蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

紙薪ペーパーログメーカー  その後

2008年12月27日 | 暮らしの積み木
今朝6時半の外気温-7℃。積雪2センチほど。
昨日はー3℃。連日ストーブの出番だ


18日掲載した紙の薪は、加湿器としての効用・・勿論古新聞のリユースとして・・決断した!
 庭田工業のホームページから拝借画像

ペーパーログメーカーRe  汗と工夫の改良型はこうだ
1,ハンドル
握る部分を丸く回転するようにしました。これによって手の痛さの緩和と力が伝わり易くなり、以前より力がいらなくなった。
2,ボックス上部の縁
部材を折り曲げて手に優しくし、指の甲側のケガを防ぎました。
3,U字型底板
指を引っかけ易く部材を延ばし、若干厚さを変えました。これにより、脱水圧縮後の取り出しが楽になりました。
 
庭田工業社長の商品に対する心意気に反応してしまった。
私にとって衣服もそうだが特に(半)耐久消費財には『丈夫で長持ち』が身上だと思う。惚れた弱みとでも言おうか?
あらら、古女房も・・・丈夫で長持ち

2日後だったかWeb注文した。。。。「あなたから買いたい」を申し出たところ
『この商品は、一つ一つ手作りということもあり、たくさんの在庫をご用意することが容易ではありません。年末年始を控えていることもあり、次回販売開始は1月20日以降となりそうです。
発送可能な時期となりましたらメールにてご連絡させていただくことも可能ですが、 大変お待たせすることになりますので、ご検討くださり再度のお返事をお待ち致しております』

「待ちます」となった。今は古新聞をせっせと保管している

最近になって、庭田工業の過去の社長のブログを読むと、独自の改良型を盗用の上販売していると嘆く記事があった。しかし多くの励ましを受けて再起。ぐじゃぐじゃ御託を並べず販売再開したようだ。

男気あり

おまけ
裏庭に一瞬キツネ!と思ったが、尻尾から判断して見慣れぬ野良犬君。ネコはいるが犬は初めて


もち米を買った有明の販売店の裏から。田んぼのはるか彼方に見える鉢伏山か高ボッチ高原(?)の雪
最近まで美ヶ原だとばかり思っていた(ハハハ)


白馬のスキー場がホクホク顔と報じる。よかったよかった
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サザエさんの美術館

2008年12月26日 | 安曇野を離れて
所要で東京へ。
東部田園都市線「桜新町」で下車。懐かしい香りのする桜新町商店街を通称”サザエさん通り”(画像拝借)と呼ぶ。
長谷川町子姉妹がこの地域に住んでいた縁である。
シャッターや通り沿いのちょっとした空間にも、サザエさんのイラストが・・・
市民がいかにサザエさんを愛しているかが窺える
そして歩きながらクスッと笑いを誘われる


駅から5~6分に長谷川町子美術館」「がある



なかでも磯野家の間取り模型と家系図が楽しい

今企画展は町子さん姉妹が蒐集したお気に入りの絵画の展示は「絵の中の動物たち」
収蔵品は有名とか無名とか油絵とか日本画とか・・・・とらわれない。
町子さん作の絵や彫像もある

そのすぐ横に地域の市民公園があるが、愛称はやはり


サザエさんも見あげたかな?


商店街の夕暮れの外灯にリボンが続く。さわやかな印象だった


辛い社会情勢の今、心から笑える日が早く来るよう祈るばかり
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ギャラリー・シュタイネ

2008年12月24日 | 安曇野とその周辺
今日24日から冬季休業に入った安曇野ギャラリー・シュタイネ

メイン道路におしゃれな案内板があり企画展の案内が掲載されている
  今日からはclose

わが家からは散歩道の林の中

派手さはなくひっそりとお客を迎えるアプローチ

入り口のオブジェ


滑り込みセーフで訪れたのは、X'mas Box 2008 「ちいさなおうち展」 
館内の暖かさはオーナーの人柄そのものである
企画展はガラス工芸、陶、木工、彫金など贅沢なおもちゃ箱のよう。

近づくと、マシュマロの上に家が・・・乗っかっているような。穂高の松原さん

これはびっくり!陶工芸 池田町の小久保さん




あれこれ目移りするが、必ずお気に入りがあるもんだ。この度は

陶芸の長谷川正治氏の「聖者」3体のうちのふたつ

経歴を見ると埼玉県出身、千葉県富津市在住のかたで、常滑や松本ゆこもりで個展を、松本クラフトフェアに参加ともあります。

館内の奥まった壁に、静かに「小さなおうち展」を見守っていた花器。
 池田町の小久保さんの作品です
今日やっと自宅の壁に掛け、林で見つけた実とつるを飾った

ざらざらごつごつした感触が好きです

気障ですが・・・・安曇野は心がほろほろする田舎街です

ギャラリー・シュタイネの来春を待つ
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ごみいけはふこうげん

2008年12月20日 | つれづれ思うに

大好きだった大ぶりの鉢が欠けた。ボンドで修理するも、もう食器には使えない。
林から失敬した実、緑の葉をつけた細いノイバラ(?)、大阪からついて来たポトスの一部、美容院からちぎってもらったガジュマル。
お気に入りの盛鉢で、水だけでも元気に楽しませてくれる

さて本日のお題
たまたまチラッと聞こえた「ごみいけはふこうげん」
こうげんだから、まずは地名だろう。

わからん時のパソコン頼り

とんでもなく素晴らしそうな高原だ。「五味池破風高原」
北信州・須坂市にある。

よくわかる案内を北信タクシー会社のホームページから拝借
須坂市観光協会の説明には
「五味池とは大池、苦池、西五味池、よし河原池、つつじが池の総称。この周辺には100万株をこえるレンゲツツジが群生し、花の盛りの6月下旬には高原一帯はツツジの花で彩られます。牧歌的な情緒あふれる高原からの、北アルプスの眺めも格別です。
須坂長野東 I. C.・須坂駅より車で60分」
おぉ北アルプスが見えるんだ。ツツジの紅葉もいいらしい。

須坂といえば蔵の町。しっとりとしたたたずまいの町だ。江戸時代からの豪商・田中氏の田中本家博物館へいったことがある。
安曇野からの道順は、明科から長野駅へ。長野電鉄長野線で須坂まで。結構遠い

一度行きたいと思っていた滝 米子大瀑布も須坂。冬は、標高が高いため凍結のおそれがあり通行禁止となるそうだ

ちっと遠いが、来年のスケジュールに加えたい
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紙(古新聞利用)の薪

2008年12月18日 | 暮らしの積み木

初冬の風物詩。安曇野では「鳥へのプレゼント」と表現する

ほかの地方ではどんな表現をしているかな?


先日来、メディアで見かける古新聞利用の薪作り
今朝も・・・・テレビNHK放映から拝借 ※注:abnではなくNHKでした。訂正しました
左:古新聞の山   右:出来上がりの薪
中棚荘では、来客に提供の新聞を従業員が薪を作り、ストーブのそばで、乾燥させている

左:木材と同じように燃えるって   右:煙も同じに見える


海外でも普及している『ペーパーログメーカー』という商品。
薪の作り方を紹介・器具の販売をしているホームページを探すと・・・・
自然の風
庭田工業
今タイムリーな商品だけど、価格がまだ高いのと、実際のところ手間を考えると続けられるかどうか?
環境グッズのひとつで、紹介されたのは家庭用だがNPO法人や福祉・授産施設の新しい仕事として開拓されるようだ

提案
豆炭形のものがあればアウトドア用に便利だし、ペレットストーブにも応用できる小形サイズもあれば、販路拡大に繋がるんじゃないかな?
薪ストーブとペレットストーブは互換性がないので不便なんです。

余談
小諸市の人気旅館『中棚荘』が利用していると映像があった
当日記では2006年2月中棚荘へ”リンゴの湯”温泉入浴に出かけている
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あちこち散歩道

2008年12月17日 | 安曇野とその周辺
冷えてきた。11月中旬から半年間は暖房の世話になる。
めげずに雪を被り始めた山を眺めながら歩くと・・・・

白馬方面を望む。中央のMは鹿島槍ケ岳(今年登ったんだ)


霧の朝の有明山は仙人が棲むような山になる


霧の朝の中房川沿いはこんな景色


おっ! この田んぼ道の先は、借りている畑へと続く


左:ん?牧場にあるような”草包み団子”  
右:やっぱり! おはよう。来年はよろしく



里へ向えば・・・複雑な造形の柿の木に会い


友人の好きなマユミの実(・・のはず)を発見



いつ歩いても飽きない安曇野の道は、ありがたき哉
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穂高駅

2008年12月11日 | 携帯投稿
霧の朝
また白い季節の到来だ。
実家の母を訪ねるため、駅へ。
おっ!電光掲示板がある。
松本駅発の"あずさ"と"しなの"の4~5本をリアルタイムに表示している。
近代化の波?…がヒタヒタ。
自動券売機も今風にリニューアルした。なになに大人の休日倶楽部のチケットも買えるぞ。あららJR東日本管内だけだから、京都大阪へは今まで通り窓口へ。
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野沢菜の歴史

2008年12月10日 | 暮らしの積み木
幼い頃からお茶づけ文化を持たなかった私は、漬物にもあまり関心がなかった。
信州に移住後、食文化の豊かさに触発されたり、縁あって農家さんと知り合ったりで・・・
2回目の野沢菜漬けが終わった。
信州ではお茶タイムには漬物が、たいていの和食屋で野沢菜が並ぶほどです。
そして、漬け方や味はインドのカレー料理と同じで家庭数ほどあります。

そもそも野沢菜は、京都方面が出自だそうです。
『野沢菜の歴史』
北信州の住吉屋さんのホームページが素敵なので拝借。

付録
『郷土色いっぱいの野沢菜漬けレシピ』
畑の師匠直伝です。企業秘密ではないでしょう。むしろ喜んで下さると思う・・・きっと

このような”和からし”を使うのがミソ

地元の大型スーパーにて入手。少量ならS&Bの缶もありました。
残っても”チューブ入り練りからし”より味わい深いから種々に使途あり。

材料は野沢菜10キロあたり
粉からし・・・125g
醤油・・・1000cc 
ざらめ砂糖・・・625g
酒・・・320cc
酢・・・450cc

漬け方(基本は塩付けと同じ)
①洗って束ねたお菜を、茎を下にして干す。
(私は6本くらいを稲わらで束ねている。引きあげる時に便利と伝授された)
②干している間に醤油から酢まですべてを混ぜておく
③束ねたお菜をぴっちり並べ、1段ごとに粉からしをパラパラと振りかける。
 茎を交互に積む
④最後に上から混合液を流す
⑤中ふたに重石をたくさんのせて、水の上がり具合で重石を減らす。
でも水はあまり上がらなかった(干しすぎたのかもしれない)

食べごろは・・・・・
塩付けと同じくらいでしょうかね。時々覗いて味見しよう。

ほかに、煮干をいれたり、味噌を混ぜたり、柿の皮の干したものを加えたり、昆布を混ぜたりと、色々あるようです。
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碓氷線のめがね橋

2008年12月09日 | 駅&鉄道

今はなき旧信越本線の横川~軽井沢間に残る「アプトのアーチ橋」(第6号)

高さ31メートル、長さ91メートルのレンガ造りアーチ橋は明治25年竣工(明治27年に補強工事)
 案の定、落書きあり・・・
いくつかのトンネルを過ぎながら、横川駅まで約5キロが「遊歩道アプトの道」ハイキングコースになっている


トンネル内の照明


振り返ると、待避所と金具がセットで・・・


山側に新線が開通しアプト式の碓氷線は昭和38年廃線となる。
その後新幹線開通によりこの新線も廃線となるが、現在季節限定でトロッコ列車を走らせているそうだ


めがね橋は近代化遺産第1号として登録されていると、安中市教育委員会のボランティア解説員は誇らしげ。
「四季を通じて見て欲しい」とも・・・

余談1
アプト式
2本のレールの間に敷かれたラックレール(凹凸のついたレール)と車軸に取り付けた歯車をかみ合わせて機関車を推進する方式。
勾配が1000分の66.7という国鉄最急勾配にドイツ山岳鉄道のアプト式が導入された

余談2
観光化されていない通過途中の32号。
余談3
信越本線といえば先日D51が走った長野駅~黒姫駅もその一部である

付録
立ち寄った浅間山風景。常念岳や燕岳とともに好きな山だ。
”噴煙を上げている”と思っていたが、蒸気だよと地元の蕎麦やさん

方角を変えて。
北アルプスと違いなだらかな山容で、常念岳や燕岳にも負けない美しさである
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野沢菜

2008年12月08日 | わいわい農園

しっかり霜がおり、上天気を見届けて、今日はいよいよ野沢菜の刈入れ


カマをもっていないので、小ぶりののこぎりと花鋏で対応した。
株は綺麗なピンク色。
太さは大きいと直径6センチあるが、細いのは1センチにも満たない。
これはタネのまき方が乱雑だったのと、間引きの失敗だと思う。
来年への課題だ
 この株も美味しいらしい

朝8時、野沢菜のそばの霜


洗浄後の天日乾燥は3時間。
和からしをふり、ざらめ、酢、醤油、酒の漬け込み液を加えて、結局4キロを漬けることができた


さてさて・・・どうなることやら

余談
和からしは粉からし。今回は60グラム入用に、スーパーマーケットの棚を探すが、見つからない。
中年の女性スタッフに聞くと、判らなくて先輩に問い合わせている。
ヤレヤレ見つかった。
「ところで何にお使いですか?」
野沢菜漬けに・・・・?という顔をしている。
「珍しい作り方ですね。お菜が残っているので作りたい」
ポケットから材料のメモを出すと、彼女はやおら小ノートを出してメモをした。
客とスタッフが反対のシーンに、お互い顔を見合わせて笑う

付録
久しぶりの畑では
大根がんばっている


タマネギはひょろひょろながら健在

畝の空き地ににんにくを植えたが、うまく出来るかな?

宝交イチゴも踏んばる


ほかにア・ラ・カルト的に松本1本ネギの苗、アスパラの苗がスタンバイ
楽しみだ
しかしほうれん草と白菜は完敗。葉物は難しい。夏野菜の実物のように従順でないようだ。
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