト拝借による三角点の説明1
地図をつくるために行う三角測量において、測量の基準となる地点。そこに設置した標識。一等から四等まであり、一等三角点は一辺約45kmの三角形を構成するように設置されている。三角点は、見晴らしが良く、測量がやりやすい場所に作られるので、山の頂上にあることが多い。しかし、頂上(その山の最高点)を示すものではない。三角点には、頂面に+の印をつけた角柱型の標石(柱石)が地面に埋め込まれている
□サイト拝借による三角点の説明2
一等以下四等までの三角点は、地殻変動その他を知る重要な点であるので、一等18cm角、二等と三等は15cm角、四等は12cm角の御影石(花崗岩)若しくは硬質の岩石の標石(形状は別記)を、その地点に埋設してあり、上面の中央に+が刻まれてあって、その中心が三角点の位置であり、高さである。
ふ~ん、三角点石を計測しなかったが、15センチ角より大きかったような気がする。二等が右書き、点の文字が點と旧漢字であるから古い設置だということがわかる。三角点の設置・管理は、太平洋戦争以前は主に陸軍参謀本部陸地測量部が、戦後は国土交通省国土地理院が行っている。
というから、国土地理院の地図には設置山に△のマークがあるんだ。
まだある
三角点の石を壊すと、測量法の規定により2年以下の懲役又は100万円以下の罰金ですぞ

いくつかの山の写真をみると頂上に神社や祠があることが多い。我有明山もそうだ。これからは、あれば祠を撮ることにしようと思う。登山者の安全を祈る祠もあれば、里人や村人が願いを込めて積み上げたものもあるだろう。歴史や風土を見守ってきた祠にはきっといい顔があるような気がする。

こわいけど愉快:
熊棚(くまだな)ってご存知?
左:登り途中にガイドから説明のあった熊棚
右:下りでカメラマンがよじ登って棚の中を探索
帰りにはきっと・・・ともくろんでいたに違いない。覗いた彼は「まさに芸術!」と感嘆の声をあげた

熊が餌をとるために、ドングリなどが実った木の上に上り、安定して座るところをこしらえて、そこから枝を引っ張りながら実を食べる場所。熊出没の山ということより、あんな細い幹と枝によくぞ・・・・と感心する。機会があれば芸術作品を見たいものだ。

珍しいものでは:
我近所では高すぎてきっと見られない唐松の花。白いしゃくやくの蕾

余裕たっぷり:
帰りの休憩時間に寝転んで撮影の、径路目印の中部電力鉄塔と倒木の樹皮
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カタクリ三段とび

2007年04月20日 | 庭まわり
朝7時の外気温5℃ 午後3時には20℃
この気温が本日の決め手

待ちわびた”ひとつだけのカタクリの花”は
Hop・・・昨夕

Step・・・・今朝7時

Jump・・気づいたのは午後3時
身長:茎のてっぺんまで12センチ、花の先端まで13センチ。こんなチビ子にやきもきしていたのだ

ん?蕾の写真では紫色なのに、開花するとピンク色
花の生態なのか?それとも太陽光線の加減か?はたまたカメラ技術のせい?
まっいいか、とにかく---------------咲いた。
深く広く根をはるカタクリは、来年何処にいくつ花をつけるか楽しみである
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飛ぶ鳥の勢い?

2007年04月19日 | 庭まわり
私の人生ではない。我が家にやってくるカワラヒワのことである

羽の美しさを撮りたくて粘るが、どうもうまくゆかない。写真集や図鑑に載っている羽を広げた写真は、うますぎる

三脚の前で粘ること40分
やっとこさ撮れた写真がこれ!
しか~し羽をひろげると黄色・・・の証明写真ではある。
シジュウガラと違い、一度わずかに上昇してから横飛びになることが多いので、焦点は合わせやすいはずなんだけどなぁ
おまけ:
枯葉の大整理をしたので、鳥が土を啄むようになった
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命の重さ

2007年04月18日 | つれづれ思うに
ここ数日、午前6時の外気温が5~6℃。今日午前11時でやっと10℃。もちろん要暖房
昨日午後、一転にわかにかき曇ったかと思うと白い粒子がパラパラでなくバタバタと降ってきた
みぞれやあられより角ばった粒子に見えたが、気象用語では直径5ミリ未満が霰(あられ)、5ミリ以上が雹(ひょう)とされているが、計測しなかったので判別できない
すわ!イチゴ せっかく越冬したんだから・・・・・5分ほどで止んだ


毎日事件・事故がが続く。やりきれない
車好きの男性が強盗に抵抗して亡くなったニュースもたまらない。
映像でみる限り、垂涎級の車をオープンエア・ガレージで保管するのは無理だなあと思う。そして盗難警報器の依存性にも限界があるようだ。
大阪時代のマンションの駐車場で、夜中に他家の警報機が鳴り響き困ったことがあった

命を落として車を守るのは辛い
密かに車内タグを装着し、GPS機能で盗難車の追跡が出来るようにするというアイディアはどうだろう?
抵抗して怪我や死ぬこともなく犯人を御用に出来る可能性-------はあると思う。
いつも感心するのだが、悪いヤツは私よりはるかに頭がいい、と。
 
余談
大阪の被害者の母親はさすが関西のおばちゃんである。悲しみを抑え、自分の息子のこととは思えないスタンスでインタビューに応じていた。時折笑みまで見せる。

私には到底出来ない対応だった
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救世主

2007年04月16日 | 駅&鉄道
小雨に濡れる山麓線沿いのシダレザクラ(コヒガンザクラは間違い)

久しぶりに聞く言葉は、北海道から発信
愛嬌あるDMV(デュアル・モード・ビークル)  ある時はバスに、ある時は電車として・・・・

鉄道⇒バスへ10秒で変身。スムーズな変身だったと乗客の感想

      バスと鉄道の乗り継ぎロスタイムがなく便利と乗客の弁

              試験的営業走行を終えて無事帰還
  鉄路ではカタンカタンと鉄道の味もあったと乗客の興奮を伝える

世界初のバス&鉄道両用車両は、過疎による鉄道事業の救世主としてJR北海道の快挙だ
開発中だよ~の報道から何年になるだろう。すっかり忘れていたが、テレビのニュースで目覚めた。
試験的営業走行は網釧線「藻琴」⇔「浜小清水」で、オホーツクに面した路線とは心憎い演出です
期間中の予約はほぼ満席。試験的走行から本格営業開始になる日を待とう
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常念を見よ

2007年04月15日 | 安曇野とその周辺
臼井吉見氏の小説や随筆に登場する名物校長が、朝の訓示に「常念を見よ」と繰り返す場面がある
彫刻家の荻原碌山も毎日常念岳を見上げて育った

燕岳のように毎日眺める事はできないが、常念岳もそれはそれは素晴らしい山である
田圃が続く細道に突如現るこの光景!

遠くに常念岳を背負ったコヒガンザクラと道祖神(サクラはこの2本だけ)


掘金は土地探しの折「地価は安いし、電線を見ずして常念が眺められる」と勧められた所で、因縁浅からず親しみを持つ。
この場に居合わせたプロのカメラマンから、構図のアイディアを頂いた。
いつもより上等の撮影が出来たと自画自賛・・・当然か

ついで1
我が家のカタクリが一輪だけ咲きかけている
 身長6センチ。毎日更新中

ではと掘金の秘密の群生地へ行ったが、まだ群生とまでは・・・来週末が見ごろだろう
結んで開いて・・・・どっちが先だ? 右は陽を浴びている時 左は陽が蔭った時

ついで2
ほりで~ゆ四季(安曇野市営)の温泉へ。ここの露天風呂は常念岳が美しく見えるのがウリ
 人が居ないのを幸い露天風呂に浸かって撮るとこんな具合
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